総力取材記事

丁寧に育てた米、やわらか牛たん、元祖生どら、人気中華3種も!利府のおいしいものをお届け!

丁寧に育てた米、やわらか牛たん、元祖生どら、人気中華3種も!利府のおいしいものをお届け!

手間暇かけて育てた毎年完売の〝特別栽培米〞

東北の中心都市・仙台市から車でわずか30分の距離にある利府町は、交通の便が良く、通勤や通学にも便利なまちだ。特産品は梨が有名だが、ほかにも魅力あふれる品が数多くあるのでえりすぐりをご紹介しよう。

最初にご紹介するのは、宮城県が誇るおいしいお米「ひとめぼれ」だ。

お米を洗う感覚で洗米すると旨みが逃げにくい。炊きあがったご飯はしゃもじで混ぜて、水分を飛ばすのが◎

利府町でも栽培が盛んで、代々米作りを家族で継承している「十三塚農園」では、冷害に強くて味が良く粘りがあり、食欲をかき立てる品種、ひとめぼれを栽培している。品種が同じでも農園によって栽培方法などに違いがあり、それが米の出来に反映されるという。

実が詰まり頭を下げた稲穂。9月には収穫を迎える

「うちの農園で栽培しているひとめぼれは、農薬の使用を減らした特別栽培米です。収穫した米を精米する際には、粒の色の悪いものや、粒が小さいものが混ざらないように、専用機械の色彩選別機を使用しています」(代表・柴田正幸さん)

稲が青々と茂った十三塚農園の田んぼ。農薬と化学肥料を減らしている分、田んぼの管理に手間がかかっている

米作りは自然が相手なので、大変なことも多いと柴田さんは言う。

「米の栽培はすべて共通ですが、春に始まる苗の生育から田おこし、田植え、収穫までに約半年の期間を要して、ようやくみなさんの食卓に届きます。そのすべての工程に神経を使い、トラブルや自然災害がないかなど注意を払い続けるので、栽培期間はとにかく気が抜けません」。柴田さんが丹精込めて栽培したひとめぼれは、全国穀物検定協会で、品質や色艶などが総合的な高得点・高評価を得た実績もある。

「うちのお米は収穫後の温度管理や品質管理も徹底した、安心安全な最高品質の自信作です」と柴田正幸さん

毎年品切れになるほどの人気で、全国からの問い合わせも多い十三塚農園のひとめぼれを、ぜひご賞味いただきたい。

約半年をかけて育てたひとめぼれは、格別のおいしさ。毎年、完売するほどの人気だ

食べ応えバツグンの牛たんと中落ちカルビ

仙台といえば牛たんが有名だが、利府町でも牛たんには特に力を入れている。今回ご紹介する返礼品「丸ごと牛たんスライス」は、たん先の硬い部分を除いた約1本分を丸ごとスライスしたもので、「東北ミート」が製造している人気の品だ。

フライパンやグリルの他に、七輪を使うと牛たんの旨みがさらにアップするのでおすすめだ

「これまでは、スライスした牛たん1㎏を一つのトレーでお届けしていました。しかし、お客さまからのご要望が多かったので、200gの小分けパックの1㎏入りと2㎏入りのセットを新たに作りました。一つのトレーでお届けする牛たんは職人仕込みの特製塩付きなので、漬け込みレシピを見ながら、お客さま自身で好みの味付けをしていただきます。小分けパックセットの牛たんは、味付きでのお届けになります。ライフスタイルに合わせて、お好きなセットを選んでくださいね」(工場長・福田 拓さん)

たん先の硬い部分を取り除いた、やわらかジューシーな牛たん。1kg入りのトレータイプの他に200g入りの小分けパックもある

東北ミートの返礼品を、もう一品ご紹介しよう。牛たんとカルビのどちらも楽しみたいという方におすすめの「中落ちカルビ2種と手切りの牛たんセット」だ。

やわらかな肉質の中落ちカルビは、塩胡椒のシンプルな味付けと、特製のしょうゆダレに漬け込んだ2種類入りだ。その他に、熟練した職人が一枚ずつ丁寧に手切りした、厚みのある牛たんが入った豪華なセットになっている。

中落ちカルビと牛たんは、どちらも味付き。仲間や家族との焼肉パーティーにピッタリ

「中落ちカルビだけでなく、牛たんも特製塩で味付けしてあるので、解凍後すぐにフライパンや炭火で焼いてお召し上がりいただけます。お子さんから大人まで幅広い年齢の方に親しんでいただける味に仕上げてあるので、仙台伝統の味をご家庭でどうぞ」

食べ応えバツグンの牛たんと中落ちカルビを食べながら、家族や仲間とワイワイおうち焼肉を楽しんではいかがだろうか。

「やわらかい肉質が自慢の牛たんと中落ちカルビをご自宅でどうぞ!」と、東北ミート販売のスタッフのみなさん

お店の味にこだわった人気の中華3種セット

次にご紹介するのは、「仙台名物 北京餃子の中華セット」だ。仙台にある創業47年の中華料理店「北京餃子」の人気メニューで、マーボー焼きそば、広東焼きそば、肉餃子の3種のセットになっている。利府に工場を構える「船田食品製造」で製造した中華セットの特徴は、見た目と味がお店で食べるメニューと変わらないという点だ。

