ふるさと納税ニッポン!

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厳選レビュー

新潟県佐渡市

野生の朱鷺も舞い降りる田の安心安全でおいしい米と酒! 冬の味覚脂の乗った一番ブリ

 日本で最後まで朱鷺が生き続けた島、佐渡市。今、この島では、田舎道を走ると野生の朱鷺が田でエサをついばむ様子が見られる。「農家が普通に米を作っているところに、朱鷺がいる」と加藤酒造杜氏で米農家の佐々木邦基さん。この生きものと共存する田で作られる米が佐渡産コシヒカリ「朱鷺と暮らす郷」だ。  効率や収穫量重視の農業により一度崩れた朱鷺の生息環境を取り戻そうと、佐渡市は2008年から行政、JAそして農家と「朱鷺と暮らす郷認証制度」を取り入れ、環境を取り戻す努力をはじめた。  市が現地をまわりチェックした厳しい条件をクリアする米を作る田の景色は、他の土地と少し違う。畦は除草剤を使わずに人が手で刈るので土手は不自然に茶色くならない。田のふちには江(深み)が用意され、中干しする時期もヤゴやオタマジャクシ、ドジョウなど生きものが暮らせる工夫を残している。冬も田には水を張り、生きものが棲みやすい環境を一年中用意している。  2011年にはそのシステムや取り組みが評価され、世界農業遺産に認定された。現在、認証米になる田は、佐渡市の作付面積の中で2割ほどに広がっている。  自然のありのままの姿を維持することは簡単ではない。「これを朱鷺とか生きもののためだけにやってくれっていうのは難しい。でも、朱鷺と生きもののためにもなって、減農薬でより安心安全な米が増え、食べる人も喜んでくれる。それが農家の収入、経営にもつながって、この取り組みで全員がまわりまわって幸せという循環になる」と佐々木さんは言う。佐渡市へ寄附をすることは、返礼品を味わうだけでなく、朱鷺や生きものの環境を守ることにつながるのだ。

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岐阜県関市

日本一の刃物のまちならでは! 一生モノの最高級包丁を筆頭に伝統の技が息づく逸品が勢揃い

 岐阜県の中央部に位置する関市は「刃物のまち」として海外でもつとに有名。国内の刃物産地としては日本一の出荷額を誇っている。  刃物のまちとしての歴史が刻まれるのは鎌倉時代から始まった。伝承によれば、一人の刀匠が「この地は良質な水と土と炭に恵まれ、刀作りに理想の条件を備えている」と住みついたそうだ。これを機に刀作りが盛んになり、名人と呼ばれる刀匠も数多く輩出するようになった。中でも「関孫六」と呼ばれる人物は評判が高く「折れず、曲がらず、よく切れる」と称賛された関の刀作りの礎を築いたとされている。  時代の変化とともに刃物作りの技術は家庭用の包丁や鋏などに転用されていき、今の関市の基幹産業となっている。関市の返礼品は刃物関連が充実しているが、まちのプロフィールからすれば当然と言えるだろう。  その返礼品の中から最初にご紹介したいのは、貝印株式会社が展開する「関孫六」ブランドの「ダマスカス三徳包丁」「鍛造オールステンレスキッチン鋏」「ツメキリ type 102」だ。 「関孫六シリーズは、当社の中では代表ブランドとして位置付けられています。ブランドの由来はもちろん名匠・関孫六から。芸術性が高く、切れ味の優れた刃物作りを追求した刀匠へのリスペクトが込められています」と語るのは貝印の三品順司さん。今回の取材ではツメキリの工場に訪れ、三品さんには「ツメキリ type 102」の製造工程を案内していただいた。 「このタイプは軽い切れ味が特長で、デザイン性にもこだわっています」。使っている素材は強度と耐久性に優れた特殊鋼で、これをプレス機によって爪切りの形に一枚一枚打ち出していく。次に溶接で2枚を1つにし、加熱。その後、焼き戻しという工程を経て、刃先を研磨。ここまではほぼ機械で行われるが、最終仕上げは人の手による作業。製品一つ一つを手に取って、切れ味や仕上がりを丹念にチェックしながら微調整を加える。細部へのこだわりが感じられた。  完成した製品は高級感にあふれており、所有欲をくすぐるデザイン。爪の手入れが楽しくなりそうだ。  他の2つの返礼品についても説明していただいた。「ダマスカス三徳包丁」に関しては「複数のステンレス素材を32層に折り重ねることでダマスカス模様を描き出し、刃の部分は高硬度の最高級ステンレス刃物鋼を採用しました」。切れ味は抜群で、見た目の美しさにも定評があるとのこと。手にした時のバランスのよさも強調しておきたいポイントだ。 「鍛造オールステンレスキッチン鋏」に関しては「強靭性はもとより、刃の部分に細かな凹凸をつけているので、切る時に滑りにくい特長を備えています」。すぐに分解できるので洗浄も簡単。衛生的に使える点でも安心だ。  名匠・関孫六の名にふさわしい高技術が息づく貝印の逸品たち。ぜひ、長く愛用していただきたい。

