タラバ 美味生冷凍タラバ蟹ポーション300gお刺身OK! | かに カニ たらばがに 冷凍便
寄付金額23,000円
刺身も良し、煮ても焼いても茹でてもおいしいカニはとても魅力的です。
ここではカニの種類や特徴、部位の名称、おいしい食べ方などをご紹介します。
上手な解凍方法や簡単な殻の剥き方も解説しているので、ぜひふるさと納税でカニを楽しんでください。
タラバガニやズワイガニ、毛ガニなど、「カニ」と言ってもいろいろな種類があります。
その中で、「見た目はカニだけど、実はカニじゃないカニ」がいることをご存じでしょうか?
一般的に「カニ」と呼ばれるものは、世界で5,000種類以上、日本だけでもおよそ1,000種類があり、そのうち日本では「カニ類」と「ヤドカリ類」を食用としています。
カニ類は爪を含む脚が5対(10本)あるのに対し、ヤドカリ類は第五脚が退化しているため4対(8本)しかないように見えます。
【カニ類】 ズワイガニ・紅ズワイガニ・毛ガニ・ワタリガニ・上海ガニ・高足ガニなど 【ヤドカリ類】 タラバガニ・花咲ガニ・アブラガニなど |
カニ類は食べた時のなめらかな舌触りと上品な甘さがあり、ヤドカリ類はボリューム感のある肉質と濃厚な旨みが特徴です。
「カニの王様」といえばタラバガニですが、実はカニではなかったのです。
とはいえ、タラバガニや花咲ガニはカニ類同様とってもおいしいので、ぜひ「カニ」として楽しんでいただきたいと思います。
日本で食べられているカニのうち、「タラバガニ」「毛ガニ」「ズワイガニ」「花咲ガニ」の4種類は高級海鮮として有名で、「四大ガニ」と呼ばれています。
それぞれの特徴とおすすめの食べ方をご紹介します。
|
主な産地 |
旬 |
身の特徴 |
おすすめの食べ方 |
タラバガニ |
北海道以北 |
11~3月 |
・淡白な味わい ・ボリューム満点 |
・茹でガニや焼きガニ ・刺身 ・パスタの具 |
毛ガニ |
北海道や岩手など |
通年※産地によって旬が異なる |
・甘みと旨みが強い ・かにみそが絶品 |
・茹でガニ ・鍋 ・カニの甲羅酒 |
ズワイガニ |
北海道や日本海側 |
日本海側:11~3月 北海道:4~5月 |
・柔らかく旨みが強い ・かにみそも濃厚 |
・刺身 ・鍋 ・茹でガニ |
花咲ガニ |
北海道 |
7~9月 |
・濃厚で甘みが強い ・独特の香りがある |
・カニ汁 ・鍋 ・茹でガニ |
カニの王様、タラバガニ
甲羅全体にトゲがあり、脚を広げた大きさは約1mにもなる大型のカニです。日本では、北海道近海でのみ水揚げされるため、「国産=北海道産」です。
その身はボリューム満点で、煮ても焼いても蒸してもおいしい、まさに「カニの王様」です。
食べ応えを求めるならタラバガニ一択ですね。
なお、かにみそを楽しみたい方は他のカニがおすすめです。
タラバガニのかにみそは他のカニよりも傷みやすく、かにみそが取り除かれた状態で流通していることが多いからです。
濃厚なかにみそが魅力、毛ガニ
甲羅全体がびっしりと毛に覆われたカニで、脚が短くずんぐりとした形をしています。
身は柔らかく、甘みが強いことが特徴です。ぎっしりと詰まったかにみそは濃厚な味わいで絶品!
