ふるさと納税でうなぎがもらえる?うなぎを返礼品としている自治体とは

ふるさと納税でうなぎがもらえる?うなぎを返礼品としている自治体とは

ふるさと納税とは?

ふるさと納税とは、自分が応援したい自治体に寄附することによって、税金から一定額が控除される制度のことです。寄附した金額のうち2000円を超える部分について、所得税と住民税から基本的に全額が差し引かれます。ただし、寄附できる額には一定の上限があります。


寄附金は、自治体に対して使用用途を指定することができます。返礼品には、その地域の特産品や旅館・ホテルの宿泊券などが用意されており、寄附によって特産品や旅行を楽しめると同時に、地域貢献も果たせます。

ふるさと納税の返礼品で「うなぎ」が人気?

「うなぎ」は日本人の多くが憧れる高級品であることから、ふるさと納税の返礼品の中でも特に支持されています。普段ならなかなか手が出せないような高値の国産うなぎが、ふるさと納税なら返礼品として貰うことができます。


さらに、自治体によっては地元のうなぎを8尾も付けているところまであります。寄附金はそれなりにかかりますが、税金の控除もあるため、うなぎ好きの人はふるさと納税の返礼品でうなぎを手に入れることをおすすめします。

うなぎを返礼品としている自治体4選

うなぎは人気が高いため、全国のさまざまな自治体がふるさと納税の返礼品として取り扱っています。さらに、自治体ごとに返礼品の種類も複数あります。そのため、「どの自治体のどの返礼品を選んだら良いのかわからない」という方も多いのではないでしょうか。


これから、うなぎを返礼品としている自治体3選を紹介します。

うなぎを返礼品としている自治体1:高知県室戸市

高知県の東南部に位置する室戸市は、太平洋に面し、面積の約8割を山林が占めています。室戸半島には室戸ジオパークがあります。海岸付近は独特な海成段丘が形成され、固有の植物群が生息していることから、ユネスコ世界ジオパークの1つに認定されています。


自然に恵まれているため名産品も豊富で、農産物では琵琶や深層水なす、海産物ではうなぎはもちろん、鯨や金目鯛、すじ青海苔などが有名です。

「初音の高知県産うなぎ蒲焼き」

創業80年になる「釜めし初音」は、室戸で高知県産のうなぎの蒲焼きを提供する、唯一のお店です。「釜めし初音」のうなぎの蒲焼きは、新鮮な活うなぎがふわっとした食感に仕上がり、付属のタレは店主3代に渡って継ぎ足しで作られてきたものです。


解凍不要で、冷凍のまま調理できます。また、袋ごと電子レンジにかけられるため、袋の切り口を少し破った状態で5分を目安に電子レンジで温めれば、手軽に出来上がります。

寄付金額15,500円
賞味期限冷凍で30日
内容量うなぎ1本

「ヤマジュウ厳選うなぎ1尾」

室戸市で人気のお店「ヤマジュウ」の蒲焼きは、高知県産のうなぎが使用されています。職人によってじっくりと焼き上げられているため、豊かな風味と旨味がギュッと閉じ込められています。身もふっくらと柔らかく、まさに職人技の光る逸品です。


別添で特製のタレが付いてきます。解凍は、流水解凍がおすすめです。

寄付金額14,500円
消費期限30日(要冷凍)
内容量うなぎ蒲焼き1尾(約160g)

うなぎを返礼品としている自治体2:和歌山県湯浅町

湯浅町は、和歌山県の西部、紀伊水道を臨む入江の奥に位置し、温暖で過ごしやすい気候が特徴です。醤油発祥の地として知られ、醸造業関連の土蔵や町家といった伝統的建造物が今も大切に保存されています。


漁業と柑橘類の栽培が盛んな湯浅町は、特産品がいっぱいあります。町の顔とも言える醤油をはじめ、うなぎや鰹、アワビなどの魚介類や、みかんや清見オレンジなども豊富です。

