総力取材記事

動物とのふれ合いやゴルフで自然を満喫!黒毛和牛や旬食材、こだわりスイーツなど魅力満載!

動物とのふれ合いやゴルフで自然を満喫!黒毛和牛や旬食材、こだわりスイーツなど魅力満載!

動物とふれ合う観光牧場、黒毛和牛も地元で大人気!

大阪府と奈良県の府県境に位置する河南町。山々に囲まれた自然豊かなまちは、観光スポットから農産物、加工品などの魅力に満ち溢れている。

河南町と大阪のまちを一望できるロケーション。夏には有名なPL教団の花火もよく見える
ワールド牧場へと向かう道は「さくら坂」と呼ばれる桜の名所。春になると満開の桜並木が楽しめる

葛城山の麓にある「ワールド牧場」は、「人と自然と動物たちとの心のふれあい」をテーマにした観光牧場だ。

青い空と緑の大地、河南町と大阪のまちの大パノラマは、見た瞬間、爽快感を全身に感じる。支配人の伊藤勉さんは、「春は、ヤギや羊、ウサギなどの動物の赤ちゃんが生まれる時期。桜も見ごろを迎えます」と笑顔で語る。

小動物とのふれ合いや乗馬体験、牛の乳しぼり、エサやりなどいろんな体験ができる
アスレチックや遊具が充実し、様々なイベントも開催。四季折々の自然の中で一日中楽しむことができる
「動物たちは大人しくて人に慣れているので、お子さんも安心してふれ合うことができます」と支配人の伊藤さん

ワールド牧場では、食事も楽しみのひとつ。屋外で豪快にBBQができ、週末には精肉や自家製ソーセージなどを販売する。地元でも「安くておいしい」と評判で、お盆や年末年始には長蛇の列ができるそうだ。ハニワフーズの海原御稔さんは、「ワールド牧場と隣接のゴルフ場に精肉を提供している当社は、大量仕入れにより、高品質でリーズナブルな価格を実現できるんです」と力説する。

「今年の冬は、極上のステーキやすき焼きを家族でじっくり味わってみてください」と語る海原さん
余分な脂や筋は職人が丁寧にカット。その手仕事がおいしさに繋がっている

さらに「黒毛和牛は、A5ランクのよく肥えた大きな牛を厳選。脂のとろける食感と甘さが特長です」と満面の笑みでおすすめしてくれた。

1頭からわずか2kg程度しか取れない希少なシャトーブリアンは、厚くカットしてもやわらかくてジューシー。ステーキで食べるのが一番おいしい
ふるさと納税の中でも精肉はダントツ人気!A5等級の黒毛和牛のリブロースは、赤身と霜降りのバランスがよく、肉の旨みと脂の甘みがたまらない

変化に富んだゴルフコース、宿泊して存分に堪能できる

大人の人気スポットといえば「ワールドカントリーゴルフクラブ」。

豊かな自然に囲まれた丘陵地に位置するゴルフ場。絶好のロケーションの中で初心者から上級者までが楽しむことができ、リピートも多い

7077ヤードの本格的なパブリックコースは、欧米で著名なデザイナーであるリック・ジェイコブソンによるものだ。「距離が長くフラットでありながら変化に富んだコースは、幅広いお客様に支持されています」と語るのは、マネージャーの林敏広さん。

「芝の管理が行き届いているのでグリーンが美しく、プレーしやすいコース。お客様からお褒めの言葉をいただきます」とマネージャーの林さん
16番Hは大阪平野に向かってティーショットを打つ名物ホール

今回、紹介するのは、ゴルフ1プレーと食事、宿泊がセットになった返礼品。3名以上の申し込みを基本とし、ログハウス1棟貸し切りで宿泊ができる。

高級感漂うシックなクラブハウスでは、ゆったりとコースを眺めながら昼食を
まるで高原の避暑地のようなおしゃれな雰囲気が漂うログハウス。グループで1棟貸し切り、夜はBBQを満喫しよう

