ふるさと納税ニッポン!

map

茨城県

茨城県は常陸国の全域と下総国の北部からなっている。関東地方の北東部に位置し、県の面積の約3分の2が関東平野である。耕地面積は北海道、新潟県に次いで全国第3位という広さで、そのため農業生産額も全国屈指。2005年(平成17)8月に、東京の秋葉原とつくば市を結ぶ「つくばエクスプレス」が開通したことにより、東京との結びつきはますます強まりつつある。

出典:『平成の大合併 県別市町村名事典』(浅井建爾著・東京堂出版刊)

厳選レビュー

茨城県大子町

最高値がついた超一級品「橅豚」に、リピーター続出の常陸牛。大子のうまいものが目白押し!

 茨城県の最北端に位置し、日本三名瀑の一つ、袋田の滝で知られる大子町は、自然豊かで風光明媚な町。霊峰・八溝山、男体山などの秀峰を擁し、その山あいを清流・久慈川が流れる。県内随一の奥久慈温泉郷には、癒しを求めて来訪者が後を断たない。そんな見どころ満載の大子町は、うまいものも揃っている。  まずご紹介するのは、八溝山系の広大な敷地で年間9000頭を養豚している「常陸牧場」のブランド豚「橅豚」だ。東京食肉市場銘柄豚協会枝肉共進会で最優秀賞を授与したチャンピオン豚で、東京市場はじまって以来の高値で取引きされた超一級の豚肉だ。なんと和牛よりも高価だというから驚きだ。その豚肉が返礼品に登場したのだから見逃せない。早速、旨さの秘密を代表取締役・矢吹和人さんに伺った。 「うちでは、特別配合のドライ飼料と水を混ぜ合わせたリキッド飼料を1日に数回、給仕プログラムを組んで与えています。制限給仕にすることで、豚は食欲を刺激されて、皿をなめるようにきれいに食べる。そして、食べた後は、たっぷり休養させる。これを繰り返すことで、発育がよくなり、肉質がよくなります。また、スタッフのきめ細かい管理が、豚にストレスを与えないので、肉質がやわらかくなり、品質も均一化する。おかげで、ここ数年の間で、すでに3度も賞をいただきました」。  お墨付きの「橅豚」は、肉色が淡いピンクでサシが入り、脂は白くて甘い。返礼品は、ダイレクトに肉のおいしさが堪能できるしゃぶしゃぶ用ロースとバラのセット。アクがほとんど出ないのも特徴で、さっと湯にくぐらせて豪快にほお張ってほしい。

詳細を見る

茨城県龍ケ崎市

杯グラスに咲く、日本の花!
「カガミクリスタル」が誇る伝統工芸士がつくる江戸切子

 東京・上野から常磐線で約50分。2020年を目標に、龍ケ崎市の玄関口・佐貫駅は龍ケ崎市駅へと名称を変え、広大な牛久沼湖畔には、道の駅を建設予定など、まちは大きな変貌を遂げようとしている。  このまちに、製造から加工まで一貫して国内で行う、日本で唯一のクリスタルガラス専門メーカー「カガミクリスタル」の本社・工場がある。宮中晩餐会や迎賓館での夕食会などで使用される同社の食器は、まさに日本を代表する最高級品。龍ケ崎市への寄附者の約6割が、同社製品を選ぶほど、人気は絶大だ。「クリスタルの魅力を最大限に引き出すために、デザイナーも職人も一番大事にしていることは、ガラスの立場になって考え、創作するということです」と話すのは、カガミクリスタル主任デザイナーの石塚和明さん。いつも念頭にある言葉は「単純・明解・理屈抜き」。食器自体が魅力を放ち、一目見た瞬間にその美しさを感じることができる食器作りを目指しているという。  返礼品の中で一番人気は「江戸切子冷酒杯」。伝統工芸士の鍋谷聰さんが、グラスをのぞいた時に見える底のカットにこだわった作品だ。まず、その美しさに目を奪われ、グラスを手にすると、しっくりと手に馴染む感覚があった。「5種類の花がモチーフで、日本酒を注いだ時に、花がゆらゆらと揺れて見えます」と石塚さん。現在、生産が追い付かず、商品が届くまで数ヵ月待ち。それでも欲しい、心がときめくグラスと出会えた。

詳細を見る

茨城県大子町

全国一位のプリプリ地鶏、手作りおやきに地元秘伝のそば、A5常陸牛は赤身がうまい!

