ふるさと納税による定期便を使うメリット5つ|定期便の種類や注意点とは

ふるさと納税による定期便を使うメリット5つ|定期便の種類や注意点とは

そもそもふるさと納税とは?

ふるさと納税とは、応援したい自治体や生まれ故郷に寄付して、地域を応援する制度です。地域貢献できるだけでなく、各地の特産品や工芸品など豪華な返礼品がもらえるところが魅力的です。


手続きすると、寄付金額から2,000円を差し引いた金額が、所得税や住民税から還付・控除されるので、実質2,000円で地域の美味しいものや魅力的な特産物をもらえることになります。

定期便とは?

ふるさと納税の定期便とは、1回の寄付で定期的に返礼品が届く仕組みです。隔月で旬のフルーツが届くことや、返礼品によって異なりますが12回に渡って届くものもあります。返礼品の種類や届く回数は様々です。


何度も申し込みをしなくても複数回定期的に届く便利さがあるので、ふるさと納税の返礼品として人気があります。

ふるさと納税による定期便を使うメリット5つ

ふるさと納税の定期便には、便利さや定期的な楽しみなど単品の返礼品にはないメリットがたくさんあります。定期便にすることで得られるメリットを把握しておきましょう。


これから、ふるさと納税による定期便を使うメリット5つを紹介します。

定期便を使うメリット1:数回に分けて届けられる

ふるさと納税の定期便は数回に分けて届けられるので、楽しみの回数が増えます。毎回同じものが届く場合はちょっとずつ味わう楽しみがあり、毎回内容が変わるものは変化を楽しめます。


なお、定期便が送られてくる間隔は、毎月や隔月など寄付によって異なります。長いスパンの定期便に申し込む場合は、送られてくる月を事前にチェックし忘れないようにしておきましょう。

定期便を使うメリット2:必要な量だけ送られる

定期便は必要な量だけ送られるので、保管場所の面でもメリットがあります。


複数の自治体に寄付すると、1度にたくさん届いて保管場所に困ることがあります。また、量が多くて食べ切れないのではないかと、心配になる方もいるでしょう。定期便ならちょうどいい量が自動的に届くため、腐らせる不安が少なく、保管場所を圧迫しないのでおすすめです。

定期便を使うメリット3:申請の手間が減る

定期便は、1度で複数寄付ができて手間が減らせるのも魅力です。


ふるさと納税の手続きは、確定申告やワンストップ特例制度など寄付ごとに複数の書類の準備が必要で、たくさん寄付する場合、手続きがとても煩雑になることがあります。


しかし、定期便なら届くのは複数でも寄付は1回で済むので、申請の手間が減って便利です。

定期便を使うメリット4:食べ物の旬の時期を楽しめる

定期的に送ってもらえることで、季節ごとの旬の味を楽しめるのもメリットです。


ふるさと納税の定期便には「旬の果物の詰め合わせ」や「有機野菜セット」のようなものもあります。内容は色々なものがありますが、発送元の農家がその時の旬に合わせた詰め合わせを考えて送ってくれます。


年間を通して届くものもあるので、旬の野菜や果物を楽しみ、季節を感じられます。

定期便を使うメリット5:新鮮なうちに届けられる

ふるさと納税定期便を使えば、毎回新鮮な特産品を味わえるのもメリットです。


1回きりのお届けだと食べ切れずに古くなってしまう場合があります。しかし、定期便なら1人暮らしの世帯や1度にたくさん食べられない方でも、常に新鮮な特産品を味わえます。


また、食材の鮮度を大事にする人にもぴったりです。お肉や刺身、乳製品など鮮度が味を左右する返礼品には定期便が向いています。

ふるさと納税による定期便を使うデメリット3つ

魅力的なふるさと納税の定期便ですが、注意しなければならないデメリットもあります。豪華な返礼品を見るとついついたくさん寄付したくなりますが、デメリットを理解して計画的に寄付しましょう。

定期便を使うデメリット1:キャンセルができない

ふるさと納税は買い物でなく「寄付」のお礼として返礼品をもらう制度なので、そもそも定期便に限らず基本的にキャンセルはできないものです。


どうしてもという場合は自治体によって相談にのってくれることもありますが、定期便の場合は複数回に渡る配送となるため、1度送ってもらって途中からキャンセルといったことは難しいでしょう。

