南房総市は、千葉県の房総半島最南端に位置し、緑豊かな里山に恵まれたまち。海の幸、山の幸が堪能できる千葉県有数の観光地だ。

近年の移住ブームでは、東京から約100㎞圏内という距離感が多くの支持を得ており、特にアウトドア好きから熱い視線が注がれている。人気返礼品は、サザエや鯨、伊勢海老などの海産物。また、市内の宿泊施設で利用できる感謝券は、観光に訪れる多くの人たちの支持を集めている。今回は夏のシーズンに申し込みが多くなる3品を紹介しよう。

「国産うなぎの蒲焼」は、南房総で三代続くうなぎの老舗「新都」から届く。

国産のうなぎをさばき、1尾ずつ関東風に丁寧に焼き上げる。ふっくらとやわらかく蒸し、創業以来80年以上継ぎ足しの秘伝のタレをくぐらせ、炭火焼にすることで、風味豊かな蒲焼に仕上がる。

店の目の前は日本有数のサーフスポットで、「サーファーの滋養強壮にもうなぎは最適！」と推奨している。

気候が温暖な南房総市はフルーツの栽培も盛んだ。

「アクアメロン」は、マスクメロンの温室専用の改良種として誕生した。1本の苗木から、これぞという1玉だけが大切に育てられるため、糖度が集中して高くなる。

口の中でとろける食感と甘さで、毎年、必ず申し込むリピーターがとても多い。
同市は、日本酪農発祥の地としても有名。「近藤牧場」は24時間放牧でストレスフリーな飼育が特徴。

「近藤牧場のアイスクリーム」は、日本では希少なブラウンスイス、ガンジー牛の生乳を使用。卵を使用しておらず、新鮮な牛乳本来の味わいが楽しめる。

アクアメロンとともに、夏のギフトとしても喜ばれている。

「自慢の自然環境を楽しんでいただける感謝券や体験型の返礼品もおすすめです！」（同市ふるさと納税担当者）。

グルメを求めて訪ねてみたくなる。