 大子町は茨城県の最北端に位置し、有名な景勝地「袋田の滝」で知られる。山に囲まれ、久慈川の清流が流れる広大な町は茨城県の面積の約20分の1にもなるという。   豊かな自然の中でのびのびと、時間をかけて育てられるのが「奥久慈しゃも」。しっかりした歯応えと深いコクが特徴で、低脂肪。全国の地鶏コンテスト(全国特種鶏 味の品評会)で1位に輝いたブランド地鶏だ。 「シンプルにソテーして歯ごたえと旨みを味わってほしいですね。それから鍋も絶品です。肉から出るダシは普通の鶏肉とは全く別モノ。何度食べても美味しいです」と話してくれたのは大子町財政課の大金真理子さん。  奥久慈しゃも生産組合の組合員によって育てられたものだけが、奥久慈しゃもとなる。ゆとりある鶏舎で通常の3倍の5ヵ月をかけて飼育するため、出荷数は年間5万羽と少なめ。町外でお目にかかるチャンスはなかなかない。手に入れるならこの機会にぜひ申し込みたい。  町内の山あいの道を進むと、郷愁を誘う木造校舎が目を引く。明治時代開校の旧上岡小学校はNHK朝の連続テレビ小説「ひよっこ」など数々のドラマ、映画の舞台となった。  大子おやき学校という変わった名前の学校もある。こちらも明治時代に建てられた小学校。廃校後はおやき学校としておやきの製造販売、おやき作りの体験施設に生まれ変わった。  大子町地域おこし協力隊としておやき学校を切り盛りする飯田萌美さんは「おやきは昔から家庭で食べられてきた、身近な食べ物です。それを現代風にアレンジしたものが大子おやき。地元の具材を使ったバリエーション豊富な餡ともっちりとした食べ応えのある皮が自慢です」と話してくれた。  餡につかう野沢菜やごぼう、りんごなど、素材はできる限り地元産にこだわる。そして、なれた手つきでおやきを形作るのも近所に住む女性たち。正真正銘の郷土の味だ。

詳細を見る

茨城県大子町

品切れ必至の奥久慈しゃもに常陸牛。食べたらわかる最高の大子産米。日本一の究極グルメが揃い踏み!

大子町は茨城県最北端に位置し、日本三名瀑の一つ袋田の滝で知られている。さらに、清流の久慈川、茨城県随一の奥久慈温泉郷、県下最高峰の霊山・八溝山などを有する広大な町だ。  近年流行しているロケ地巡りでは、明治時代に建てられた美しい木造校舎「旧上岡小学校」が人気を博している。NHK朝の連続テレビ小説「おひさま」、「花子とアン」に続き「ひよっこ」での名シーンが印象的な撮影場所となっている。  同町は、2015年に返礼品をリニューアルし、一気に申し込み件数を伸ばした。2016年から約70品目に増えた返礼品には、奥久慈こだわりの特産品が並んでいる。  中でもリピーターが増え続けているのは「奥久慈しゃも」。全国特殊鶏(地鶏)味の品評会で第一位に選ばれたこともある高級地鶏ブランドだ。年間5万羽を飼育している奥久慈しゃも生産組合理事の高安正博さんを訪ね、ブランド鶏肉「奥久慈しゃも」の誕生ストーリーを聞いた。 「大子町で新たな品種作りをと昭和50年代後半に、茨城県養鶏試験場(現茨城県畜産センター)の『ニワトリ博士』と呼ばれる木村茂さんを中心に多くの試験を経て、軍鶏、名古屋コーチン、ロードアイランドレッドを組み合わせた“奥久慈しゃも"が誕生しました」  おいしさの秘密は飼育法にある。奥久慈の大自然の中で、通常のブロイラーの3倍以上もの日数をかけて丁寧に、かつ悠々と育てられる。 「独自に開発した栄養価の高いエサと十分な運動。しゃもは音におびえるので、鶏舎では1日中ラジオをかけて慣れさせています」(高安さん)  こうして大切に育てられた奥久慈しゃもは低脂肪でありながら旨みが濃く、歯ごたえ抜群。野性味たっぷりの味はプロの料理人からも太鼓判を押されている。『ミシュランガイド東京2010』より星を獲得し続けている名店「バードランド」(東京・銀座)をはじめ、北海道から沖縄まで全国の料理店から注文がくる。もちろん同町でも61店の飲食店、旅館で鍋、親子丼、そば、カレーなど、多彩な奥久慈しゃも料理が味わえる。 「家庭では塩とコショウをふって焼くだけで肉の旨みが味わえます。水炊きにすると濃厚なだしがとれ、シメの雑炊は絶品。しょうゆ味のしゃも鍋やすき焼きもうまいですよ(※)」(高安さん)  地元でも12月になると品切れ状態になる奥久慈しゃも。早めに申し込んで、ぜひご賞味いただきたい。