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北海道池田町

十勝池田の人と自然が育てたワインや菓子や木炭で、いつもの暮らしをもっと豊かに

 北海道の東部、十勝平野の中央やや東よりに位置する池田町。人口約7000人の小さなまちは、1963年に日本で初めて自治体主導でブドウを育てワインを造り始めた「ワインのまち」として名を馳せる。1974年には、まちのシンボル「ワイン城(正式名称:池田町ブドウ・ブドウ酒研究所)」が完成し、館内見学ツアーや無料試飲、例年10月第一日曜に催されるワイン祭などで人気沸騰。年間約20万人の観光客が国内外から訪れる、北海道有数の観光スポットとなっている。  一方、建設から44年が過ぎ、老朽化、耐震化の課題も浮上。そのため現在、それら課題の解消と共に、文化活動拠点としての機能充実などを目的とする改修プロジェクトが進められている。2019年度に工事完了、2020年にはリニューアルオープンする予定だ。  このプロジェクト最大の目的は、ワイン城を単なる「モノづくり」施設から、池田町だからこその情報や文化を町民と観光客が共有できる「コトづくり」拠点へと、更なる魅力拡大を図ることにある。リニューアル後の構想の一例を挙げると、ワインセミナーの開講や地産品のマルシェの開催、町民による文化イベントの実施など。ワインのまち55年の歴史を基盤に、次なる十勝ワイン100年創成をめざして、地域からも外からも愛される城へ、大きな進化を遂げようとしている。  改修に要する財源の一部2000万円は、ふるさと納税のシステムを利用したクラウドファンディング(CF)でまかなう計画である。寄附金は1万円から。返礼品は「40年もののブランデー」や今は購入不可能な「オールドビンテージワイン」の他、寄附者専用の「プレミアムガイドツアー」など(寄附金額により異なる)。CFの受付は、2018年12月末まで。品によっては数に限りがあるため、興味があればぜひ早々に池田町・企画財政課企画統計係・松岡一栄さんまで、気軽にお問い合わせいただきたい。

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高知県四万十市

巧みな技で焼き上げた地然鰻、幻の「四万十牛」に香り高き鮎。四万十育ちの天然ものを堪能あれ

 高知県の西南部、日本最後の清流・四万十川の中流から下流域に位置する四万十市。全長196kmを誇る四国で一番長い大河は300を越える支流を集め四万十市から太平洋へと注ぎ込む。鮎や川エビ、ツガニ漁など伝統的な川漁文化が今も伝えられ、川から享受する豊かな恵みに溢れる同市は「川とともに生きるまち」でもある。 四万十市のふるさと納税は平成20年に始まり、ここ2年で返礼品の数は80品から250品へと3倍ほどに充実し、寄附額も年々増加している。「山川・海が揃う四万十市はおいしいものが沢山あります。また物だけでなく体験型の返礼品にも力を入れたいです」と四万十市観光協会の水本美幸さん。 返礼品の約3割を占めるのがウナギ。「四万十屋」は、川魚を出す店として始まったが「ウナギといえばここ」といわれるほど、今やウナギが名物となっている。「おいしそうに焼けちょうろう」と、焼きを担当するのは川漁師でもある佐田明生さん。「焦げたようでもないし、生のようでもない、煙の加減で見極めるがよ。長年の勘やね」と続ける。「串打ち三年、裂き八年、焼き一生」というが、ウナギはどう焼くかが大切。焦がさずに皮と身の両面にしっかり火を通し、秘伝のタレに絡ませる。基本の材料は醤油、みりん、砂糖だが、素焼きにした頭と骨を入れることでウナギの脂と旨みが混ざり、味に深みが生まれる。  川漁師が惚れ込んだのが「地然鰻」。数少ない天然ものの代用として農業と同じように池に敷き詰める土作りからこだわり、薬品を一切使用せず自然に近い環境で養殖する。高知県内で獲れたシラスだけを一般的な飼育期間の2倍となる1年半~2年をかけてじっくりと育てるため身の締りがいい。「厚みがあって脂が乗ってるから時間がたってもやわらかい」と佐田さん。味わいは天然に迫る。

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奈良県生駒市

スイーツやアウトドア用品、不動の人気を誇る工具箱などリピーター続出の返礼品!