2種類の焼きそばは、容器ごと電子レンジで調理OK

「北京餃子のお店の味をそのままご家庭でも楽しんでほしい」との思いから、料理人自らが工場まで出向き、お店と同じ材料、同じレシピで調理を行っているという。そうして完成した料理はすぐに急速冷凍して、風味を逃さないようにしているのだ。

材料、レシピ、調理、すべてがお店と同じ。お店の味そのままが味わえるのがうれしい

「工場のスタッフにレシピを渡して、任せることもできます。でもそれでは、本当の意味でお店の味を出すことはできないと思ったんです。冷凍メニューになってもお店の味そのままなので、仙台から離れて他県で暮らしている方にも、懐かしく食べていただけると思います」(事業責任者・加賀久幸さん)

ピリっとした辛みが食欲をそそるマーボー焼きそばと具だくさんの広東焼きそばは、どちらも具材入りの濃厚なあんがたっぷりかかっているのが特徴だ。

四川風のピリ辛が食欲をそそるマーボー焼きそば
野菜がたっぷり入った広東焼きそば。家で作ったゆで卵を乗せるとさらにボリュームアップ

広東焼きそばは北京餃子創業当時からの人気メニューで、学生のソウルフードとも呼ばれている。手作りの皮を使った少し小ぶりな肉餃子は、パリッとした食感と肉汁が楽しめるのもうれしい。

野菜と肉がたっぷり入った肉餃子。ご飯のおかずやお酒のお供にピッタリ

「オリジナルの蒸し麺を使った2種類の焼きそばは、食感がもっちりしていて、食べ応え抜群です。電子レンジ調理なので、おうちで気軽にボリュームのある中華料理を味わっていただけます。肉餃子は片栗粉が多めについているので、羽付き餃子も楽しめますよ。餃子は焼き方の紙が同梱されているので、参考にしてください」

餃子は多めに片栗粉がついているので、羽付き餃子が作りやすい

あんかけ焼きそばや餃子が好きな方はもちろんのこと、学生時代や旅行で立ち寄って食べた北京餃子の味が忘れられないという方にもおすすめだ。手軽な調理で食べられる中華セット3種を、ご家庭で味わっていただきたい。

「お店の人気メニューをおうちで楽しんでください」と、加賀さん(右)と下垣さん

もっちりふわっとした食感の元祖 生どら

最後にご紹介する返礼品は、仙台の銘菓「元祖 生どら」だ。もっちりした生地の間に、ホイップクリームを配合したあずきやずんだなどのオリジナルあんをサンド。もっちり食感とやさしい甘さのハーモニーが楽しめる、「カラベル」人気の和洋菓子だ。

元祖 生どらは、もっちりふわっと食感が特徴。冷蔵庫で30分~1時間おいて解凍して食べるのがおいしい

どら焼きの生地にあんことホイップクリームをサンドしたお菓子は生どらと呼ばれ、全国各地で販売されている。しかし、1987年に利府で誕生したことはあまり知られていない。

「生どらは当時の社長が考案した、和洋菓子です。開発当時は、ちょうどホイップクリームを使った洋菓子の製造が盛んなころでした。日本人になじみのあるあんこと注目の食材・ホイップクリームを使って、新しい和洋菓子を作ろうと社員みんなで協力し合い、試行錯誤を重ねて完成したのが元祖 生どらです」(工場長・松村 章さん)

「みなさんにおいしいと言ってもらえる元祖 生どらを、これからも作っていきます」(左から)松村工場長、鈴木さん、佐藤さん

全国各地には生どらと名前が付いたお菓子が数多くあるが、それらと元祖 生どらの違いについて聞いてみた。

「元祖 生どらは生地に米粉を配合して、もっちりふわっとした食感に仕上げています。生地に挟んでいるオリジナルのあんはしっとりしていて、甘さ控えめです。開発当初はあずきあんだけでしたが、現在は、ずんだ、チーズ、いちご、ごまが加わりました。カラベルでは、チーズケーキの製造もしているので、その原料のおいしいチーズを元祖 生どらのチーズあんにも使用しています。時代とともに少しずつアップデートしていますが、懐かしさやほっとする味は変わっていません」

1年前に工場が新しくなり、作業性能も大幅アップ。全自動どら焼き機は、1時間に450個の生どらを製造

元祖 生どらはお茶やコーヒーなど、どんな飲み物と一緒に食べてもおいしいが、チーズあんはワインとの相性が良いとのこと。元祖 生どらは、自分へのごほうびとしてはもちろん、お土産としてもおすすめだ。

利府町のお礼の品のクチコミ

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自治体情報

宮城県利府町(りふちょう)

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