ふるさと納税のしゃぶしゃぶの食べ方を極めよう!お湯の温度で味がかわる!?

ふるさと納税のしゃぶしゃぶの食べ方を極めよう!お湯の温度で味がかわる!?

しゃぶしゃぶの具材は、肉や海鮮などさまざまな種類がふるさと納税の返礼品として提供されています。
今回は、その中でも肉のしゃぶしゃぶについて詳しくご紹介します。
しゃぶしゃぶ用の肉はとても薄くスライスされているため、子供や高齢者でも食べやすく、ヘルシーで女性にも人気があります。

しゃぶしゃぶ肉の選び方

しゃぶしゃぶ用の肉はとても種類が多く、どうやって選んだらいいか悩んでしまうかもしれません。
迷った時は、これからご紹介する内容をぜひ参考にしてみてください。

なお、1人前の肉の標準的な量は以下の通りです。高校生以上は成人とみなします。

・成人男性:200g~300g
・成人女性150g~200g
・小中学生や高齢者:100~150g

多めに食べる人がいる場合は、50~100g程度多く用意すると安心です。

 

肉の種類で選ぶ

しゃぶしゃぶ用の肉は、主に牛肉か豚肉です。
そのほかラム肉などの変わり種もあります。

■牛肉

牛肉のしゃぶしゃぶはちょっとリッチな印象ですが、関西では普段から牛肉を使用する家庭が多いです。

■豚肉

関東では圧倒的に豚肉がしゃぶしゃぶに使用されています。家計にも優しく、部位によって味わいが大きく異なります。

■ラム肉

必須アミノ酸やL-カルニチン、鉄分、カルシウムなど栄養素が豊富で低カロリーなラムは北海道で人気のしゃぶしゃぶです。ラム肉の独特な香りが苦手な方でも、しゃぶしゃぶにするとあまり気にならず食べられます。

 

ブランドで選ぶ

生産者団体が定めた厳しい基準をクリアした肉だけが名乗れるブランド肉もおすすめです。
それぞれ生産方法やエサにこだわりがあり、異なる味わいがあります。

【ブランド牛】

■神戸牛

「神戸牛」とは俗称で、正しくは「神戸ビーフ」もしくは「神戸肉」といいます。松坂牛・近江牛とならぶ三大和牛のひとつで、基準が特に厳しいと言われています。細かくサシが入った霜降りが特徴で、柔らかく、濃い肉の旨みを堪能できます。

■宮崎牛

宮崎県で育てられた最上級の黒毛和牛で、濃厚で豊かな甘みが味わえます。

■飛騨牛

霜降りがしっかり入った柔らかな肉質が特徴です。脂が多くてもしつこくないので、女性や高齢者にも人気があります。

■山形牛

肉全体に入った細かなサシが特徴で、口に入れた瞬間溶けてなくなってしまうような感覚が楽しめます。

■広島和牛

食べ応えがあり、噛めば噛むほど深い味わいと旨みが口の中に広がります。肉の食感も楽しみたい方におすすめです。

【ブランド豚】

■かごしま黒豚

飼料にサツマイモを混ぜて育てた深い旨みのある豚肉です。質の良い濃厚なコクとさっぱりとした脂身が特徴です。

■アグー豚

沖縄固有の豚で、霜降りと旨みがたっぷり詰まった豚肉です。脂身の甘みをしっかり感じられます。

■養老山麓豚

濃い旨みを感じられる赤身部分が特徴です。肉本来の芳醇で豊かな味わいが楽しめます。

■富士湧水ポーク

上品な風味の脂とさっぱりとした甘みが特徴です。比較的臭みが少なく、豚肉が苦手な方にもおすすめです。

■山梨レッドポーク

臭みの少ない豚肉が食べたい方におすすめです。肉に染み込んだ脂の旨みでジューシーな味わいです。

しゃぶしゃぶにおすすめの部位

しゃぶしゃぶ用として売られている肉の厚みは一般的に1mm以下ですが、明確な定義はありません。
薄くスライスされていても、部位によって味わいが異なります。
ぜひお好みの部位を見つけてください。

 

牛肉

しゃぶしゃぶにおすすめな牛肉の部位

■肩ロース

適度に柔らかく、あっさりとした味わい。脂身が少なめで赤身とのバランスが良い。冷しゃぶにもおすすめ。

■リブロース

あばら骨付近のロース肉のこと。キメが細かく霜降りが多いため柔らかい。肉の旨みととろける食感を同時に楽しめる最高部位のひとつ。

■サーロイン

赤身と脂のバランスがとても良い最高部位のひとつ。ステーキに使用されることが多いが、薄くスライスされたしゃぶしゃぶ用のサーロインはとろけるような食感が魅力。

■モモ

赤身の肉質でさっぱりと食べられるため、脂身が苦手な方におすすめ。カロリーが低くヘルシーな部位。

■タン

たんぱく質や鉄分が豊富で脂肪分が少ないため、ヘルシーで女性に人気。タレではなく塩で食べるのもおいしい。

 

