シラリカいくら(生いくら)【1kg(250g×4)】〔お好みに味付けができます〕_K041-0920
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プチプチとした食感と濃厚な旨みが特徴の「いくら」。「ご飯のお供に」「お寿司のトッピングに」・・・世代を問わず大人気の食材です。
そんないくらはふるさと納税でも人気の返礼品です。
こちらの記事では、いくらの産地や旬、グレード、いくらのおいしい食べ方などについて詳しく紹介します。
■「いくら」とは?
鮭や鱒(マス)の卵をほぐして一粒ずつバラバラにしたものをいい、醤油漬けや塩漬けにして食べられます。
甘くて濃厚な味が特徴的ないくらですが、実は卵をほぐした状態のいくらそのものに味はありません。
醤油や塩など旨みを引き出す調味料に漬け込むことで濃厚な味に変わるのです。
■「いくら」の語源は?
「いくら」の語源はロシア語の「イクラー」です。
ロシア語の「イクラー」は「魚卵」という意味があり、ロシアでは鮭や鱒の卵だけでなく、キャビアなども含めた魚卵全体を意味しています。
日本で鮭や鱒の卵を「いくら」と呼ぶのは、大正時代に鮭や鱒の卵をバラバラにして味付けしていたものを、ロシア人が「イクラ」と呼んでいたのが広まったからだといわれています。
いくらは鮭や鱒の卵をほぐしたものですが、「鮭」のいくらと「鱒」のいくらではどのような違いがあるのでしょうか。
■粒の大きさ
一般的に「鮭いくら」の方が「鱒いくら」よりも粒が大きく、食感もよいのが特徴です。
■風味
「鮭いくら」は「鱒いくら」に比べて脂質が豊富で、濃厚な味わいが特徴です。一方「鱒いくら」は脂質が少ない分、さっぱりとしています。
2つを比べると「鮭いくら」の方が格段においしいのですが、ものによっては「鱒いくら」にも味や品質がよいものもあります。
■値段
「鮭いくら」は味がおいしい分、「鱒いくら」よりも値段は高めで高級食材として扱われています。逆にいえば、「鱒いくら」ならリーズナブルにいくらを楽しむことができます。
具体的には、「鱒いくら」は「鮭いくら」よりも3〜4割ほど安く取引されています。自宅でいくらをたっぷりのせたいくら丼が食べたかったら「鱒いくら」のほうがお財布にはやさしいです。
このように、「鮭いくら」と「鱒いくら」では、粒の大きさ、風味、値段に大きな差があります。そのため、水産業界では「いくら」と呼ぶのは「鮭いくら」で、「鱒のいくら」は「鱒いくら」と読んで区別をしています。
しかし私たちが目にするいくらは、区別がされずどちらの場合も「いくら」とだけ表記されていることがほとんどです。
高級寿司店で使われているいくらは「鮭いくら」ですが、スーパーや外食チェーンなどの飲食店では「鱒いくら」が使われています。
普段口にするいくらは、「鱒いくら」の方が多いかもしれませんね。
すじこもいくらも鮭や鱒の卵です。
卵巣から外されて1粒1粒独立している状態の卵がいくらで、卵巣膜でつながったままの状態の卵がすじこです。
一般的に、成熟して卵膜がしっかりしている卵はいくら、未熟で卵膜が柔らかく崩れやすい卵はすじことして出荷されます。いくらはすじこに比べて粒が大きく弾力があるのが特徴で、すじこはいくらよりも粒が小さめです。
いくらは醤油漬けに、すじこは塩漬けにして加工されることが多いのですが、すじこに関しては旬の時期にしか出回らない、塩漬けをしない貴重な「生すじこ」もあります。
■いくらの旬の時期
いくらの旬の時期は鮭の産卵時期と重なります。
鮭は川で生まれ稚魚になるまで成長します。その後海で3〜5年ほど回遊し成魚になります。この間に海の栄養をたっぷり蓄え成長し、産卵のために生まれた川に戻ってきます。
鮭が産卵のために川に戻ってくる時期は9月〜11月ごろです。鮭に魚卵がたくさん詰まっているこの時期がいくらの旬の時期です。
旬の時期は、産地によって若干異なります。
■いくらの主な産地
いくらは鮭の卵なので、鮭の産地がいくらの産地でもあります。最も有名なのが北海道で、宮城、新潟などもあげられます。
