岐阜県瑞浪市
瑞浪ボーノパークのボロネーゼ6食セット(10,000円)
2023年9月8日 13:20
南西さん
瑞浪市には子どもが進学しているので、応援の気持ちを込めて申し込みました。
ボーノポークという地元のブランド豚を使ったボロネーゼです。
ミートやボロネーゼのソースにありがちなクドさや油感はなく、しっかりと落ち着いたポークの旨みを感じました。美味しかったです。
岐阜県南東部、東濃地方にある瑞浪市は、山々に囲まれた緑豊かなまちだ。良質な粘土が採れるため、古くから陶磁器「美濃焼」の産地として栄えてきた。東西を結ぶ交通の要衝としても歴史があり、市北部を通る中山道の細久手宿や大湫宿は往時の雰囲気を醸す。化石のまちとしても知られ、1500〜2000万年前の地層から、貝類や魚類、動植物など約1500種類の化石が産出された。
飛騨木曽川国定公園内にあり、市と御嵩町とにまたがる鬼岩公園は、巨岩・怪石が見ごたえのある景観を形づくる。もともと春の桜や秋の紅葉の名所として知られていたが、昨年、公園内の岩が人気漫画・アニメの名シーンを連想させるとして、話題を呼んだ。
公園内にある旅館「了山」では、四季を通じて「自然と語り合う」ひとときを過ごすことができる。天然温泉の鬼岩温泉を堪能できるのも魅力的だ。
了山の前身は、現社長の髙木祐司さんの祖父が、大正時代に御嵩町で開業した高級料亭「若松楼」だ。観光の時代を見越し、徐々に鬼岩公園に料亭を移築。その後、旅館を始め、露天風呂や客室などを整備していった。
敷地内のオープンカフェ&ギャラリー「Ryo‐an(了庵)」は、緑の中で過ごせる人気スポットだ。
館内は温泉だけでなく、エステや読書室などの設備も整う。特に、「清潔さ」を大切にし、コロナ禍を機に、館内の内装を徹底的にメンテナンスした。部屋のスイッチやトイレをなるべく触れずに使えるようにしたところ、宿泊客からも好評だ。
「敷地内を散策したり、温泉に入ったり、Ryo‐anでお茶をしたりしながら自然を楽しんでほしい」と髙木さん。日常を離れてくつろいでほしい。
瑞浪市には、美濃焼をはじめとした、生活を豊かにする返礼品も多い。そのラインアップに今年、「生活の木」のハーバルアイテムが加わった。市内に商品本部を構える同社が、ハーブティーやハーブコーディアル、マヌカハニー、エッセンシャルオイルなど8種類のセットを返礼品として提供する。
同社と瑞浪市のかかわりは、1970年代にさかのぼる。1955年、東京の原宿表参道で陶器店「陶光」を開業。陶器会社を設立後、良質な粘土を求めて1973年、瑞浪市で工場・物流センターをオープンした。
その後、社長の重永忠さんは陶器を使ったテーブルウェアの提案から、生活を彩るライフウェアの提案、ハーブティーや、アロマテラピー製品を開発・販売するようになった。瑞浪市の商品本部では現在、世界各地の農場で生産されたハーブなどを検査・加工し、製品として全国各地の店舗などに送り出す。取り扱っている商品数は2000に上る。
返礼品には、同社の製品を使ったことがない人でも、生活に取り入れやすいアイテムをそろえた。モモの香りとマスカットの香りがする2種類のハーブティーと、近年健康食品として人気が高まるマヌカハニーのセットは、気軽に楽しめそう。シトラス系、ラベンダー、グリーン系の精油とディフューザー、枕にかけるスプレーのセットは、アロマ初心者にもおすすめだ。
体の中から健康になりたい人には、西洋と東洋のハーブ素材で作った「私の30日茶」シリーズとマヌカハニー、または「コンブチャ」とのセットもある。
マスクや手指にかけるスプレーのセットなどは、コロナ禍を乗り切る心強いアイテムとなりそうだ。
商品本部の通信販売・物流のマネジャー、水野佳穂さんは「コロナの時代で不安を感じる方も多いと思います。気持ちを切り替えたい時や心を落ち着かせたい時などにもハーブやアロマをご利用いただければ」と話す。
日々の生活に使える返礼品としては、食器メーカー「深山」が開発した美濃焼のお箸が置ける白磁の仕切り皿「イゾラパレットプレート」も取り上げたい。ふちがなく、3つに仕切られた皿は、2009年に「グッドデザイン賞」を受賞。