 生駒市は、奈良県西北部に位置し、大阪から最短約20分という地の利から、大阪のベッドタウンとして発展してきた緑豊かなまち。「生駒市は、『住みよさランキング』で県内1位(2018年・東洋経済新報社調べ)、『子育てしやすい自治体ランキング』では関西3位(2017年日経BP総研調べ)なんです。市は、子育てサポートをはじめ、教育環境の充実、医療などの公共施設や休日などに家族で出かけるレジャースポットの整備など、さまざまな取り組みを行っており、調査結果は取り組みの成果といえるのではないでしょうか。また、2018年7月、ふるさと納税寄附の使い道として、来年夏までに市内の小中学校にエアコン設置を決定したところ大きな反響がありました」と語るのは、生駒市課税課の上野綾香さん。  生駒市は盆地のため、7月の最高気温は、30年前と比較すると平均3・9℃上昇している。子どもたちの熱中症を防ぐためにエアコン設置が急務なのだが、それには約15億円の費用が必要。「全国の皆さまの支援をお願いしたいと思っています」と上野さん。そこで気になるのは返礼品の顔ぶれだ。最初に紹介するのは、「たけひめプリン本店」代表取締役の緒方亜希野さんが手がける酒粕を使った白いプリン「たけひめRプリン」だ。緒方さんは結婚を機に生駒市で暮らし始め、緑豊かでおだやかな空気感が漂う生駒が大好きに。生駒ならではの素材でスイーツを作ろうと思い立ち、400年前から生駒の名水で酒を醸してきた上田酒造の酒粕を使ってプリンを開発。酒粕を使ったプリンは、清らかな白さから生駒の竹林で生まれたお姫様の頬を思わせた。この白いプリンを「たけひめRプリン」と名付け、2012年「生駒市の新しいお土産コンテスト」に応募したところグランプリを受賞。受賞を機に「ほのかな酒粕の香りが他にない」と評判に。今や生駒を代表するスイーツとして愛されている。このたけひめRプリンは、1万円以上の寄附でもらえる。  次に紹介するのは、キッチン・アミアのオーナー藤谷友さんの「やまとぷりん」。栄養満点でコクのあるブランド玉子「美人たまご」を贅沢に使用した同商品は、カラメルの代わりに吉野葛を使ったクッキー型のスプーンを添えており、「クッキースプーンでそっとすくって食べると、一層、味わい深い」と人気。「『クッキースプーンが折れないようにプリンを食べる競争』を楽しむファミリーも多いんです」と藤谷さん。1万円以上の寄附で申し込める同商品、先の競争を家族で楽しんでみては?

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山梨県甲斐市

芳醇な味わいの珠玉ワインにリピーター続出の馬刺しと煮貝。極上の甲斐の味に酔いしれよ!

 山梨県の北西部に位置し、南北に細長い甲斐市は、北部は国の特別名勝・昇仙峡やワイナリーなどの観光名所があり、南部は、清流・釜無川の恵みを受けて、豊かな農地と市街地が広がる。  日照時間が長く、昼夜の寒暖差があり、雨の少ない甲斐市の気候は、ワイン用のブドウ栽培に適しており、市内には、「サントリー登美の丘ワイナリー」「敷島醸造」「シャトレーゼベルフォーレワイナリー」の3つのワイナリーが、それぞれ魅力あふれるワインを造っている。  そんな中、ワイン造りにかけては、100年余りの歴史を持ち、日本ワインの先駆けでもある「サントリー登美の丘ワイナリー」を訪れた。ここから生まれたワインは、数々のコンクールで輝かしい受賞歴を持つ。 「よいワインは、よいブドウから生まれます。ですから、土作りから始まって、ブドウの栽培、収穫、醸造、熟成、瓶詰めまでを一貫して行っています。毎年、この土地ならではの個性あふれるおいしいワインが生まれています」と語るのは、サントリー登美の丘ワイナリーの窪田千恵子さん。  甲斐市の返礼品でもワイナリー自慢の珠玉のワインがラインナップされている。 「『登美の丘』は、ワイナリーの名前を冠した代表的なワインです。赤・白ありますが、特に白は、日本固有の甲州種から造られたワインです。ふつうは9月頃から収穫をしますが、実がしっかり熟した10月頃に収穫して造るので、すっきりとした辛口でふくよかな味わいに仕上がっています。『登美』は、徹底した収穫制限により、最高品質のブドウだけを使用した最高峰ワインです。『登美 赤2014』は4種のブドウを絶妙にブレンドして造られており、繊細さや奥深さを併せ持つエレガントなワイン。『登美 白2016』は完熟したシャルドネを使い、芳醇な味わいに仕上げました」(窪田さん)  そして、ここで作られた日本初の貴腐ワインにも注目してほしい。  貴腐ワインとは、成熟したブドウに貴腐菌が付いて、特定の天候条件がそろったときのみ貴腐ブドウへと成長し、そのブドウから貴腐ワインが造られる。1房のブドウでも貴腐化の有無がわかれるので、一粒一粒ピンセットで集めて1本の貴腐ワインに仕上げていくため、非常に希少性が高い。 「黄金色をした『登美 ノーブルドール』は、蜜のように甘くて芳醇な香り。デザートワインとして楽しんでください。お祝いなど特別な贈り物としても喜ばれますよ」と、窪田さん。  甲斐市の返礼品の中でも人気のワイン。市内3つのワイナリーから、ぜひともお気に入りの1本を見つけていただきたい。

