四国地方の自治体の閲覧数ランキング
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芸西村
面積は40平方キロメートルに満たず、人口は4000人足らずだが「小さくても元気で輝くむら」を目指し、活力のある村づくりに取り組んでいる高知県芸西村。その基板となっているのが、北・東・西に広がる平野で行われている、ビニールハウスなどの施設園芸だ。年間を通して温暖な気候に恵まれており、ナス、ピーマン、花卉(観賞用の花)など多彩な農作物を栽培。害虫を自然の力で退治する天敵農法などの環境保全型農業にも積極的だ。
一方、村の南側は太平洋に向かって開けており、壮大な砂浜「琴个浜」が広がっている。どこまでも広がる平野と太平洋を望むレジャー産業も盛んだ。 -
田野町
高知県南東部に位置する、四国で一番面積の小さい“田園のまち”田野町。江戸時代は、安芸郡奉行所と藩校田野学館も置かれ、土佐国安芸郡の政治・経済・文化の中心として栄えた。町制度が敷かれたのは1920年のこと。田野町は2020年に町制100周年を迎えた。
温暖な気候に恵まれていることから、稲作やナスなどのハウス園芸といった農業が盛ん。また、地酒の醸造も活発である。
歴史ファンには、野根山二十三士の墓もある福田寺、藩主が参勤交代や東部巡の時の本陣として使用していた岡御殿などが有名だ。
また、11月後半から2月にかけて、水平線に沈む太陽の光が屈折し海面からもう一つの太陽が現れるように見える現象が起こることもあり、「だるま夕日」と呼ばれ親しまれている。 -
海陽町
徳島県南部に位置する海陽町は、2006年に海南町、海部町、宍喰町が合併して誕生した。北部、西部には1000メートル級の山々がそびえ立ち、それらの山々を水源とする海部川、宍喰川が、同町南部の海岸線が臨む太平洋に流れ込む、自然豊かなまちだ。
同地は古くから林業、鎌倉時代から江戸時代にかけてはが刀剣が発展し、地の利を活かした海運業でそれらを輸送し発達した。海部川流域で生産された刀剣「海部刀」は歴史ファンにも名高く、大阪冬の陣でも活躍したとされている。
現代では、農業、漁業のみならず、全国シェア・ナンバーワンの地鶏「阿波尾鶏」の畜産業も盛ん。漁業に関しては、牡蠣の養殖に新たなIoTを活用した「スマート漁業」に取り組んでおり、注目を集めている。
鮎釣り、磯釣り、海水浴、サーフィン、シーカヤック、SUPなどのマリンスポーツ、キャンプ場などのアクティビティが豊富なのも海陽町の魅力だ。また、2021年末には町内で、線路と道路の両方をシームレスに走行する「デュアル・モード・ビークル」(DMV)の世界初の営業運行が開始。従来の鉄道車両に比べCO2排出量も少ないため脱炭素化に貢献できるのみならず、災害時のBCP対策の一つとして緊急物資の輸送などにも有効なため、注目を集めている。 -
4 久万高原町
愛媛県の中央部に位置する久万高原町は、2004年に久万町、面河村、美川村、柳谷村が合併して成立したまちだ。平均標高800メートルの自然豊かなまちで、冷涼な気候もあって過ごしやすく、「四国の軽井沢」とも呼ばれる。日本七霊山として知られる西日本最高峰の石鎚山(標高1982メートル)、日本三大カルストのひとつにも数えられる四国カルスト、水質日本一に輝く仁淀川の上流にあたる面河渓など、絶景スポットも多い。まちの面積の90%を森林が占め、2022年1月にENEOSホールディングス、久万広域森林組合とともに、森林を活用した脱炭素社会実現に向けた連携協定を締結。同町の町有林を対象とする森林由来カーボンクレジット創出の実証事業「久万高原町 未来の森づくりプロジェクト」を開始するなど、カーボンニュートラルへも積極的に貢献する。