機能的で、箸とおかず、箸と調味料、薬味などとさまざまな使い方ができる。トップクラスの人気を集める皿の実力を試してみてはいかがだろうか。
瑞浪市の返礼品の中で、最近注目を集めているのが、オーダーメードパターだ。同市は「ゴルフのまち」でもあり、中央アルプスを望む丘陵地を中心に13のゴルフ場が点在している。
ゴルフはドライバーが重視されがちだが、パター選びも重要だ。実に「スコアの4割がパター数」といわれるように、グリーンでのパッティングは、同伴者たちからも注目される。
「日本ジオニック」が提案するパターは「自分の身体特性(くせ)に合ったものが作ってもらえる」と好評だ。
同社は、航空宇宙部品や医療機器など精密機械を中心に、あらゆる機械部品の「試作」を手がけている。
そんな金属加工のプロ集団が、新たなオリジナル商品として、ネックを含めてインゴット(鉄の塊)から削りだすパターを開発した。専務の榎木勇二さんは「プロやトップアマに協力してもらい、試打を繰り返した」と明かす。さらに、大手ゴルフメーカーで働いていた早川徹さんも取締役として加わり誕生したのが「ゼニスパター」だ。現在、大手スポーツメーカーが国内4店舗のみ展開する高級プレミアムショップにも置かれている。
そんな同社が自信を持って返礼品として提供するのが、パターのフィッティングプランだ。専用のフィッティングスタジオで4台のカメラと解析ソフト、ストローク分析機器から導きだされた数値を元にCAD設計、プログラム、5軸のマシニングセンターで削り上げるパターはまさにオンリーワン。新しい武器を手に入れることができる。
密にならずにプレーできるゴルフは、コロナ禍でも注目されている。早川さんは「遠方のかたは電話にてストロークなどの相談もできますのでお気軽にご連絡ください。飛ばすことも大事ですが、グリーン上で最高のパフォーマンスをしてほしい」と話す。
豊かな自然は、豊かな食にもつながる。豚肉本来の旨みが楽しめる「瑞浪ボーノポーク」は、市の代表的な特産品だ。霜降り割合は一般的な豚肉の約2倍で、食べるとやわらかく、甘い。
岐阜県が開発した種豚「ボーノブラウン」と母豚を交配させ、専用飼料で飼育。厳正な基準を満たした肉だけが瑞浪ボーノポークとして認められる。
市内の農産物直売所「きなぁた瑞浪」にある「ボーノポークハム工房〝瑞浪〞」は、瑞浪ボーノポークのロースハムやベーコン、ソーセージなどの詰め合わせを返礼品として提供。どの製品も肉の旨みたっぷり。脂までおいしい。
瑞浪ボーノポーク生産振興協議会会長、早瀬敦史さんは「保存料などの添加物を最低限に抑え、瑞浪ボーノポークのおいしさを引き立てました」と胸を張る。新商品の開発にも意欲的で、生ハム作りも進めている。
この秋からは、「東美濃ビアワークス」が手がけたクラフトビール(地ビール)のセットも、返礼品に加わる。同社は地域資源を活用した地ビールの製造、販売をしようと2020年4月に設立。ベテラン醸造家の丹羽智さんを醸造所「カマドブリュワリー」の醸造長に迎え、ビール造りを始めた。匠の技が光るビールは、販売されるとすぐに売り切れる人気ぶり。返礼品では、その時々のおすすめビールをお届けする。
また、はちみつも人気の返礼品だ。
「堀養蜂園」では、地域で自生する山桜やアカシア、そよごなどの花々から採取した蜜を、完熟するまで待ってから提供する。2021年8月には、カフェスペースを併設した直営店「蜜や」をオープン。こだわりのはちみつを使ったスイーツやドリンクを提供する。
ふるさと納税を担当する瑞浪市市民協働課によると、2021年7月末現在、同市が扱う返礼品は計436種類。ポータルサイトも拡大中だ。あなたの生活を豊かにする一品を見つけてほしい。
岐阜県瑞浪市
2023年9月8日 13:20
南西さん
瑞浪市には子どもが進学しているので、応援の気持ちを込めて申し込みました。
ボーノポークという地元のブランド豚を使ったボロネーゼです。
ミートやボロネーゼのソースにありがちなクドさや油感はなく、しっかりと落ち着いたポークの旨みを感じました。美味しかったです。
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