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北海道広尾町

ふっくら絶品ししゃもと、まち一番のジンギスカン、サンタランドからの本物ツリー

広尾町は広大な十勝の最南端に位置するまち。平成30年、広尾町は150年を迎えた。同じく「北海道」も命名されて150年。北海道が命名された年にできた町は多くはない。町内では「つくる、つなぐ。広尾町」を合言葉に節目を祝った。  町内の十勝港では季節ごとに毛がに、鮭、ししゃもなどが豊富に水揚げされる。広尾のししゃもは日本一になるほどの漁獲量を誇る。しかし、乱獲を防ぐため漁期は10〜11月のわずか3週間だ。貴重な広尾産のししゃもを扱うのが岡嶋水産。社長の岡嶋 秀司さんは「ししゃもは川に遡上して産卵します。広尾で獲れるししゃもは遡上前の脂が乗って卵も熟した一番いい状態。うまいですよ」。  ご紹介するのはたっぷりと卵を抱いた大メスだけを40尾。10月から解禁された新物をお届けする。

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長崎県松浦市

業者も舌を巻くトラウトサーモン、高級魚クエ、活き車海老は天下一品!
野菜&カステラも見逃せない

〝食のコンパクトシティ〞を名乗り、食と観光に特化したまちづくりを進める松浦市。この冬、注目の返礼品といえば、市場に出たばかりのトラウトサーモンだ。初出荷は、2017年4月。本まぐろやとらふぐに続く、松浦の養殖魚として成長が期待されている。「輸入物より歯応えがあり、脂臭さがありません。まずは刺し身でこの味と食感を体験してください」と保栄水産の宮部俊和さんは胸を張る。そしてもう一つのオススメは、高級魚クエ。他県の専門業者も太鼓判を押すほどで、皮の下にあるゼラチン質をしっかり残す加工技術もおいしさの秘訣だ。「身も旨いんですが、プルプルのゼラチン質がたまらないんですよ」。鍋のシメの雑炊も最高と宮部さん。  また、不動の人気を誇る冬の海産物は、福島にある養殖場で育つ車海老だ。東興産業の香川義男さんは、「よい車海老を育てるには、よい環境から」と、毎日水中に潜り、車海老の健康状態をくまなくチェック。清潔で生命力あふれる飼育環境の維持に努めている。「抗生物質などの薬品は使いません。飼料も国産の最高品質のものだけを使用しています」ときっぱり。  こうして育った健康な車海老は、時に箱から飛び出るほど元気いっぱいだ。活きたまま豪快に食べる躍り食いから、天ぷら、塩焼きなど、さまざまな料理で、活き車海老ならではのプリップリの食感を存分に堪能してほしい。