全国有数の林業地としても知られる久万高原町は農業も盛んで、ピーマンや大根などの高冷地野菜、濃厚な旨みが特徴のトマト、減農薬減化学肥料栽培の「久万高原清流米」など名産品も多い。また、町内にはゴルフ場・スキー場などのレジャー施設も多く、自然資源のみならず観光資源にも恵まれている。 -
5 室戸市
雄大な太平洋に面する高知県。そのなかでも「海」と密接に関わりながら、産業や観光を発展させてきたまちといえば、ここ室戸市かもしれない。
まちの海岸沿い約50㎞には、大地が隆起し続けて生まれた珍しい地形や地質が数多く見られ、世界的に貴重な地質遺産「世界ジオパーク」に認定されている。その地質は地球のありのままの姿であり、ダイナミックな光景をひと目見ようと国内外からたくさんの観光客が訪れている。また、イルカと触れあう「室戸ドルフィンセンター」や、室戸沖に生息する魚類などを集めた「むろと廃校水族館」といった海に関する観光施設も高い人気を集めている。 -
6 土佐町
四国の真ん中に位置する高知県土佐町。「四国の水がめ」として知られる西日本で最大規模のダム「早明浦ダム」や、心癒やされる棚田の絶景など四季折々の豊かな自然と清らかな水に恵まれた里山である。まちの基幹産業は農畜林で、幻の和牛「土佐あかうし」の一大の産地としても知られている。
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7 本山町
高知県本山町は四国の中央に位置し、北は石鎚山地、東は剣山地に取り囲まれた盆地で、起伏に富んだ地形に集落が点在する。
同町の水田のうち80%を占める棚田は標高250~850mに位置し、高い山々に囲まれ霧が発生しやすく昼夜の寒暖差も大きいことから、米や野菜は甘みがあると評価が高い。また、赤身とサシのバランスが良く独特な味わいを誇る幻の牛「土佐あかうし」も名高い。
本山町の「土佐・本山 天空の棚田群」は、“人をつなぎ、未来へつなぐ棚田”をキャッチフレーズに「つなぐ棚田遺産」に選定されてている。次世代に継承すべき稲作技術と美しく広がる棚田、澄んだ川の景色を求めて、同町を訪れる人も多く、近年は都市部からの移住者も増えている。
また、令和元年にはアウトドア拠点施設「モンベルアウトドアヴィレッジ本山」が完成。ラフティングやカヌー、登山などのアクティビティを楽しむことができるなど、地域の観光の中心となっている。 -
8 いの町
高知県中央部に位置するいの町には、「仁淀ブルー」と称され、日本トップクラスの水質を誇る仁淀川が流れる。仁淀川は鮎釣りやカヌー体験などのレジャーが有名だが、土佐の伝統工芸「土佐和紙」の製造にも欠かせない川だ。土佐和紙は仁淀川上流の山間部で栽培された楮を原料とし、仁淀川の清流で漉かれるからだ。
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9 今治市
愛媛県の北東部にある今治市。中心市街地がある平野部、緑豊かな山間部、瀬戸内海に浮かぶ大小の島々など、変化に富んだ地勢が特徴だ。瀬戸内海の島々を橋でつなぎ、今治市と広島県尾道市を結ぶ「瀬戸内しまなみ海道」は、日本で初めて海峡を横断するサイクリングロードが併設されている。潮風を感じながら眼下に瀬戸内海と多島美を眺めようと、国内外から多くの人が訪れサイクリングを満喫しているのだとか。
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10 越知町
高知県中央部にある越知町は、歴史と自然を誇るまちで、その中心には、植物の宝庫であり、安徳天皇が隠れ住んだとされる伝説の山・横倉山がそびえ立つ。麓には、何度も水質がもっとも良好な河川日本一に輝いた仁淀川が流れており、特産品はその豊かで清らかな水や環境を活かして育まれたものが数多い。