詳細を見る

茨城県神栖市

プロから注文殺到「もの凄い鯖」にまるで果物!ブランドパプリカ。かみすの品はまさに究極揃い!

 サッカーJ1リーグ鹿島アントラーズのホームタウンである神栖市。東京から車で90分とアクセスも良いため、スポーツ合宿の町として多くの人が訪れる。遠浅で水のきれいな波崎海水浴場は、環境省認定の「快水浴場百選」にも選ばれ、一年を通じて美しい日の出が見られることでも有名だ。  2017年は、返礼品の送付を開始して3年目。漁業の町ならではの水産加工品、農産物や鹿島アントラーズのファンクラブ入会権など約50品目を取り揃えている。注目の返礼品が生み出される瞬間を求めて、潮風が香る同市を巡った。  まず訪れたのは、大正時代初期に栽培が始まった市の特産物、千両と若松の生産場。正月準備のため「[お正月飾り]千両・松・花木デラックスセット」が欲しいという家庭も多いはずだ。千両は千両箱に通じる縁起物。松は悪い鬼や邪気を追い払うといわれ、正月花として珍重されている。「まめに水を取り替えて、涼しいところに飾れば1ヵ月程度は持ちます」と教えてくれたのは、ハサキグリーンファームズ研究会会長の山本伊智郎さん。  ピーマン生産量日本一の町らしく「神栖市産のピーマン&ミニパプリカ」も返礼品に登場。生産農家の安藤順造さんは、「ここは砂地で水はけが良いのでピーマンの栽培に適しています。4、5分オーブンで焼いて、鰹節と醤油をかけて種ごと丸かじりがお勧め。苦味もなく、種も柔らかいので口に残りません。どちらも冷蔵庫の野菜室で1ヵ月ほど持ちます」と話す。  パプリカは、「スイートカクテルペッパー」という名をつけてブランド化するほど、甘みが強いのが特徴。糖度が12〜13度で、スイカやイチゴに匹敵する。3色あるうちのオレンジ色は、リンゴのような味と評されることもあり、是非食べ比べてほしい。

詳細を見る

茨城県龍ケ崎市

コロッケの聖地・龍ヶ崎が贈る日本一の龍ヶ崎コロッケと圧倒的支持のほろ甘納豆

 東京・上野から電車で50分。都心から通勤圏の龍ケ崎市は、ハクチョウが優雅に泳ぐ牛久沼に接する自然豊かな町。大人気の江戸切子の伝統工芸品や、肉、米、フルーツと多くの物産に恵まれるが、龍ケ崎は「コロッケの街」としても有名なのだ。  そこでぜひチェックしておきたいのが「Yahoo!ご当地メシ決定戦2014」
で、宇都宮餃子や海鮮能登丼など並居る強豪を制してグランプリに輝いた龍ケ崎コロッケだ。 「コロッケの街・龍ケ崎」誕生の立役者でもあるまいんコロッケ代表、吉田京子さんに話を聞いた。 「市の商工会女性部で、子供たちの心に残る手作りのものを、とコロッケを手作り販売したのがきっかけでした。龍ケ崎で育った子供たちが大人になっても、この町とコロッケのことを懐かしく思い出してもらえたらいいなと考えたのです」  その後、20店を超える飲食店がコロッケ作りを競作して、コロッケによる町おこしが始まり、龍ケ崎コロッケが誕生。この龍ケ崎コロッケの元祖『まいんコロッケ』は、りんごコロッケ、角煮コロッケ等の珍しいコロッケもあり、どれも「お母さんの味」で、これがまた旨いのだ。  高橋肉店は創業68年の老舗。「特産のれんこんを入れ、なおかつクリームコロッケらしいなめらかさを実現するのが大変でしたね」と、社長のさんは語る。日本一になった直後は店に大行列ができたという。日本一から3年、今日も、店には行列ができていた。