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高知県越知町

プリプリ「土佐文旦」はもはや定番!
「虹色の里」の香り高いお茶と本物!? 造花に採れたて野菜

 深い緑の山々の谷間を、何度も水質日本一に輝いた「奇跡の清流」、仁淀川が流れる。川には「沈下橋」がかかり、のどかな景観を形づくる。  高知県中央部の越 知町は自然豊かな、美しいまちだ。カヌーやラフティング、キャンプといったアウトドアのメニューも豊富で、2018年4月には、アウトドアブランド「スノーピーク」のキャンプ場もオープンした。  ふるさと納税の返礼品も、野菜や果物、米、お茶、天然アユなど自然の恵みぞろい。なかでも、これからの季節に味わいたいのが「土佐文旦」だ。  果実はプリプリながら、むいた時にべとべとせず、さわやかな酸味が楽しめる文旦には、毎年リピーターが殺到する。山あいの岡林農園を訪ねた。「おいしい、あんしん。」を掲げる同園の岡林富士男社長は「農薬や化学肥料を使わずに、自然の中で育てています。食べると違いが分かりますよ」。農薬に頼らないため、スタッフは日々、懸命に虫や病気と戦う。橋本大さんは「虫は手で取ることから始めて、地面をシートで覆ったり、銀紙を使ってみたりと工夫しています」。こうした試行錯誤が、文旦の味わい深い甘さとほろ苦さにつながっているのだ。  仁淀川に面し、自然が生み出すさまざまな恩恵を受ける「虹色の里」、横畠地区で作られたお茶のセットも注目だ。藤岡製茶は1960年代から茶葉を作り始め、現在は約2・7ヘクタールの茶畑で栽培する。水出しの煎茶を飲ませてもらった。透き通った優しい色合いのお茶から良い香りが漂う。飲んでみると、しっかりとした濃 い味だ。「朝晩の寒暖の差が大きく、春先には霧がかかる谷間で育てると、おいしいお茶ができると言われています」と生産者の藤岡 純子さん。土づくりのために広い茶畑に敷き草を入れ、農薬を使いたくないと、雑草の刈り取りや虫取りは手作業だ。丹精込めて作られたお茶は、何杯でも飲めそうだった。

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福岡県宗像市

明太もつ鍋、新鮮な金目鯛、昭和懐古のカレー、蔵元の甘酒…
宗像で生まれる九州名物の数々!

 「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群」が、2017年に世界文化遺産に登録された福岡県宗像市。海や山などの豊かな自然、長い歴史、文化を背景に魅力あふれる名物を生み出している。  宗像市のふるさと納税でバツグンのリピート率を誇るのが辛子明太子メーカー「海千」の「博多めんたいもつ鍋」だ。「もつ鍋が大好物。自宅でおいしいもつ鍋が食べられたら幸せ」と商品開発に乗り出したのは井川英治社長だ。もつがおいしいこと、地元宗像で伝わる味を活かすこと、そして明太子を加えておいしい味に仕上がることにこだわり抜いた。もつは品質の良い国産牛もつだけを、徹底的に洗浄して臭みを取り除いた。熱を通しても大きさとプリップリ感が味わえるように手で切りそろえる。スープは宗像で親しまれる醤油をベースに社員全員で試食を重ねた。明太子には、塩分控えめで旨み豊かな自社商品の「匠」を選定。少し甘みのある醤油スープに、明太子の旨みが広がる。博多名物の辛子明太子ともつ鍋、どちらも楽しみたい欲張りな人にうってつけだ。

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栃木県栃木市

オンリー栃木市の逸品揃い
幻のうなぎに高級イチゴ国産メトロノームは音が違う

 巴波川沿いに蔵造りの建物が立ち並び、江戸情緒を感じる風景が残る、栃木県南部の栃木市。昨年度は総額1億円のふるさと納税を集め、さらなる躍進を狙う同市総合政策課の石橋一宏さんは、「栃木市ならではの返礼品で勝負したい」と意気込む。  その1つが名店・うなぎ料理専門店せしもの「共水うなぎのかば焼き」。共水うなぎは静岡県大井川町のブランドうなぎで、提供する店は全国でも40軒ほど、同県では同店だけ。天然うなぎに近い風味と、通常のうなぎの4倍の栄養価を誇り、手で容易につかめないくらい、活きがいい。  曽祖父の代から続く川魚にまつわる家業を継いだ、店主・瀬下知也さんは、このうなぎに惚れ込み、東京麹町にある有名うなぎ店で5年間修行を積んで、うなぎ屋を始めた。  共水うなぎをできたてで味わってもらうために、店は完全予約制だ。直前にうなぎをさばき、手早く串打ちする。かば焼きは備長炭で焼いてから、24〜29分蒸し、秘伝のタレを3度つけて焼く。1度めは色付け、2度めは味付け、3度めは香り付けのためという。 「うなぎをタレに入れるたびに、うなぎのエキスが入る。こうしておいしいタレが育つんです」と瀬下さん。店に出すのと同じかば焼きを、マイナス25度で瞬間冷凍してから真空加工し、冷凍便で発送してくれるので、店の味をそのまま楽しめる。分厚くてふっくらした身は脂が甘いが、しつこさはない。さっぱりしたタレがうなぎの旨さを引き立てている。店内の「宇宙一うまいうなぎ屋」の貼り紙に偽りなしだ。