茹でても風味が強く残るので、茹でガニやカニ鍋などシンプルな料理がおすすめです。甲羅に残したかにみそを日本酒でとく「甲羅酒」も大人の楽しみ方です。
旨みが強い、ズワイガニ
甲羅に比べて脚が極端に長く、スベスベとしたズワイガニは、全長80cmほどになります。オスはメスよりも甲羅が2倍ほど大きいことが特徴です。
水揚げされる場所によって、松葉ガニ(京都府北部~島根県)や越前ガニ(福井県)など呼び名が変わります。
身の旨みが強く、鍋にすると絶品!柔らかい身は加熱してもパサつかず、プリプリとした食感を楽しめます。鍋の締めに食べるカニ雑炊も旨みが染み込んで、最後までおいしく食べられます。
幻のカニ、花咲ガニ
全身に大きな硬いトゲがびっしりとある花咲ガニは、水産資源保護の対象品目になっていて「幻のカニ」とも呼ばれています。
濃厚な甘みとエビのような弾力のある食感が楽しめます。殻からもとてもいいダシが出るため、殻ごと入れるカニ汁や鍋などがおすすめ。
かにみそは取り除かれていることが多く入手困難ですが、濃厚な味わいで人気があります。
カニは一匹まるごとのほか、食べられる部位ごとに分けられて販売されているものも多く、さばく必要がないので人気です。
販売されている部位は、主に以下の4種類です。
親爪
カニの第1脚、ハサミがついている部分です。
よく動かすため身が締まっていて弾力があり、旨味も抜群です。フライなどで食べられることも多い部位です。
脚肉
カニの第2~4脚で、甲羅に近い方が「棒」、爪先に近い方が「ラッキョ」「ナンバン」と呼ばれます。
「脚肉」と言った場合は、棒から爪先までを含むカニの脚全体を指します。
部位として販売されているのは「棒」で、殻を半分だけ剥いた「半むき身」、付け根の部分以外すべての殻を剥いた「むき身」があります。
むき身は「ポーション」と呼ばれることもあります。
みそ
いわゆる「かにみそ」で、甲羅の内側にあります。みそと言っても脳みそではなく、「中腸腺」という器官です。人間でいう肝臓や膵臓にあたります。
黒っぽいみそは海藻類を食べたカニで、オレンジ色のみそは貝類を食べたカニです。
タラバガニや花咲ガニなど「ヤドカリ類」のカニは、かにみそが取り除かれた状態で販売されます。
肩肉
甲羅と脚がつながる部分で、甲羅のお腹側にあります。カニの「食べにくい部分」としてよく想像される部位です。
よく動く部分でほじくり出して食べるととてもおいしいのですが、食べない場合は出汁として使うことをおすすめします。
カニを姿で一匹購入した場合、食べてはいけない部分があるので注意しましょう。
それは、カニの胴体にある「ガニ」と呼ばれるエラで、甲羅を外すと両側にある灰色のビラビラとした部分です。
ガニは水中の酸素を取り込むために使われる器官で、海水中の雑菌や汚れが付着しています。
雑菌などは茹でれば大半は殺せますが、殺しきれなかった雑菌や寄生虫などによる食中毒のリスクがあり、そもそも見た目も悪くおいしくないので食べないようにしてください。
カニはさまざまな加工方法で販売されています。
加工方法に合った食べ方で、ぜひおいしく味わってください。
活カニ…刺身、焼きガニ、茹でガニ、鍋がおすすめ!
生きたままのカニです。とにかく新鮮なので、どのような調理方法で食べてもおいしいです。
自宅で茹でてから食べる場合、以下の茹で方を参考にしてください。
✔活カニの茹で方 ①大きな鍋にカニ全体が隠れるくらいの水を入れる ②1リットル当たり30~40gの塩(海水より少し濃い目)を入れ、沸騰させる ③沸騰したら甲羅が下になるようにカニを入れ、落し蓋をする ④再び沸騰したら中火にし、約15分そのまま茹でる ⑤茹で上がったカニを取り出し、水道水で洗ってアクを流せば完成 |
浜茹で…そのまま食べるのがおすすめ!
漁港や近くの加工場などで、水揚げされたカニをすぐに茹で上げたものです。
新鮮な茹でガニが味わえるので、そのままでお楽しみください。
生冷凍…焼きガニ、茹でガニ、鍋がおすすめ!
水揚げされた生のカニをそのまま冷凍したものです。特に「船凍品」と呼ばれる船の上で冷凍したものは鮮度も抜群です。
カニの旨みがそのまま残っているので、焼く・茹でるなど旨みを引き出す食べ方がおすすめです。
なお、生冷凍のカニは加熱すると殻から剥がしにくくなります。カニスプーンやカニフォークを使って身を剥がしながら食べましょう。
ボイル冷凍…解凍してそのまま食べる、鍋がおすすめ!