詳細を見る

茨城県大子町

目利きが選ぶ「常陸牛」ヒレ肉と
味ランク全国1位の「奥久慈しゃも」

 大子町(だいごちょう)は、日本三名瀑の一つ「袋田の滝(ふくろだのたき)」で知られている。近年流行しているロケ地巡りでは、明治時代に建てられた美しい木造校舎、「旧上岡小学校(きゅううわおかしょうがっこう)」が人気だ。NHK朝の連続テレビ小説「花子とアン」、「おひさま」をはじめ、映画やCMの舞台として数々の名シーンが生まれ、同町の観光名所となっている。  2016年は、約70品目の返礼品を取り揃え、申し込み件数は1600件と倍増(前年比)。中でも一番人気が、「常陸牛(ひたちぎゅう)」だ。 「常陸牛A5等級ステーキ用360g(ヒレ)」(2万円以上の寄附返礼品)を提供している「きらく肉店」は、店主が直接ウシを選別して一頭買いするこだわり。その確かな目利きを求めて、直接購入する寄附者もいるほど。ヒレ肉は1頭のウシの重量のたった3%程度しかとれない希少な部位。さらにA5等級のみを厳選しているという贅沢さも見逃せない。  全国特種鶏(地鶏)味の品評会で第1位に選ばれた「奥久慈(おくくじ)しゃも」も根強い人気。「奥久慈しゃも肉詰め合わせ」(1万円以上の寄附返礼品)は、モモ・ムネ・ササミを計900gとボリューム満点のセット。他にも長時間低温調理し美味しさを閉じ込めた「奥久慈しゃものコンフィ」(1万円以上の寄附返礼品)がある。  また、全国お米コンテストで最高金賞を受賞した「おだがけ米」は、昔ながらの方法で手間暇かけて生産されるコシヒカリ。「太陽の恵みを受けて乾燥させたお米は、甘みも粘りも強く、冷めても色が変わらず美味しい。お弁当にも最適」と、同町財政課の大金真理子(おおがねまりこ)さんも一押し。  奥久慈りんごや常陸大黒、地ビールなど、この他にも特産品が充実。宿泊券も活用して、奥久慈の恵みを味わいに訪れてみたい。

詳細を見る

茨城県守谷市

知る人ぞ知る肉屋の
霜降り常陸牛は
人に教えたくないくらいに旨い!

 つくばエクスプレスで秋葉原まで32分。都心へもゆうゆう通勤圏の、茨城県守谷市。守谷は、利根川、鬼怒川、小貝川と3つの川に囲まれた水と緑のまちだ。毎年、東洋経済新報社が公表する「住みよさランキング」で全国791都市中、守谷市が全国1位に輝いたのは2008年のこと。以来、毎年上位にランクインしている。子供の増加率も、つくばエクスプレス沿線でトップ。全国でも5位。そんな魅力あふれる同市にも出遅れていた点があった。それが、ふるさと納税だ。 「市としては強い危機感を持っていました」と語るのは、守谷市財政課・課長補佐石塚成美さん。「ふるさと納税の人気の高まりで、よその自治体に寄付を始める市民が増えていました」  守谷市は、早々にふるさと納税のシステムを立ち上げる必要に迫られていた。「しかし、守谷なりの難しさもありました。守谷には、いわゆる名所旧跡が少ないうえ、これという名産品もないのです」(石塚さん)。ふるさと納税で自分たちの自治体をアピールしたいが、アピールするに足る名所や特産がないというのは、しばしば耳にする嘆きだ。  検討を重ねた結果、アピールポイントが絞られた。市民の誰もが住みやすいと思う日本一のまち、守谷に、いい店やいいモノがないはずがないのだ。  日本中が知っている名産ではないかもしれないが「お、これは」とキラリと光る、同市にしかないアイテムが続々とリストアップされていった。守谷のふるさと納税本格参入は2016年6月。日本一住みやすいまちの新しい挑戦が始まった。