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神奈川県鎌倉市

伝統と革新のまち・鎌倉人気のヒミツはここにあり!
江ノ電・とら焼き・鎌倉彫

 毎年約2千万人以上の観光客が訪れる古都・鎌倉。社寺巡りやショッピングだけでなく、自然を満喫できるハイキングコースも充実しており、紅葉狩りでも多くの人でにぎわう。  鎌倉駅に降り立つと、鳩が描かれた黄色い紙袋を手にする人が多いことに気付く。「鎌倉といえば鳩サブレー」と言われるほど有名な、豊島屋の鳩サブレーだ。「素材は、小麦粉、砂糖、卵、バターとベーキングパウダーのみ。シンプルな材料で作る素朴な味が、長年親しまれる理由の一つだと思います」と話すのは、豊島屋本店長の小山晃さん。バターたっぷりのサクサクした食感。一口食べれば、懐かしい鎌倉の思い出も共によみがえる。  定番銘菓の次は、最新洋菓子を紹介しよう。ミシュラン1つ星の鎌倉山倶楽部のシェフパティシエ石田時光さんが作る「鎌倉山産ハチミツのとら焼き」だ。開発のきっかけは、鎌倉山で採集された希少なハチミツ「kamahachi」の生産者との出会い。鎌倉の自然の恵みを受けた焼菓子を作りたいと、試作を繰り返し完成した。「生地に混ぜ込むハチミツは、一度加熱することでしっとりやわらかい生地に。中央のガナッシュに混ぜるハチミツは、風味を最大限活かすために、無殺菌の生ハチミツを使用しています」と、こだわりを教えてくれた石田さん。上質の平飼い卵「天美卵」、純米酒、チョコレートなど全ての素材を厳選。まさに石田さんの集大成ともいえる、最上級の焼菓子だ。

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熊本県上天草市

リピーター殺到! 今年の冬は最高級のトラフグをご家庭で
食通も唸らせる鮮度と旨さに驚嘆

 天草諸島の玄関口にある上天草市は、温暖な気候に恵まれた食材の宝庫。返礼品の中でも、有明海や八代海( 不知火海)など豊かな漁場に育まれた天草の海の幸は、特に高い人気を誇る。今回の目玉である「天草とらふぐ てっさ・てっちり満腹セット」は、〝フグの王様〞と称される高級魚トラフグを家庭で気軽に楽しめる贅沢なセットだ。提供するのは、トラフグの養殖業を営む「天草海産」。海上で養殖する業者が多いなか、ミネラル豊富な天草の海水をくみ上げ、水槽で飼育する陸上養殖にこだわっている。時化や赤潮など自然環境の変化による影響を受けず、トラフグのストレスが軽減されるためだ。さらに、水流を起こしてトラフグの運動量を増やすことで、引き締まった美しい白身を実現している。  「餌が命です」とは専務の太田雄三さん。10年かけて改良を重ねたオリジナルの餌は、国産の新鮮な魚と栄養価の高い飼料を混合し、自社の造粒機で粒状にしたもの。トラフグの成長に合わせて、餌の量や種類を変更していく。さらに毎月、獣医がトラフグの健康状態をチェック。「長年の経験をもとに、健康を徹底管理しています」と太田さんは自信をのぞかせる。手塩にかけて育てられたトラフグの身は脂質が少なく、引き締まった身の食感と上品な甘みが格別。そのおいしさは全国の有名ホテルや百貨店、全国展開の寿司店などでも広く支持されている。

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茨城県龍ケ崎市

杯グラスに咲く、日本の花!
「カガミクリスタル」が誇る伝統工芸士がつくる江戸切子

 東京・上野から常磐線で約50分。2020年を目標に、龍ケ崎市の玄関口・佐貫駅は龍ケ崎市駅へと名称を変え、広大な牛久沼湖畔には、道の駅を建設予定など、まちは大きな変貌を遂げようとしている。  このまちに、製造から加工まで一貫して国内で行う、日本で唯一のクリスタルガラス専門メーカー「カガミクリスタル」の本社・工場がある。宮中晩餐会や迎賓館での夕食会などで使用される同社の食器は、まさに日本を代表する最高級品。龍ケ崎市への寄附者の約6割が、同社製品を選ぶほど、人気は絶大だ。「クリスタルの魅力を最大限に引き出すために、デザイナーも職人も一番大事にしていることは、ガラスの立場になって考え、創作するということです」と話すのは、カガミクリスタル主任デザイナーの石塚和明さん。いつも念頭にある言葉は「単純・明解・理屈抜き」。食器自体が魅力を放ち、一目見た瞬間にその美しさを感じることができる食器作りを目指しているという。  返礼品の中で一番人気は「江戸切子冷酒杯」。伝統工芸士の鍋谷聰さんが、グラスをのぞいた時に見える底のカットにこだわった作品だ。まず、その美しさに目を奪われ、グラスを手にすると、しっくりと手に馴染む感覚があった。「5種類の花がモチーフで、日本酒を注いだ時に、花がゆらゆらと揺れて見えます」と石塚さん。現在、生産が追い付かず、商品が届くまで数ヵ月待ち。それでも欲しい、心がときめくグラスと出会えた。