水揚げされたカニを茹でてから冷凍したものです。
既に茹でてあるので、解凍してそのまま食べるのがおすすめです。ボイル冷凍は殻から身を剥がしやすく、鍋に入れて食べてもおいしいです。
現在は冷凍技術が向上しているため、生冷凍と比較してもそれほど味は落ちません。
なお、1匹まるごとカニを購入するとかにみそがそのままついてきます。
茹でガニにしてそのまま食べるのもおいしいですが、かにみそを日本酒で甲羅に溶いた「甲羅酒」もとても味わい深いのでおすすめです。
冷凍のカニをおいしく食べるには、上手に解凍することがとても大切です。
生冷凍かボイル冷凍かによって解凍方法が異なりますので注意してください。
生冷凍のカニの上手な解凍方法…コツは短時間での解凍
生冷凍のカニは、流水や氷水を使って短時間で解凍します。
水がカニにあたると旨みが逃げてしまうため、カニをビニール袋などに入れてしっかり封をした状態で解凍しましょう。
■解凍方法(流水)…30分~1時間程度※大きさや部位によって異なる ①冷凍カニを食べる分だけ取り出し、表面の薄い氷を溶かすように水でサッと洗う。 ②カニをビニール袋に入れて封をする。 ③水を入れたボウルなどに袋ごとカニを浸し、水を少しずつ流し入れながら解凍する。 |
氷水で解凍する場合は、上記③で氷水を入れたボウルなどにカニを浸します。60~100分程度かかりますが、流水よりも旨みが流れ出さずにおいしく食べられます。
なお、大きなカニや部位の場合は解凍に数時間かかることもあります。
ボイル冷凍のカニの上手な解凍方法…コツは乾燥させずにゆっくり解凍
ボイル冷凍のカニは、冷蔵庫でゆっくり時間をかけて解凍します。
時間をかけることで解凍時に溶けだした旨みが身にしみこみ、おいしく食べられるようになります。
■解凍方法…半日~1日※大きさや部位によって異なる ①冷凍カニをキッチンペーパーや新聞紙にくるみ、ビニール袋に入れて封をする。 ②バットや深めのお皿に①を乗せ、冷蔵庫に入れる。 |
解凍がすすむとカニから大量の水が出るため、必ず水を受けるバットなどに乗せましょう。
解凍する時はここに注意!
1匹まるごとのカニを解凍する時は、甲羅を下に、お腹を上にして解凍しましょう。逆にしてしまうと、溶けだしたかにみそが脚肉などの身に流れ込んでしまいます。
また、冷凍カニは生もボイルも「半解凍」で楽しみましょう。完全に解凍してしまうと旨みが逃げてしまいます。
なお、以下のことはカニの旨みが逃げておいしくなくなる原因なので避けましょう。
・冷凍のまま調理 ・電子レンジ解凍 ・常温解凍 ・解凍したカニの再凍結 |
「殻の剥き方がわからないかカニまるごとはちょっと…」と思っている方へ、キッチンバサミで簡単に殻が剥ける方法をご紹介します。
①脚の付け根にハサミを入れ、すべての脚を切り落とす ②胴体のお腹部分にある「ふんどし(前掛け)」を切り取る ③切り取ったふんどし部分に親指を入れ、甲羅をゆっくり剥がす ④胴体の中央を押し、残っているかにみそを甲羅に移す ⑤胴体の両側にある「ガニ(エラ)」を切り取る ⑥胴体の中心にハサミを入れ、二つに分ける。さらに食べやすい大きさに切る ⑦脚を関節部分で折る。「棒」以外は出汁に使う ⑧脚の付け根から縦に2本切れ目を入れ、殻を取り除く ⑨親爪も付け根から縦に2本切れ目を入れ、殻を取り除く |
カニを買う時は、以下のポイントに注意して選ぶとおいしいカニに出合えます。
①旬の時期のものを選ぶ
カニは日本では11~3月頃に旬を迎えるイメージですが、海外産だと旬の時期が異なります。また、日本近海でも産地によって旬の時期が春のカニもあります。
②種類や産地で選ぶ
カニの種類や産地によって味わいや身の詰まりなどが異なります。お好みのカニの種類を選ぶといいですね。
③大きいものを選ぶ
一般的に、カニは大きくて重量のあるものほど旨みが詰まっていて味が良いと言われています。
鍋や焼きガニ、茹でガニで楽しむ方が多いと思いますが、実はカニにはいろいろなおいしい食べ方があります。
簡単なものをご紹介するので、ぜひお試しください。
■カニ飯
だし汁と醤油、酒、みりん、砂糖、ほぐしたカニの身の半分を米と一緒に炊きます。炊き上がりに残り半分のカニの身を入れて少し蒸らせば、おいしいカニ飯の出来上がりです。
■カニちらし
普段つくるちらし寿司にカニの身をトッピング。お祝い事にも映える一品に。
■カニ汁
カニの爪先など身を上手く取り出せない部分が残ったら、カニ汁がおすすめです。味噌を入れる前にカニを入れて煮立てれば、とてもおいしい出汁が出ます。
■カニグラタン
ホワイトソースを作る段階で、カニの身も混ぜるだけの簡単メニューです。ご飯に乗せてドリアにしても楽しめます。
■カクテルサラダ
ちょっとおしゃれに洋風前菜を作るなら、カニとアボカドを和えたカクテルサラダもおすすめ。お酒にもとても合う一品です。