うきは市は、福岡県の南東部に位置し、大分県との県境にある。南部には屏風を広げるように東西に連なる耳納連山。北部には雄大に流れる筑後川など、自然環境に恵まれたまちだ。年間を通して様々なフルーツを収穫することができ、観光農園で楽しむフルーツ狩りにも多くの人が訪れる「フルーツ王国」だ。
うきは市では、一年中フルーツを収穫できる
同市のふるさと納税返礼品のカタログが、令和4年11月1日にリニューアルした。掲載数は、約850品。フルーツを中心とした農産物や工芸品、肌触りの良い寝具など、ジャンルは幅広い。
新しくなった返礼品リスト。約850品を掲載
11月から、全ての季節限定フルーツの予約も開始した。例年8月に発送されるシャインマスカットは、1月に受付終了することもある。確実に予約するためには、早めに申し込みたい。
カタログはインターネットで閲覧可能。郵送希望の場合は、各サイト経由や電話でも申し込める。
11月中旬から旬を迎えるのは、柿の王様「富有柿」だ。
柿はビタミンCや食物繊維などが豊富
「西見柿農園」は、四代続く柿専門農園。収穫時期は、1日に何度も畑を回り、色・形・味ともに最秀品の柿を収穫。その日中に発送する。「必ずお尻の部分まで色をつけて出荷することがこだわりです」と、生産者の西見隼耶さん。
柿栽培を60年以上続ける西見柿農園の四代目ご一家
果肉の食感が良く、甘い果汁たっぷりでジューシーな富有柿を100セット限定でお届けする。冬の果物の代表格「いちご」も返礼品の中で人気が高い。
「あまおう」は、あかい・まるい・おおきい・うまいの頭文字
「よかもんいちご」代表の淵上義孝さんは、2007年に自らいちご農園を創業。12種類のいちご食べ比べや幻想的な夜間照明の中でのいちご狩りなど、喜びを作る楽しい農業「エンターファーム」を目指す。
よかもんいちご代表の淵上義孝さん
「新しいカタログを見ながら、ゆっくりと返礼品を選びたい方には、ポイント制が好評です」と同市担当者の渡邊慶吾さん。フルーツ王国から、今年も目が離せない。