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大阪府河南町

熱烈ファン続出の梅ちゃんビーフ
口の中に入れた瞬間、じゅわっととろける旨さは「チョーうめ〜」

 大阪府と奈良県の府県境に位置する河南町は、歴史と桜のまち。日本最大級の双円墳として有名な金山古墳があり、春には町内のいたるところで桜並木が美しく咲き誇る。近畿エリアの家族連れを中心に多くの観光客が訪れる人気スポットを巡りながら河南町自慢の返礼品を紹介しよう。  最初に訪れたのは「ワールド牧場」。金剛山の麓にある観光牧場は、河南町と大阪のまちを一望できる絶好のロケーションの中で140種もの動物とのふれ合いを楽しめる。この牧場で飼育するのは、チョーヤ梅酒の漬け梅を与えたオリジナル牛「梅ちゃんビーフ」。梅の実は食物繊維を多く含んでいるので健胃作用で健康なおいしい牛が育つそうだ。「霜降りがきめ細かく、箸でも切れるくらい肉がやわらか い。口の中でとろける食感が何ともいえません」と語るのは、ワールド牧場の支配人・伊藤勉さん。ヒレステーキを思わず「うめ〜」と20箱も申し込む熱烈なリピーターもいるそうだ。

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福岡県古賀市

九州産「とびうめ豚」、たこセット
限定パスタソースに鯛茶漬けどれもこれもおいしすぎる!

 古賀市は博多駅から快速電車で約20分、都会に隣接しながらも、自然が残る静かなまちだ。多数の食品工場を有し「食のまち」と呼ばれる古賀市には、いくつもの有名企業が立ち並ぶ。そのうちの一つ、日本食品株式会社の「とびうめ豚」は、西日本地区・豚枝肉共進会で8年連続金賞受賞の実績を持つブランド豚。九州で飼育され、年間約2800頭だけが認定・出荷される。もっちりとした甘みのある肉質で、どんな調理方法でもおいしく食べられると評判。とんかつやポークステーキ、トンテキなどの料理に使いやすい「肩ロース」。炒め物や焼き肉、豚丼などの料理にぴったりの「バラ焼き肉用」。生姜焼きやカレー、その他どんな料理でも活躍してくれる「切り落とし」。これら3種類をセットにした「とびうめ豚 3点バラエティセット」は、総重量1.5㎏とボリューミー。さまざまなレシピで食卓をにぎわせてくれそうだ。  「たこ三昧セット」は、九州一のタコ加工量を誇る、株式会社カイセイのオリジナル商品。たこ足1㎏分と、各種加工品がセットになっている。特製オイルに漬け込んだ「洋風たこのバジルオイル漬け」は、フライパンでさっと炒めるだけで、おしゃれなおかずが一品完成。ゆでパスタに和えれば、本格的なバジルパスタにも。「たこのペペロンチーノ仕立て」は、ガーリックがきいたパンチのある味。こちらも、パスタに和えればあっという間に本格ペペロンチーノのできあがり! たこ 足はボイル済みなので、自然解凍でそのまま食べられるのが嬉しい。コリコリ食感と旨みを思う存分楽しんで。

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高知県安田町

「土佐あかうし」はとろける旨みダムのない清流・安田川で育つ
絶品の米や野菜にも注目!

 高知県東部、広大な太平洋に面した安田町。町を流れる安田川は流域にダムがない清流で、そこで獲れる天然アユは、全国のアユが競う「清流めぐり利きき鮎会」で二度のグランプリに輝いた。国の重要文化財「魚梁瀬森林鉄道」も有名で、その軌道は現在、日本遺産の「ゆずロード」となっている。  自然に囲まれた町で、いま、熱い視線を浴びているのが「土佐あかうし」。高知県内でしか飼育されていない希少な和牛は、安田町が発祥なのだ。  土佐あかうしの魅力は、ずばり赤身にある。生産者の中野刻光さんは「とにかく赤身がうまい。むつこく(脂っこく)なくてさっぱりしている」とPRする。衛生面などを考えて、壁のない風通しのよい牛舎で、あかうしを含む約60頭の牛を育てる。肉質をよくしようと、えさの牧草も自ら栽培する。  27ヵ月(2年3ヵ月)以上かけて大きく育てた牛の肉は、甘み、旨みが十分なため、地元の人たちの食べ方はとてもシンプル。塩、こしょうで焼く、ステーキがオススメだという。