「家族で訪れて子どもたちは牧場、大人はゴルフを楽しみ、夜は一緒にBBQ三昧、という過ごし方もおすすめです」

今朝採り野菜の直送便や、イチゴ狩り体験で旬を楽しむ

なにわの伝統野菜をはじめ、新鮮な地野菜が買える直売所として人気の道の駅「かなん」は、週末になると近隣の市町村からのお客様で賑わう。

「肥沃な大地と澄んだ空気。山脈からの湧き水で育った野菜は、瑞々しさが違います」と駅長の石原佑也さんは語る。

「お野菜の詰合わせに、道の駅のお得なクーポンがついた返礼品もあります。ぜひ一度、足を運んでみてください」と石原さん

道の駅「かなん」には、約60の生産者から毎朝、採れたての野菜が届く。その中から10種以上を厳選してお届けするのが、「季節のお野菜詰め合わせ」だ。「白菜などの葉物は鍋に、大根は身がしっかり詰まっているので、煮崩れしにくく、味がしみ込みやすいですよ

秋から冬にかけては、白菜やほうれん草、水菜などの葉もの、大根やかぶらなどの伝統野菜が旬を迎える

今年から登場したイチゴ狩り体験は「紅ほっぺの果肉は柔らかいので、収穫してすぐに食べるのが一番おいしいですね」と、笑顔で教えてくれた。

「紅ほっぺ」は、甘さと酸味のバランスがよく、噛んだ瞬間にジューシーな果汁が口の中に広がる。摘みたてのフレッシュな味わいは感動そのもの

100%国産の飼料で育つ、安心・安全な平飼い有精卵

最近は、健康志向や環境保全の意識が高まり、「安全・安心」「体や環境にやさしい」といった食を求める人たちが増えている。河南町に、子どもたちが安心して食べられる卵づくりに取り組む生産者がいると聞き、足を運んでみた。

葛城山の麓へと向かっていくと山々から「コケコッコー」と元気に鳴く鶏のやまびこが聞こえ、複数の大きな鶏舎が見えてきた。

葛城山麓の自然の中で日の光を浴び、新鮮な空気を吸いながら育つ鶏たち。鶏舎で放し飼いにされ、土の上を元気いっぱいに走り回っている

ここがタナカファームだ。「よく来たね」と代表の田中成久さんは、笑顔で出迎えてくれた。

「子どもたちが安心して食べられる卵をつくるために、環境、水、エサのすべてにとことんこだわっています」と田中さん

40年前に7羽からスタートした養鶏場は、増築を重ねて今は1700羽の鶏が平飼いされている。個人のお客様はもちろん、製菓店や飲食店にも利用され、最近ではメディアの取材も多く受けているそうだ。

田中さんは、水、エサ、環境のすべてにこだわり、エサは100%国産の厳選素材を自家配合して安全・安心の卵をつくるという。

安心・安全な卵は、アレルギー体質の人でも食べられるとの喜びの声が全国から届いている

「一般的に飼われている鶏のエサは98%が輸入品だと言われています。その中に含まれるポストハーベスト農薬・抗生物質・防腐剤などが卵アレルギー体質になる原因のひとつだと私は考えています」

澄んだ空気とおいしい水、自家製のエサを食べてすくすくと育つ鶏

エサの材料は、田中さんが全国各地を巡り、安心できる生産者から直接取り寄せている。

「北海道産のとうもろこし、鳴門の塩蔵ワカメ、京都のお豆腐屋さんのおから、国産大豆で作った醤油かすなど、そのまま食べてもおいしいものばかりです」と言う。

醤油かすは、香川県東かがわ市で国産大豆を使い、昔ながらの伝統製法で醤油をつくる「かめびし」から取り寄せている
かぼちゃは田中さんが自ら栽培。そのほかエサの材料となる野菜などは安心できる生産者から直接仕入れる

生卵を食べてみると、それぞれの素材の風味と塩味、卵本来の旨みが口の中に広がり、鼻の奥へと抜けていく。

「この味を出すために長年苦労しました。おすすめは卵かけごはん。まずは醤油などの調味料なしで味わってほしいですね」と田中さん。究極の卵かけごはんをぜひ体験してほしい。