北海道
北海道の鮭の水揚げのピークは9月〜10月です。
この時期が、日本で最大のいくらの収穫量を誇る北海道のいくらの旬の時期でもあります。
新潟
北海道の次、10月〜11月上旬に水揚げのピークが来るのが新潟県です。
宮城
宮城県はいくらの有名産地の中でも遅めなのが特徴で、水揚げのピークは10月下旬〜12月下旬です。
旬の時期でも、早めだと皮が薄く味が濃厚です。この時期の魚卵はすじことして出荷されることもあります。その後、徐々に皮が厚くなるため、厚皮の食感が好みという方は、その産地の旬の後半に水揚げされたいくらがおすすめです。いくらの程よい皮の食感を楽しみたい方は、旬の中旬あたりのいくらがおすすめです。
いくらにも牛肉のようにランクがあるのをご存知でしょうか。
いくらにはグレードと呼ばれる等級があります。色、つや、粒の大きさ、皮膜の柔らかさなど卵の熟成度によって次にようにグレードがつけられます。
3特>2特>特>無印 |
最も高いグレードが「3特」です。味、品質がよい最高級のいくらで、値段もその分高くなります。
スーパーで販売されているいくらは、良いものでも「特」です。「3特」や「2特」のいくらは日常でなかなか目にすることがない貴重ないくらなのです。
質のよい高級ないくらを食べたい、贈答用にいくらを選びたいときは、グレードを参考に選ぶのもおすすめです。
いくらには塩漬けもありますが、醤油漬けのほうがさっぱりしています。
醤油漬けは食べやすく、いろいろな料理に合わせやすいので、ぜひ醤油漬けのいくらでお試しください。
いくら丼
いくらと白米の相性は抜群です。
熱々の白米の上にいくらの醤油漬けをたっぷりかけるだけの「いくら丼」は定番ですね。のりをかけたり、わさびを添えたり、酢飯にしたりするのもおすすめです。
親子丼
白米にいくらとサーモンの刺身をのせる親子丼は、本家親子丼に引けを取らない人気のおいしい食べ方です。
サーモンの刺身ではなく、甘鮭の切り身を粗くほぐしていくらとのせる食べ方もおすすめです。
いくらのリゾット
「リゾットを一から作るのはちょっと面倒」という方におすすめなのが、炊飯器のおかゆ機能を使ってコンソメで炊くリゾットです。たっぷりのいくらをかければ、簡単なのに豪華ないくらのリゾットが楽しめます。
プチプチとした食感と濃厚な旨味が特徴のいくらは、「ちょいのせ」するだけでいつもの料理が贅沢な一品に変わります。
こちらでは、いくらをトッピングするだけの簡単料理を紹介します。
パーティメニューやおつまみにもなる大活躍のメニューです。少量でもアクセントになるので、いくら丼や親子丼などで余ったいくらでも十分です。ぜひお試しください。
カナッペ
薄くスライスしたバケットやクラッカーに食材をのせて楽しく味わえるカナッペ
食材に
などを使い、いくらをのせるだけで豪華なパーティメニューができあがります。
サラダ
サラダにトッピングすれば、濃厚な味がプラスされるだけでなく色合いも華やかになります。
など
おつまみや箸休めになる一品
など
赤い宝石とも称されるいくらは、なぜ赤い色をしているのでしょうか。
その理由は鮭や鱒が食べるエサに答えがあります。
鮭や鱒は、マグロなどの赤身の魚ではなく白身魚に分類される魚です。
稚魚に育ってから海で3〜5年回遊し、大きく成長する間に海でたくさんの栄養を蓄えます。その時に魚以外にエビやカニなどの甲殻類を好んで食べることがわかっています。
甲殻類にはアスタキサンチンという赤い色素が含まれており、この色素が体内に蓄積され魚の身自体も赤くなります。体内に蓄積されたアスタキサンチンは、産卵期になると卵にも蓄積され、魚卵も赤くなり、透き通ったきれいな赤色のいくらになるのです。
寄付金額32,000円
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※返礼品の説明は2023年11月時点の内容で掲載しています。今後変更される可能性もありますので予めご了承ください。