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山形県山形市

口に広がる甘い脂の「山形牛」と生産者こだわりの旬のフルーツ
籐家具は使い込むほど味が出る

 山形県中東部にある、県庁所在地の山形市は、2018年5月に日本遺産に登録された名刹「山寺(立石寺)」でも知られる。同市の南東には蔵王連峰がそびえ、夏は暑く、冬は寒いのが気候の特徴だ。「この寒暖差のおかげでおいしい食べ物がたくさんできるんです」と山形市商工観光部山形ブランド推進課の髙橋悠希さんは言う。  とりわけオススメなのが、高級黒毛和牛の「山形牛」。寒暖差の大きい山形で育つので、きめ細かいサシがきれいに入った見事な肉質となる。高橋畜産食肉では直営牧場で、蔵王の清らかな雪解け水を飲ませ、一頭ずつきちんと健康管理して育てている。「大切に育てた山形牛を、直営の工場で熟練の技を持つ職人が、それぞれの肉質に適した方法で丁寧に加工しています」と高橋畜産食肉の志藤淳一さん。そのおいしさをそのまま届けてくれる秘密兵器が「プロトン凍結」。磁石、電磁波と冷風をハイブリッドすることで、肉の細胞の破壊を抑え、肉本来の旨みをそのまま凍結する。希少部位のヒレと、適度なサシとコクがあるロースのセットは、旨みがダイレクトに分かるステーキで味わってみてほしい。

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北海道音更町

芸能人御用達の苺大福に
ファン急増中の音更ぎょうざ、よつ葉の乳製品でキマリ!

 「とかち晴れ」といわれる雲一つない青空は、全国有数の日照時間を誇る十勝の特徴で、音更町は十勝のド真ん中。その恵まれた陽射しを味方につけて、農業法人ブルームではブランドイチゴ「十勝 銀龍苺」を育てている。設備の整ったハウス内は、常時イチゴにベストな環境をキープ。ミツバチが受粉を担い、苗床の手入れや収穫を熟練スタッフが手作業で行う。  銀龍苺の魅力をブルームの齋藤響俊さんに聞くと、「糖度は約12〜13度。酸味と甘みのバランスが良く、『苺大福』にぴったり。互いがおいしさを引き立て合います」と話す。熟した粒は早朝に手で摘まれ、一粒一粒ていねいにパッキング。冷蔵庫で数時間冷やされ、当日の夕方に出荷。東京の代官山、新千歳空港(今年11月オープン予定)にある直営店には、「摘んだ翌日の銀龍苺が並びます。『みずみずしくておいしい』と、著名な方も買いに来るようです」と齋藤さんは言う。

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鹿児島県さつま町

「薩摩切子」の光彩にウットリ!
日本一早いタケノコと肉厚・西郷梅
匠が紡ぐ伝統の技を堪能あれ

 水面に輝く幻想的なホタルの光、そこをゆったりと流れる棹差し舟…。このまちは情緒豊かな風景であふれている。南九州一の大河である川内川がまちの中心部に流れるさつま町は、清き水の恩恵を受け、自然豊かな暮らしを育んできた。また、日本一の竹林面積を誇る鹿児島県の中でも同町は「竹のまち」として知られ、古くから竹細工なども盛んな「工芸のまち」でもある。  そんな同町で熟練した職人技が光るのが「薩摩切子」。江戸末期に島津斉彬が作らせた鹿児島県指定伝統的工芸品だ。魅力は色ガラスを彫りだすことによってできる美しい「ボカシ」。一つ一つ職人の手でカットされた紋様にウットリする。   薩摩びーどろ工芸の「二重被せ桜島盃」は人気のある薩摩黒切子に金赤を被せた深い色合い。盃を伏せると桜島のシルエットになる。ふるさと納税返礼品の中でもリピーターの多い商品だ。「弊社は切子の色にこだわっています。一色開発するのに2年かかるんですよ」というのは同社・工場長で吹き師の野村誠さん。2006年には薩摩黒切子を、2014年には薩摩ブラウンを開発した。どちらもこれまでの薩摩切子にない落ち着いた色合いで重厚感がある。「伝統を生かしながら、これまでにないものを作りたい」と職人の心意気を語ってくれた。

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