詳細を見る

茨城県大子町

地鶏品評会で優勝した
ワンランク上の「奥久慈しゃも」

 日本三名瀑の一つ、袋田の滝で知られる茨城県大子町。奥久慈と呼ばれるこの一帯では、寒暖差の大きな気候を生かしたこだわりの特産品が生まれている。  中でも「奥久慈しゃも」は地域を代表する地鶏。全国特種鶏(地鶏)味の品評会では1位を獲得したこともある。低脂肪でありながらコクがあり、どんな鶏肉料理もワンランクアップさせるという。  水炊きなど濃厚なダシを生かす料理が特においしいと語るのは同町財政課・大金真理子さんだ。「お客様にお出しするちょっと上等な鶏肉として、地元でも愛されています。奥久慈しゃも生産組合と契約農家のみなので、生産者の顔が見えて安心。返礼品にある奥久慈しゃものコンフィもおすすめ。調理済みなのでよりお手軽です」。  同町のもう一つの逸品が米。特に、昨年の全国お米コンテストで最高金賞を受賞した「おだがけ米」と呼ばれる天日干しの米は、甘みもツヤも一味違う。「9月中旬頃から収穫した後、稲を日光の下でじっくり乾燥させるとお米のいいところが 引き出されます。甘みも粘りも強く、炊きたては当然ですが、翌日食べてもびっく りするほどおいしいです」(大金さん)。  2015年にふるさと納税をリニューアルし、申し込み件数を一気に伸ばした同町。今後はキャンプ場や温泉での宿泊など、体験型の特典を充実させたいという。奥久慈の恵みいっぱいの大子町に注目したい。

詳細を見る

茨城県龍ケ崎市

うな丼発祥の地、龍ケ崎。
住む人のまごころが詰まる旨い米とうなぎに悶絶

 茨城県龍ケ崎市は、上野から常磐線で約50分。市の北西部に、広大な牛久沼を擁する人口8万人弱のまちだ。同市が本格的にふるさと納税に取り組み始めたのが、2015年(平成27年)3月末のこと。 「龍ケ崎にこれという有名な観光地はありませんが、東京からも近くて、のんびり暮らせる住みやすいまち・龍ケ崎を知ってもらいたいです」(同市企画課・原田徳子さん)。  こういった思いで始まった市の取り組みは、順調に実を結び始めている。返礼品のうち、二大人気品目が、米とうなぎ。ほかにはトマトや江戸切子なども人気だ。九州など、遠方からの引き合いも多いという。  龍ケ崎は、実は「うな丼」発祥の地である。  江戸時代に牛久沼の渡し船の乗客が、乗船前にうなぎの蒲焼きを注文したところ、食べる直前に出航時刻がきてしまった。あわててどんぶり飯にうなぎの皿を逆にかぶせて乗船。船を下りて食べようとしたところ、うなぎがちょうどいい蒸し具合で、とてもおいしくなっていた──。以来、牛久沼周辺ではうなぎをどんぶりにして出す店が増えたのだという。  そんな自慢のうなぎを堪能できるのが、「うなぎ街道お食事券」。食事を提供する4店舗のうち、桑名屋を訪問した。 「やはり秘伝のタレを使っているんですか」という問いに、二代目主人・石引浩美さんは「いやいや、うちのは秘伝のタレなんかじゃないよ」と恐縮したのち、「ただね」と続ける。「お客さんからは『むかし風の懐かしい味だね』と言われるね」。  牛久沼で、うなぎがたくさん獲れたころ、石引さんの祖父が沼で収獲したうなぎを白焼きしたうえ、甘しょっぱく煮込む「煮かば」なる食べ方で食べていたという。 「『むかし風』というのは、おそらくその味に似ているのかな?」とご主人。すると「うちでもよく、煮かばを食べていましたよ」と、同市企画課・原田さんが驚きの証言。彼女自身も幼いころ、祖母が作った煮かばを何度も食したことがあるという。「うなぎはそうやって食べるものだと思っていました」。うなぎは龍ケ崎のソウルフードと言ってもいいかもしれない。この懐かしい旨さをぜひ多くの人に満喫してほしい。

