[No.5258-7112]0130姫路革細工 BOX小銭入付 札入「波ピンク」
寄付金額30,000円
いなみちょう
兵庫県稲美町は同県南部に位置する田園のまちだ。町名は、聖武天皇が風景を愛したことでも知られる「印南野(いなみの)」に由来する。印南野(いなみ野)を歌枕とする歌も多く詠まれ、「万葉集」にも「印南野の 浅茅押し靡べさ 寝る夜の け長くしあれば 家し偲ぶはゆ」(山部赤人)や「稲日野も 行き過ぎかてに思へれば 心恋しき加古の島見ゆ」(柿本人麻呂)などが採録されている。
かつては水資源が乏しく農業は盛んではなかったが、ため池や疎水を築いたことで開墾が進み、現在は名前にふさわしい稲穂に満ちた田園のまちとなった。ため池の数は大小合わせて88にものぼり、農業を支えるのみならず観光資源にもなっている。米以外にも、いなみトマト、いなみ野メロン、スイートコーンなど名産品も多い。
ひめじし
姫路市は兵庫県南西部に位置する。瀬戸内海に面し、姫路城や映画『ラストサムライ』のロケ地としても知られる圓教寺など、市内に名所は多い。歴史は古く、大化の改新後に播磨国の国府が置かれて以降、姫路のまちは栄えてきた。江戸時代は城下町として、20世紀以降は工業地帯として、日本の文化と経済を牽引してきた。そして、今、姫路市は2050年までに二酸化炭素の実質排出ゼロを目指す「ゼロカーボンシティ」を宣言。ものづくり産業やエネルギー産業が集積する姫路港臨海部で、姫路港カーボンニュートラルポート形成計画の策定に着手し、周辺地域を先導して温室効果ガスの排出削減を推進する。国際化社会において、姫路市の担う役割は大きい。名産品も数多く、全国シェア約7割を占める皮革産業、最高品質を誇るいぶし瓦、上質の米と水を使って作られた地酒などが知られている。
いちかわちょう
兵庫県市川町は兵庫県の中央に位置する。地図で見ると、まちの形はハート型をしており、「ハートのまち」としても知られている。
1955年に四つの村が合併してできたまちで、町名はまちのほぼ中央部を流れる清流・市川にちなむ。まちの北東部には「播磨富士」と称される標高939メートルの笠形山が位置し、その中腹には孝徳天皇の時代に創建された笠形神社があり、多くの観光客が訪れる。
江戸時代には宿場町として栄え、明治に入ってからは生野銀山で採掘された銀を姫路の飾磨港まで運ぶ道中にあったことで賑わった。昭和になってからは、刀鍛冶の技術を応用して国内で初めてゴルフのアイアンヘッドを生産。国産ゴルフアイアンヘッド発祥の地として知られ、現在もゴルフクラブの製造が盛んに行われている。2023年からはトラック「愛アン8-10号」を活用した情報発信を展開。「動く小さな市川町」として全国を巡回し、市川町産アイアン試打会などを開きながら、市川町とゴルフの魅力の発信に努めている。
あさごし
兵庫県のほぼ真ん中に位置する朝来市。移住者や子育て支援をはじめとするまちづくりが評価され、「2016年版住みたい田舎ベストラン
キング」で、全国1位に選ばれた。
観光名所には、「天空の城」「日本のマチュピチュ」と呼ばれる「竹田城跡」がある。同所が雲海に包まれた姿は見る者を魅了する。また山陰随一の規模を誇る白井大町藤公園には、500mもの藤棚がある。5月の「藤まつり」では、花が咲き乱れ、幽玄な空間を創りだし、訪れる人の目を楽しませている。
かこがわし
加古川市は加古川の下流域から播磨灘に面した兵庫県南部のまちだ。播磨臨海工業地帯の一翼を担う一方で、自然も豊かで播磨富士と称される高御位山からは、播磨平野や淡路島、明石海峡を一望できる。食肉産業が盛んで、神戸ビーフの素牛となる但馬牛のうち、加古川市内の農家で大切に肥育された牛を「加古川和牛」として地元ブランドにしている。
かとうし
兵庫県の中心部、やや南寄りに位置する加東市。国宝朝光寺本堂などの史跡や、バス釣りやボートが楽しめる東条湖などの名所があり、歴史と自然の調和が美しいまちだ。酒米の王者「山田錦」の産地として名高く、国内総生産量の約6割が作られる兵庫県の中でも、加東市産の山田錦は高品質で、旭酒造の「獺祭」をはじめ、各地の酒造会社の名酒に使用されている。
かみごおりちょう
兵庫県上郡町は自然豊かな山あいのまちで、鎌倉時代末〜南北朝時代に活躍した武将・赤松円心が築城した白旗城跡や、菩提寺として建立した法雲寺じなど歴史を感じられる名所も多い。昼夜の寒暖差が大きく、土壌が肥沃で水がきれいなことから稲作が盛ん。毎年、町内で生産されたおいしいお米を決める食味コンクール「米こめリンピック」が開催されている。
こうべし
異国情緒あふれる街並みと、六甲山から見える夜景が多くの人を魅了する、みなとまち神戸。日本一の酒どころとしても知られ、お礼の品には日本酒だけでなく、ビールやワインも並ぶ。
ハイカラでおしゃれなイメージも強い神戸市だが、ふるさと納税においてもユニークな取り組みを多々行っている。使い途は20通り以上。人と猫との共生を掲げる神戸市らしく、猫の保護にも寄附金は活用されている。寄附者からの〈共感〉を重視し、具体的な用途を提示する神戸市だけに、使い途を重視する方にもぴったりの自治体だろう。
しそうし
旨い酒を造る酒どころといえば、必ず挙げられる兵庫県。灘の酒が有名だが、他の地域でも良質の日本酒を製造している。その一つが宍粟市だ。兵庫県内陸部の岡山県側に位置し、面積の大部分は山林。標高1000m級の山々がそびえ、一級河川の揖保川や日本の「名水百選」に選ばれた千種川など美しい水資源が豊富だ。また、同市のある播州地方は昔から日本屈指の酒米の穀倉地帯で「山田錦」や「夢錦」など良質な酒米が豊かに実る。宍粟市は日本酒造りに欠かせない、清らかな天然水と地元で育つ酒米に恵まれた地なのだ。さて、奈良時代の「播磨国風土記」に、宍粟市一宮町の庭田神社で初めて麹を使って庭酒を造ったという記述がある。宍粟市は日本酒発祥の地なのだ。
しんおんせんちょう
兵庫県北部、但馬地方にある新温泉町は、北は日本海、南は氷ノ山後山那岐山国定公園の1000メートル級の山々に囲まれた風光明媚なまちだ。
リアス海岸が続く海沿いの景色は爽快で、地質学的にも貴重なことから、「山陰海岸ジオパーク」として国連教育科学文化機関(ユネスコ)の「世界ジオパーク」に認定され、南に連なる山々は美しい稜線を描く。
また、インパクトのある町名が示す通り、「おんせん天国」でもある。町内には、高温と豊富な湯量で知られる「湯村温泉」をはじめ、「浜坂温泉」に「七釜温泉」、「二日市温泉」と泉質が違う4つの温泉がわき出ているのだ。湯村温泉と浜坂温泉のお湯は、町内の約1200世帯に配湯されているというから驚きだ。
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