総力取材記事

バターやチーズ、黒毛和牛、幻のジャガイモなど美味の王国。音更町で楽しくおいしい冒険を!

バターやチーズ、黒毛和牛、幻のジャガイモなど美味の王国。音更町で楽しくおいしい冒険を!

空や川から自然を楽しむ、アクティビティ王国・音更町

北海道東部、十勝平野のほぼ中央にある音更町。北海道内にある町村の中では、一番人口の多い活気に満ちたまちだ。国内有数の生産高を誇る小麦・大豆・小豆など、数々の農産物を育む豊穣な大地に恵まれている。

十勝が丘公園広場で熱気球早朝元旦フライトを体験可能。上空30mから望む十勝川や日高山脈は感動的

遥か遠くに日高・大雪連峰を望む、環境も魅力的。希少な野生動物を有し、四季を通じて感動的な景色を楽しめる。雄大な自然に抱かれながらの十勝川の川下り、オオワシやオジロワシを観察するワシ観察クルーズ、早朝熱気球などのフィールド体験も充実。冬はスノーモービルやスノーラフティングなども人気だ。これらアウトドアアクティビティは、十勝ネイチャーセンターなどで実施している。

十勝川ワシクルーズのアクティビティも人気
冬には特別天然記念物のオオワシやオジロワシの姿を見ることも多い。

十勝川の畔には、世界でも珍しいモール温泉の湧く十勝川温泉がある。茶色の湯は植物エキスと岩石ミネラルを含み、天然の化粧水といわれるほど保湿効果が高い。美人の湯とも呼ばれ、北海道遺産にも選定されている。

また町内では、多数の酪農家がホルスタイン種の牛を飼養し、生乳生産に励んでいる。酪農が盛んな理由は、夏も比較的涼しく、澄んだ空気と水と栄養満点の牧草があること。牛も健康第一。良質な生乳を生み出す原点は、豊かな自然にあった。

冷涼な気候と良質な牧草が、健康で元気な乳牛を育む

伝統と挑戦に裏打ちされた、よつ葉だからこそのおいしさ

より良い牛乳や乳製品を、自らの手で届けたい――まっすぐな志を抱いた十勝の酪農家たちにより、1967年に誕生したよつ葉乳業。その十勝主管工場が、まちの真ん中にある。

十勝主管工場。牛乳、バターのほかに、チーズやヨーグルト、業務用の脱脂粉乳等、様々な製品を製造している

同社は創業当時から、生乳など素材本来の味を活かした製品づくりにこだわり、添加物は不使用あるいは必要最小限を徹底。酪農家とお客様を信頼という架け橋でつなぐという企業精神も変わらない。

十勝主管工場チーズ工場チーズ2課の前田梓穂さん(右)と吉田菜々子さん(左)。製造担当者としてコーポレートスローガン「北海道のおいしさを、まっすぐ。」を誠実に支える。中央はコーポレートキャラクターみるる

同時に発展に向けた進化にも挑む。環境対策として、包装容器にバイオマスプラスチックを配合した素材を採用したり、学校給食用牛乳のストローを紙ストローに切り替えるなどの取り組みを行っている。また、公式SNSアカウントを開設し、牛乳・乳製品を使ったレシピや商品情報を発信するなど、オンラインを通じたユーザーコミュニケーションにも積極的に取り組む。

パンにおいしいシリーズは、バターをホイップし、ふんわり軽やかな質感に仕上げ、パンへの塗りやすさを追究。オリジナルタイプと風合いの違いを楽しんだり、目的に応じて使い分けたりできる

製品においては、「パンにおいしい」バターのシリーズなど、お客様のニーズに合わせた商品開発を行っている。他にも、「北海道十勝100大人のカマンベール&ブルー」など、今までなかった新商品を開発、新しいおいしさと感動を届けることにも尽力する。

「北海道十勝100」シリーズの乳原料は、北海道十勝産を100%使用。味わい豊かな全10種のチーズを料理やお菓子、おつまみに
大人のチーズ・バターセットに含まれる「大人のカマンベール&ブルー」。まろやかなカマンベールのおいしさに、青かび特有のコクと香り・旨みが加わった複雑な味わいはワインにぴったり。ミルクの風味が青かびのクセをおだやかにしてくれるので、ブルーチーズが初めての方でも食べやすい

ちょっと贅沢すごく安心、断然おいしいよつ葉のバターやチーズ。クリスマスや正月に向けて揃えておきたい。

エコロジーでエコノミーに、エシカル、笑顔のきのe‐びーふ

ステーキ肉は、サシの入り具合など一枚一枚おいしい状態であることを確認してパウチ

次に紹介する「黒毛和牛きのe‐ビーフ」は、花房俊一さんが食肉メーカーを定年退職後に始動させた北の牧場舎で生産される。

好物の飼料を好きなだけ食べ、好きな場所で好きなことをして過ごす、優しい瞳をした黒牛たち。みんな花房さんが大好き

ここでは役目を終えた経産牛を、ストレスフリーな環境で肥育。飼料は地場産の廃棄資源を活用し、輸入穀物には一切頼らない。「食べてるものが輸入品じゃ、本当の意味で和牛じゃないでしょう」と花房さんは言い切る。牛糞は堆肥としてデントコーンなどの畑へ。地球に牛に人に望ましい、資源循環型の肉牛生産を実現している。