詳細を見る

茨城県古河市

高級ホテルで提供されていた
極上の常陸牛を
ふるさと納税のために確保

 茨城県の西端に位置する古河市。2005年(平成17年)に旧古河市・総和町・三和町の1市2町が合併して誕生した。利根川と渡良瀬川に囲まれた自然豊かな古河市は、古河藩の城下町として、また日光街道の宿場町として栄えた面影を随所にとどめている。  同市では2015年(平成27年)9月、ふるさと納税の返礼品を、5品目から57品目へと大幅に増やした。リニューアル後、寄付額はわずか2週間で1000万円にまで跳ね上がった。その後も右肩上がりに伸び続け、2016年(平成28年)3月末で、およそ1億6000万円。前年度の寄付額約8万円から2000倍の躍進を遂げた。この快進撃を支えたのが、ふるさと納税担当者によるマーケティング戦略だった。 「古河市はふるさと納税への取り組みが遅かったので、先行する成功組の自治体を徹底的にリサーチして、人気が集中する返礼品の品目や量を分析しました。寄付者のニーズが見えてきたとき、古河の生産品は全国で勝負できると確信したんです」(同市企画課主幹・椎名英治さん)。  関東平野のど真ん中にあり、日本一平坦といわれる古河市は、平地が多いため農産物などが豊富だ。ふるさと納税の担当者が、生産者を一軒一軒まわり、自慢の特産品をそろえた。  なかでもリピーターが続出しているのが「古河市で育った常陸牛極上肉の切り落とし」だ。常陸牛は、県指定の生産者によって飼育されたA5〜B4等級の黒毛和牛だけに与えられるブランド名である。  常陸牛の特徴は、きめ細かなサシが入った赤身と、とろけるような甘味のある脂身。切り落としといっても、極上の旨味を堪能できると、生産者の長島勝男さんはいう。  実は長島さん、全国肉用牛枝肉共励会で農林水産大臣賞を、日本で唯一、2度も受賞しているプロ中のプロ。もう一人の生産者である宇都木孝浩さんも、数多くの受賞歴を誇る。  肉質は飼料のさじ加減で決まるという長島さん。既製の配合飼料を使用する畜産農家が多い中、大麦を中心とした自家配合飼料にこだわる。季節ごとにその配合を変える徹底ぶりが、最高品質の常陸牛を生みだしている。

詳細を見る

茨城県かすみがうら市

脂に甘みある上質の蓮根豚が なんと1.8kg届く!

 国内2位の面積を誇る湖・霞ヶ浦と、筑波山系の南麓にはさまれているかすみがうら市。全国有数のシェアを誇るワカサギなどの内水面漁業をはじめ、梨や栗などの果物の栽培など、多くの産業を抱える、活気あふれる市だ。  2015年(平成27年)7月にふるさと納税専用サイトを立ち上げたところ、前年比で50倍以上の申し込みがあり、寄付金額も6倍を超える成果を上げている。  こだわりの特産品は、新鮮な蓮根を飼料として与える「蓮根豚」だ。霞ヶ浦湖畔は蓮根の生産量全国一を誇る。市内の若き畜産農家が試行錯誤の末、2010年(平成22年)に商品開発に成功。出荷45日前から通常の飼料に加え、ミネラル豊富な生の蓮根約15%を混ぜた飼料で育てることで、脂に甘味がありクセのない上質な「蓮根豚」が完成した。1万円の寄付で、ロース、バラ、肩など、いろいろな部位の肉が1・8㎏もの大ボリュームで届くのもうれしい。  ユニークな特産品として、目を引くのは「日立建機ミニチュアモデル 油圧ショベル」。市内に工場があることが縁で返礼品ラインナップに登場した。本体から伸びたブームや先端部分(バケット)も可動、本体上部も360度旋回し、足回りも駆動する。1/50スケールで精巧に再現されたこだわりの一品だ。この他にも種類が複数あり、コレクター魂を揺さぶられそうだ。(文/小嶋彩葉)