「大型サイズ ふっくら柔らか 国産うなぎ蒲焼き 2尾」

1尾約170gもある大きなうなぎの蒲焼きが、2尾セットになっています。秘伝のタレは40年以上継ぎ足しで作られてきたため、うなぎの旨みが凝縮されています。


蒲焼きには国産のうなぎが用いられ、香り豊かで味わい深い醤油のタレと熟練技による絶妙な焼き加減が、うなぎの美味しさを一層引き立たせています。付属のタレは2個に分かれているので、1尾ずつ食べるのにも便利です。

寄附金額16,000円
賞味期限商品到着後冷凍60日
内容量うなぎ蒲焼き(約170g)2尾、タレ(約40g)2個

うなぎを返礼品としている自治体3:岐阜県可児市

可児市は、岐阜県の中南部にあり、愛知県との境に位置しています。岐阜市や名古屋市から30km程しか離れていないため、ベッドタウンとして発展してきました。北端部に木曽川、中南部に可児川を有し、自然が豊かな地域です。


清流で有名な木曽三川が流れる岐阜県には、うなぎ文化が根付いています。可児市にも美味しいうなぎ料理を出すお店がたくさんあり、ふるさと納税の返礼品にもなっています。

「マヨ唐チキンと本格炭焼うなぎのセット」

人気商品のマヨ唐チキンと、うなぎの炭火焼きがセットになっています。マヨ唐チキンは、鶏肉にマヨネーズと本醸造醤油で下味を付けた後、麹で熟成させてから唐揚げにしています。うなぎは炭火で丁寧に焼かれています。


タレは、選りすぐりのたまり醤油と氷砂糖を独自にブレンドしたものを煮詰め、甕で長期間熟成されているため、うなぎの旨さを極限まで際立たせています。

寄附金額24,000円
賞味期限発送より1カ月(冷凍状態)
内容量マヨ唐チキン1kg、うなぎ長焼き1尾

「本格炭火焼 うなぎ蒲焼(たれ付き)3尾」

炭火で焼かれた国産うなぎの蒲焼きが3尾も入った、豪華な返礼品です。うなぎは愛知県三河一色産を中心に、時期に応じて最良の産地のものが使われています。炭火焼きは、燻製の香ばしい香りを付けると共に、高温で焼くことによってうなぎの旨みを十分に引き出しています。


タレは、精選された岐阜県産たまり醤油と氷砂糖を特別な配合で煮詰めた後、瓶に詰めて寝かせ、甕で何年にも渡って熟成された「焼きタレ」に継ぎ足して使うことで、深みのある味に仕上げられています。

寄附金額40,000円
賞味期限発送より1カ月(冷凍状態)
内容量うなぎ蒲焼き3尾

ふるさと納税のメリット

ふるさと納税は、寄附する人にとっても自治体にとっても、メリットがあります。寄附する人は、確定申告またはワンストップ特例制度によって税金が控除されます。返礼品は自治体を代表して贈られるため、高品質なものが多い傾向にあります。


自治体は、返礼品の贈答やふるさと納税のサイトの閲覧によって、名産品を宣伝することができます。また、ふるさと納税は地域住民以外の人も利用できるため、小さな自治体でもたくさんの税収を集められます。

ふるさと納税のデメリット

ふるさと納税には素晴らしいメリットがたくさんありますが、デメリットもあります。


税金の控除を受けるためには確定申告かワンストップ特例制度のどちらかを行う必要があり、不慣れな人は手続きが面倒に感じる可能性があります。また、翌年の所得税・住民税が対象となるので、お金が返ってくるまでに時間がかかります。


自治体側としては、ふるさと納税を導入するために、返礼品の用意や広報活動費といった初期投資が必要となります。他に、返礼品になるような特産品を持たない自治体は参加しづらいなど、制度として公平性に欠ける側面があります。

ふるさと納税の返礼品を選んでみよう

ふるさと納税は寄附することにより、返礼品として自治体から地域の特産品をいただくことができる、素敵な制度です。この制度を活用すると、自分が得をするだけでなく、自治体に対しても多くのメリットがあります。


ふるさと納税の特徴をよく理解した上で、ぜひ自分にぴったりの返礼品を選んでみましょう。

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