自舎製デントコーンのサイレージ、菓子工場から出た十勝産ポテトの残滓、製粉工場から出た小麦ふすま、砂糖精製工場から出たビートパルプ。オール十勝の自家製飼料

加工は、高度な衛生管理に基づく製造工程を認証する北海道HACCP取得工場で実施。天然氷を用いた氷室熟成で旨みを引き出した肉は、急速冷却冷凍装置3Dフリーザー®でフリージング。解凍時もドリップがほとんどなく良質な食味が保たれる。

6種セットは、きのe-びーふ自慢の赤身の旨さが冴える肩ロース入り。すき焼き・しゃぶしゃぶはもちろん、サッと焼いただけで美味
4種を食べ比べれば、きのe-びーふのおいしさの幅広さと奥深さに感動する

「eは僕のポリシー。エコロジー(環境に優しく)、エコノミー(経済的)、エシカル(倫理的)、で笑顔!」と自身も笑う。食べ手も笑顔に間違いナシ。

美人の湯のモール温泉で磨く、すべすべ美肌のラクレット

同郷のラクレットチーズモールウォッシュとインカのめざめは相性抜群。目に華やかで味わい深い一品が、テクニック不要で完成する

世界的にも希少な泉質のモール温泉で磨いたチーズ「とかちラクレットチーズモールウォッシュ」が、ファンの間で話題沸騰。

醍醐味は入刀の瞬間。封印された豊潤な香りが放たれ、鼻腔をくすぐる
切り口を温め溶けた部分をナイフで削いで料理にかけて味わう、ラクレットチーズパフォーマンスを自宅で楽しめる

出来立てのチーズを集めて3ヵ月以上、十勝品質事業協同組合内の共同熟成庫で熟成させるのだが、その過程で、モール温泉を使って磨きあげる逸品だ。

十勝管内の工房から集められたチーズが、この共同熟成庫で2~3ヵ月の時をかけ十勝川温泉のモール温泉で磨かれ育てあげられる

「アルカリ性で植物性の温泉が、気高い香りとまろやかな味わいを導きます。クセがなく食べやすい」と、その魅力を事務局長・中林司さんは話す。「美人の湯ともいわれる名湯だからでしょうか。どれもすべすべ、キメ細かで美肌なんです」と営業マネージャー三浦さなえさんが言葉を加える。

おいしい食べ方を尋ねると、「串刺しにして炙り溶け落ちる寸前に食べるBBQが、地元マルシェで人気です」と中林さん(左)、「香りにクセのある表皮を薄く削ぎとれば、お酒のツマミになります」と三浦さん(右)

国内外のコンテストで数々の賞を受賞したことで、広く知られるようになったこの品。世界が認めるおいしさは、一度食べたら忘れられない。事実リピート率はほぼ100%、2回目以降サイズアップしていく方たちばかり。新たなおいしい十勝の顔になっている。

初めて食べる方に人気のセット。チーズが小分けされているので、おすそ分けにも便利

ほっこり甘い幻のジャガイモ、希少品種を農業王国・音更から

最後の品は、前述のとかちラクレットチーズモールウォッシュと一緒に食べたい「インカのめざめ」とその仲間たちだ。

手前左からインカのめざめ、インカのひとみ、インカルージュ。いずれも発芽しやすいため本州の一般的なスーパーには出回らない希少な品
普通のジャガイモより糖度が高く、カロテノイド系色素を多く含有。栗のような風味と食感が特徴

生命力が強い種で常温では芽が出やすく、冷蔵保存が必須。設備が要るため生産農家が少ないことから、幻のジャガイモと呼ばれる。

6月下旬、インカのめざめの紫の花が咲く

髙畑農場の髙畑朋幸さんは、貯蔵のための冷蔵設備を整え、7年前から本格的に生産を開始。髙畑さんのこだわりが詰まったインカのめざめにはリピーターが実に多い。

8月中旬、葉が枯れ込んだインカルージュを試し掘りする髙畑さん。「収穫後、約1.5℃の低温貯蔵庫で寝かせます。甘みや旨みが増してもっとおいしくなるんです」

「旨みが水に逃げるので、レンジ過熱がおすすめ」と髙畑さん。「熟成で甘みが増すので、スイーツに向いているんです。個性的な木の実のような風味も活かせます」とのこと。

病害虫を防ぎ食味を良くするため、10アールあたり130~150㎏もの米糠をまく。さらに大豆カス入りの有機肥料を用い、年5回ほどアミノ酸を葉面散布。ヒマワリを緑肥にして地力を回復させるなど、理想のイモは土づくりから

音更の美味さえあれば、誰もが名シェフ。家族みんなでおいしい時間を楽しもう。

音更町のお礼の品のクチコミ

北海道音更町

北海道よつばの贅沢チーズ11コセット(15,000円)

2024年2月8日 21:36

たぬきままさん

私の住んでる地域では、販売されているよつば製品の種類が少ないので、特産品として頂くことが出来て、本当に有難いです。
よつばのチーズはクセもなく、とても食べやすいので、家族みんな大好きです。

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北海道音更町

くろまめきなこ 100g(1,000円)

2023年12月31日 08:28

やえちゃんママさん

味も香りもよい、黒豆きな粉でした。お正月を待ちきれずお餅にかけて食べたり、ヨーグルトにかけたり、はちみつと混ぜてパンに塗ったり、ホットミルクに入れたりしています。お正月もたくさん活用しようと思います。

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北海道音更町

音更大袖振大豆きなこ 100g(1,000円)

2023年1月19日 16:21

はるくんママさん

風味豊かな、きなこでした。大人は、きなこ餅やきなこトースト、1歳の息子はきなこヨーグルトやきなこミルクを楽しんでいます。お手軽価格でうれしいです。

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自治体情報

北海道音更町(おとふけちょう)

こちらの自治体詳細

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