総力取材記事
美しい棚田でつくられたお米と人吉球磨地域の名産「球磨焼酎」
熊本県南部に位置する球磨村。人口約3800人、村の88%が山林と山岳地帯で、林業は地域住民の生業のひとつである。村の中央を日本三大急流の球磨川が東西に流れていて、この川の支流沿いには小さな集落が点在している。古くから豊富な水資源と山の傾斜を利用して、棚田での米作りが行われてきた。村内各地域の棚田には、それぞれ特性があり、中でも「松谷棚田」「鬼ノの口棚田」は農林水産省が認定する「日本の棚田百選」にも選ばれている。一部の棚田ではオーナー制度を設けており、決まった年会費を支払って棚田のオーナーになると、収穫した白米を送ってもらえたり、田植えや稲刈り、掛け干し(刈り取った後に束ねて天日に干す)の体験ができる。
注目のお礼の品は、農家の人たちが丹精込めて作ったおいしい「球磨村産米10㎏ 」だ。白米と玄米のどちらかを選べるのが嬉しい。また、米焼酎のトップブランドと名高い、人吉球磨地域の球磨焼酎も多数用意されている。また、村には全長4・8㎞ と九州最大級の鍾乳洞「球泉洞」がある。およそ3億年前に海底にあった石灰岩層が隆起してできたものと考えられており、現在もなお少しずつ侵食を続けているのだとか。見学コースは、ゆっくり周回できる一般コースと、地底探検を楽しめる探検コースの2種類。3億年もの年月をかけて自然がつくりだした芸術品をぜひ見に来てほしい。
球磨村のお礼の品のクチコミ
クチコミはまだありません。