豚肉

しゃぶしゃぶにおすすめな豚肉の部位

■ロース

赤身と脂身がはっきり分かれていて柔らかく、冷めても硬くなりにくいため冷しゃぶにもおすすめ。赤身と脂身、両方の味わい深さを堪能できる。

■肩ロース

ロースよりも全体的にサシが入り、濃厚な味わい。肉の旨みを感じやすい。

■バラ

脂身が多い部位。脂身の甘みをしっかり感じたい方におすすめ。

■モモ

霜降りのものもあるが、一般的に脂身が少なく、赤身の味わいを楽しみたい方に人気がある。

■ウデ

スーパーではあまり見かけないかもしれないが、筋肉質で噛み応えがあり、ローカロリー。

しゃぶしゃぶのおいしい食べ方

しゃぶしゃぶは、ほんのひと手間でもっとおいしく食べられます。
準備から食べ方まで、おいしく食べるコツを紹介します。

 

下準備

■肉は常温に戻しておく

食べ始める15~20分前に冷蔵庫から出して常温にします。
冷凍肉は冷蔵庫で5~6時間解凍しておきます。

■野菜は火が通りやすい大きさに切る

白菜の芯はそぎ切り、ニンジンは薄切りなど、野菜の種類によって加熱時間に大きな差が出ないように切りましょう。

■出汁は丁寧にとる

しゃぶしゃぶは最終的にタレにつけて食べますが、肉をくぐらせる出汁もとても大切です。
おすすめは昆布だし。昆布の旨みが肉の旨みを増幅させ、ただのお湯でやるよりもずっとおいしくなります。

 

食べ方

■出汁は沸騰させない

しゃぶしゃぶの出汁の適温は80℃。
沸騰させてしまうと出汁に入れた昆布から粘り成分が溶けだしてしまい風味を損ねます。
また、肉を入れた時に肉のたんぱく質が固まるために肉自体が硬くパサついてしまいます。
沸騰せず、湯気が立つ程度がちょうどいい温度です。

■肉はまとめて入れない

早く食べたい気持ちに負けて、肉をまとめて入れるのはやめましょう。
出汁の温度が下がってしまい、肉に火が通りにくくなります。
しゃぶしゃぶの肉は薄いため、長く煮ると硬くなり旨みも逃げてしまいます。
食べる分だけサッと出汁にくぐらせましょう。

■肉は広げて出汁にくぐらせる

塊のままではなく、1枚1枚肉を広げてから出汁にくぐらせると火が均一に通ります。
牛肉であれば、2~3回サッとくぐらせて、肉全体がピンク色になれば食べごろです。
豚肉の場合は、牛肉よりも長く出汁にくぐらせ、中まで完全に火が通ってから食べましょう。

■アクはこまめにとる

アクとは、肉や野菜の臭み・苦み成分が固まったものです。
そのまま放置しているとそれらが具材に移ってしまい、しゃぶしゃぶのおいしさを損ねます。
こまめにアクを取り、常に透明な出汁にしておけば、最後に餅やきしめんなどを入れてスープまでおいしく味わえます。

しゃぶしゃぶのおすすめ具材

しゃぶしゃぶの肉以外の具材と言えば、白菜やニンジン、白ネギ、椎茸などが多いと思いますが、実はおいしそうな変わり種の具材もたくさんあります。
ぜひ、トライしてみてください。

■レタス

クセのない野菜なので、野菜が苦手な子供でも食べやすいです。出汁で煮るとしんなりしてカサが減り、いくらでも食べられます。

■ごぼう

ごぼうから出る出汁が、しゃぶしゃぶの出汁をさらにおいしくします。出汁が水の状態から入れて煮ましょう。

■ウインナー

子供から大人まで大人気のウインナーはしゃぶしゃぶにも合います。温かい出汁で5分ほど煮ると中まで温まります。

■ラーメン

しゃぶしゃぶにうどんやきしめんを入れる方は多いと思いますが、実はラーメンもおすすめ。生麺であれば、規定時間より少し短めに茹で冷水でしめておけば、麺が伸びずにおいしく食べられます。

■わかめ

「わかめしゃぶしゃぶ」があるくらい、しゃぶしゃぶにぴったりの具材です。自宅でしゃぶしゃぶをする時は、さしみわかめを使えばすぐに食べられます。ヘルシーなので女性にも人気があります。

■レンコン

柔らかい具材が多いしゃぶしゃぶの中で、薄切りにしたレンコンはそのシャキシャキ感が引き立ちとてもおいしいです。

■カニカマ

子供に大人気のカニカマ。蟹しゃぶはなかなか高価ですが、出汁で柔らかくなったカニカマは蟹のような風味でおすすめです。

■チーズはんぺん

こちらも子供に大人気の具材です。チーズをそのまま入れると出汁が濁ることがありますが、チーズはんぺんは中にチーズが入っているので出汁が濁らず、ふわトロな味わいです。

■ニラ

香味野菜のひとつであるニラは、牛しゃぶの時に入れるのがおすすめ。牛肉のにおいが苦手な方でも、ニラの香りと風味でおいしく食べられます。

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