定期便を使うデメリット2:寄付金が高額になる

ふるさと納税の定期便の寄付金は、複数回の返礼品の総額であるため、高額になることが少なくありません。


3万円、5万円の定期便もあれば10万円以上するものもあり、12ヶ月など長いスパンの定期便になるほど高額になる傾向があります。単品のふるさと納税よりも高額のため、返礼品によっては控除の上限額を超えてしまう場合もあり注意が必要です。

定期便を使うデメリット3:控除の上限額がある

ふるさと納税には控除の上限額があるため、定期便の利用に向かない人もいます。


控除上限額は年収や家族構成などで決まります。この上限を超えて寄付しても、超過分は控除されないため、各家庭の上限内での寄付が妥当です。定期便は、1回の申込みでその上限に達してしまうことがあり、色々な自治体に寄付したいという方には向かないでしょう。

ふるさと納税による定期便の種類7つ

ふるさと納税の定期便は、高級食材から日用品に至るまで様々なものがありますが、ここでは7つのカテゴリーに分けてご紹介します。


北は北海道から南は九州まで、各地域には魅力的な特産品が多数あります。ふるさと納税の定期便では、そういった特産品を定期的に楽しめます。


これから、ふるさと納税による定期便の種類7つについて紹介します。

定期便の種類1:果物の場合

旬の時期に合わせて季節ごとに違うフルーツが届くものもあり、定期便ならではの楽しみがあります。ボリュームがあるものが多く、様々な種類のものが入っています。


旬の新鮮な果物が届くため、食卓が豊かになるでしょう。

定期便の種類2:米の場合

1万円あたり10kg以上にもなるものから、珍しい品種のブランド米や無洗米まで、返礼品の種類が多いのが特徴です。


お米は重たいため、定期便を利用することによって買い物の手間を省くことができるでしょう。また、買い忘れも少なくなります。

定期便の種類3:肉の場合

牛肉、豚肉、鶏肉、ハムなどお肉の定期便は、豊富にあります。同じ種類が届くものもあれば、毎回違う種類をもらえる返礼品もあります。


返礼品によって異なりますが、期間は6ヶ月間毎月や隔月6回など様々で、価格も3万円や10万円以上など幅広く見られます。冷蔵庫に肉だけがないということが少なくなるでしょう。

定期便の種類4:魚・貝の場合

脂の乗ったマグロや国産うなぎ、高級干物など普段味わえないような各地の魚介の特産品を楽しめます。定期的に旬の美味しい海鮮が楽しめるのも、定期便の魅力です。


地域によって種類が豊富なので、自分の好みに合わせて選ぶと良いでしょう。

定期便の種類5:野菜の場合

定期便で野菜を選択するメリットは、なんと言っても旬の野菜を味わえることでしょう。野菜が届くのかはお任せの場合も多く、何が来るかわからない楽しみもあります。初めて知る地域の野菜との新たな出会いもあれば、懐かしい故郷の味との再会もあるでしょう。


注意点として、収穫状況や天候によって規格やお届けが変更になる場合もあるため、事前に確認しておきましょう。

定期便の種類6:飲料の場合

水、ジュース、牛乳など飲料系も人気の高い定期便です。普段よく飲んでいる水やドリンクをストックとしてお得に手に入れる方や、こだわりの飲み物を返礼品として選ばれる方もいます。


地域ごとに特徴が違うため、好みに合うものを調べてみると良いでしょう。

定期便の種類7:その他の場合

ふるさと納税の定期便は、食材だけでなく加工品や日用品、花なども人気で、普段使いするものから特別感があるものまで幅広い返礼品があります。


チーズやバターの乳製品の詰め合わせやスイーツセット、旬のフルーツアイスなどは、自分へのご褒美にぴったりです。ティッシュペーパーや歯磨き粉などの日用品の定期便は、ストックとして役立ちます。

ふるさと納税の定期便を使うときの注意点

定期便を利用する際は、寄付額によって内容が違うということを把握しておきましょう。定期便にせずに、1回だけもらうほうが良かったということもあるでしょう。返礼品がどのようなものなのかをしっかり確認しておくことが大切です。


また、途中でキャンセルすることができないため、慎重に選ぶようにしましょう。

ふるさと納税の定期便を利用してみよう

ふるさと納税の定期便についてご紹介しました。


ふるさと納税を毎年行っていると、選択や手続きが面倒に感じたり、毎年同じものになってマンネリ化したりすることがあります。ふるさと納税の定期便は、そんな手間やマンネリを解消し、食卓に定期的な楽しみをもたらしてくれます。


仕組みをしっかり理解し、注意点に気をつけて、ふるさと納税の定期便を賢く楽しみましょう。

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