詳細を見る

お問い合わせ先

自治体名 お問い合わせ先
茨城県 税務課 029-301-2418029-301-2418
公式サイトへ
阿見町 企画財政課 029-888-1111029-888-1111
公式サイトへ
石岡市 財務部管財課 0299-23-11110299-23-1111
公式サイトへ
潮来市 秘書政策課 0299-63-11110299-63-1111
公式サイトへ
稲敷市 政策企画課 029-892-2000029-892-2000
公式サイトへ
茨城町 総務企画部まちづくり推進課 029-292-1111029-292-1111
公式サイトへ
牛久市 総務課 029-873-2111029-873-2111
公式サイトへ
大洗町 まちづくり推進課 029-267-5111029-267-5111
公式サイトへ
小美玉市 企画調整課 0299-48-11110299-48-1111
公式サイトへ
笠間市 市民活動課 0296-77-11010296-77-1101
公式サイトへ
鹿嶋市 財政課 0299-82-29110299-82-2911
公式サイトへ
かすみがうら市 政策経営課 0299-59-21110299-59-2111
公式サイトへ
神栖市 ふるさと納税事務局 050-3786-7702050-3786-7702
公式サイトへ
河内町 企画財務課 0297-84-21110297-84-2111
公式サイトへ
北茨城市 企画政策課 0293-43-11110293-43-1111
公式サイトへ
古河市 企画政策部企画課 0280-92-31110280-92-3111
公式サイトへ
五霞町 政策財務課 0280-84-11110280-84-1111
公式サイトへ
境町 まちづくり推進課 0280-81-13140280-81-1314
公式サイトへ
桜川市 財政課 0296-58-51110296-58-5111
公式サイトへ
下妻市 企画課 0296-43-21130296-43-2113
公式サイトへ
城里町 産業振興課 029-288-3111029-288-3111
公式サイトへ
常総市 財政課 0297-23-21110297-23-2111
公式サイトへ
高萩市 財政課 0293-23-21130293-23-2113
公式サイトへ
大子町 財政課 0295-72-11190295-72-1119
公式サイトへ
筑西市 企画課 0296-24-21110296-24-2111
公式サイトへ
つくば市 企画・国際課 029-883-1111029-883-1111
公式サイトへ
つくばみらい市 総務部財政課 0297-58-21110297-58-2111
公式サイトへ
土浦市 政策企画課 029-826-1111029-826-1111
公式サイトへ
東海村 総務課 029-282-1711029-282-1711
公式サイトへ
利根町 企画財政課 0297-68-22110297-68-2211
公式サイトへ
取手市 財政課 0297-74-21410297-74-2141
公式サイトへ
那珂市 財政課 029-298-1111029-298-1111
公式サイトへ
行方市 総合戦略課 0299-72-08110299-72-0811
公式サイトへ
坂東市 企画課 0297-35-21210297-35-2121
公式サイトへ
常陸太田市 財政課 0294-72-31110294-72-3111
公式サイトへ
常陸大宮市 企画政策課 0295-52-11110295-52-1111
公式サイトへ
日立市 市民税課 0294-22-31110294-22-3111
公式サイトへ
ひたちなか市 企画調整課 029-273-0111029-273-0111
公式サイトへ
鉾田市 商工観光課 0291-33-21110291-33-2111
公式サイトへ
水戸市 市民税課 029-224-1111029-224-1111
公式サイトへ
美浦村 企画財政課 029-885-0340029-885-0340
公式サイトへ
守谷市 総務部財政課 ふるさと納税グループ 0297-45-20000297-45-2000
公式サイトへ
八千代町 企画財政課 0296-48-11110296-48-1111
公式サイトへ
結城市 企画政策課 0296-34-04040296-34-0404
公式サイトへ
龍ケ崎市 産業経済部商工観光課 0297-60-15360297-60-1536
公式サイトへ
ページ内のトップへもどる