ごはんに白身だけを落としてふわふわに混ぜ合わせ、真ん中に黄身をのせていただく。「いつもとは違う」と思わず声が出るおいしさ

素材の風味を大切にした、子どもに食べさせたいおやつ

次に紹介するオルターは、1976年の設立以来、「ほんものを食べよう」をキャッチフレーズに安全な食を提供している。代表取締役の西川榮郎さんにイチ押しの返礼品についてうかがった。

「アイスキャンデーは、北海道十勝の5戸の酪農家が生産するよつ葉放牧生産者指定ノンホモ牛乳を使っています。アイスクリームは、よつ葉乳業の生クリームや濃縮乳、秋川牧園のたまごを主原料に、当社独自の製法で素材のよさを活かしたもの。ミルク好きにはたまらないおいしさですよ」

よつ葉乳業の生クリームと脱脂濃縮乳など、国内の選りすぐりの原材料でつくるアイスクリームは、なめらか食感と濃厚な味わいが特徴

アイスキャンディーは、甘さ控えめのチョコ味、宇治金時味、プレーンなミルク味の3種類の味を楽しめる。アイスクリームは、濃厚なのにさっぱりとした後味が特徴だ。

アイスキャンデーはチョコ味、宇治金時味、ミルク味の3種類。すべてよつ葉放牧生産者指定ノンホモ牛乳をはじめ、こだわりの原材料を使用。

育ち盛りの子どもはもちろん、家族で安心していただけるおやつとして常備しておきたい。

地元食材と薬膳を合わせた、具だくさんの米粉マフィン

「もともと河南町の野菜が大好き。水がいいのでおいしさがまったく違います。また、無農薬に取り組む農家さんが多く、安心できますね。野菜や果物、卵、米粉などは、周辺で採れる新鮮なものをたっぷり使っていますよ」

そう語るのは、「薬膳なおかし ねこやなぎ」の店主である谷昌代さん。入院・手術をきっかけに人によろこんでもらえる仕事をしたいと思い立ち、大阪市で薬膳を取り入れたお菓子づくりをスタート。マルシェで河南町の生産者と出会い、3年前に移転して古民家でカフェとマフィンの販売を行う。谷さんは、漢方スタイリストと養生薬膳アドバイザーの資格と知識を活かし、体にいいスイーツづくりにこだわる。

漢方スタイリスト・養生薬膳アドバイザーである谷さんは「環境にやさしく、体に良くておいしい、お菓子づくりに取り組んでいます」と語る
河南町産の気流粉砕した米粉を使用。ベタっとせず、ふんわりとした仕上がりになる

「秋冬は空気が乾燥するので、肌に潤いを与える効果が期待されるクルミを使います。また、むくみを予防するココアや小豆、血を補う黒糖やレーズンなどを取り入れ、薬膳のよさを伝えています」と語る谷さんの愛情たっぷりのマフィンは心が和む味わいだ。

地元産の旬の野菜や果物と薬膳を組み合わせた具だくさんの米粉マフィン。真ん中の緑色のマフィンはモリンガを使用したもの。秋から冬にかけては栗やさつまいも、かぼちゃなどのマフィンがお目見え

最後に紹介するのは、雨の日に気持ちをうきうきさせてくれる「桜アンブレラ」。河南町は春になると町内のいたるところで桜が咲き誇り、町全体が桜色に染まる。そんな美しい風景を表現したグッズは長年人気の返礼品だ。

雨に濡れると桜の模様が浮き出る傘は、桜のまちを象徴するアイテムとして企画された

今回の取材で感じたのは、河南町の人たちの新しいことに挑戦する意欲と温かな人柄だ。ぜひ足を運んでいただき、地域の人たちとの交流を楽しんでいただきたい。

河南町のお礼の品のクチコミ

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自治体情報

大阪府河南町(かなんちょう)

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