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11 香美市
高知県東部に位置する香美市は、市域の95%を山林が占め、緑豊かな美しい景観が広がるまちだ。県内で唯一、海に面していない市だが、ニラやヤッコネギ、ユズ、ショウガなどの農産品のほか、伝統技術を今に伝える魅力溢れる産品がたくさんある。
また、日本三大鍾乳洞の一つ、龍河洞を有し、アンパンマンミュージアム(アンパンマンの生みの親、やなせたかし先生の生誕地)や、自然を活かしたキャンプ場など、観光施設も充実している。そんな香美市の返礼品は、市の魅力を反映した逸品揃いだ。 -
12 鬼北町
愛媛県の西南部で、高知県との県境に位置する鬼北町は、日本で唯一自治体名に「鬼」という漢字が入るまち。町の南方にそびえる鬼ヶ城山系の北に位置し、古くより「鬼北地域」と呼ばれていたことから、その名がついた。
周囲は千メートル級の山地に囲まれ、「日本最後の清流」と呼ばれる四万十川の一大支流・広見川をはじめ、三間川、大宿川、奈良川などいくつもの河川が町内を縦横に流れ、森林・清流・渓谷の三つの自然美に恵まれている。 -
13 高知県
高知県は、豊かな森林と青い海を有する県。北は四国山地を背に、南は太平洋を臨み、西はリアス式海岸、東は隆起海岸の砂浜が続いている。そんな複雑な地形を持つ高知県は、見所がいっぱい。四万十川や仁淀川をはじめとした美しい清流に、桂浜、室戸岬、足摺岬など、絶景スポットも多い。加えて、幕末の志士である坂本龍馬や中岡慎太郎ゆかりの地が点在するなど、歴史スポットも見逃せない。
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14 香南市
高知県東部、土佐湾に面する人口3万3000人の香南市は、北に四国山地、南に香長平野の広がる自然豊かなまち。温暖な気候を活かした果物栽培が盛んなフルーツ王国で、スイカやメロン、柑橘類など逸品ぞろい。山北地区には「山北みかん」の畑が広がり、恵み深い景色を見せている。1年を通して、みかんの栽培が行われているが、時期によって「ハウス栽培」と「露地栽培」の2つに分かれている。これからの季節(10月中旬~翌年の1月中旬)は露地ものが旬。昼夜の寒暖差が実を熟成させ、一層甘みが増しておいしくなるのだとか。
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15 佐川町
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16 四万十市
四万十市は、四万十川の中流から太平洋へと注ぐ河口までの流域に位置する。四万十川は「日本3大清流」の一つに数えられ、青い流れ、緑の川岸という川本来の原風景を残し、人々には多彩な恵みをもたらす。
四万十川は最後の清流と称されるように、川と人のくらしが残り、今も伝統漁法を続ける川漁師がおり、アユやウナギ、ツガニなどの川の幸を味わえる。 -
17 高松市
香川県の中央に位置し、多島美を誇る瀬戸内海に面した高松市。中心市街地には、総延長日本一といわれるアーケード街が広がり、四国随一の繁華街を擁している。豊かな自然と都市機能が調和した魅力的なまちだ。
この地域の特産品といえば、まず思い浮かぶのは「讃岐うどん」だろう。うどん県・香川の中でも、高松市は「うどん(そばも含む)の年間支出金額」全国第一位(総務省統計局「平成30年家計調査」参照)。高松市内にも多くの有名うどん店が軒を連ね、休日にはおいしいうどんを求めて県外から多くの観光客が訪れる。 -
18 八幡浜市
愛媛県の西部に位置する八幡浜市。海に面する段々畑では日本を代表するブランド柑橘が育つ。ふるさと納税の件数・寄附金額は共に愛媛県1位を誇る。その9割を柑橘が占めるというまさに柑橘の聖地だ。