B115-003 手作り薄皮ひと口餃子セット(各20個 X 2)(塩麹、黒豚)ギョウザ
寄付金額11,500円
餃子といえば宇都宮餃子や浜松餃子が有名ですよね。しかし2022年の餃子日本一になったのは別の県でした。
この記事では、餃子のおいしい焼き方や余った餃子のアレンジレシピなど餃子について詳しく解説します。餃子日本一になった県はどこなのか、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
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餃子は国民食といっても過言ではないほど身近な食べ物ですよね
餃子の起源は中国といわれていますが、実は諸説あります。
■メソポタミア?それとも中国?
紀元前3000年頃に古代メソポタミア文明の遺跡から小麦粉の皮で具を包んで加熱した餃子のような食べ物が見つかっています。他にも小麦粉の皮を使った餃子のような形をした料理は世界各地で見つかっています。
これが餃子の起源と考える人もいます。
中国では紀元前2000〜3000年頃に小麦の栽培が行われており、漢の時代(紀元前206〜220年頃)になると中国北部で小麦粉を使った皮で、肉や魚、野菜などを包んで煮たり茹でたりしたものが食べられていたことがわかっています。これが餃子の始まりだという説もあります。
中国南東部・広東地方では同じ材料でも雲呑(ワンタン)として食べられていたようです。
餃子という名称になったのは中国の明の時代(1368年〜)です。
初めは「角子(ジャオズ)」と呼ばれ、「扁食(ピェンスー)」から餃子(チャオズ)」の名称になりました。
この「餃子(チャオズ)」が、現在私たちが食べている餃子の直接の起源といえます。
餃子が日本に伝わったのは江戸時代です。
水戸藩が残した「朱舜水氏談綺」に、「福包(ふくつつみ)」という鴨肉の餃子が徳川光圀に献上されたという記述があります。
徳川光圀はあの水戸黄門、黄門様です。水戸黄門は、他にも日本で最初にラーメンを食べた人物としても有名で、チーズを食べた最初の人物ともいわれています。幅広い好奇心の持ち主だったんですね。
しかし江戸時代は、鶏や牛などの肉食が禁止されていたこともあり、餃子が庶民に普及することはありませんでした。
餃子が日本に広まったのは、第二次世界大戦後以降です。
中国に渡っていた日本兵が満州で食べた餃子を、日本に帰国してから懐かしんで作って食べるようになったのが始まりといわれています。
ちなみに日本で餃子というと焼き餃子を指すのが一般的ですが、中国では水餃子が主流で、焼き餃子は残った水餃子を焼き直して食べるものだそうです。
日本の焼き餃子は主食の白米に合うように、中国では入れていない「ニンニク」が入っています。日本人の口に合うように改良を重ねて、現在の餃子が完成したのです。
餃子には焼き餃子以外にも調理法の違いでいくつもの種類があります。それぞれの特徴を紹介します。
焼き餃子
日本で一般的に食べられている焼き餃子は、細かくいうと「蒸し焼き餃子」です。少量の油と水を加えて蒸し焼きにしてから焼きあげます。
焼き餃子には、
・冷凍餃子
・チルド餃子
・生餃子
の3つのタイプがあります。それぞれの焼き方については、次の「焼き餃子は種類によって焼き方が違う!」で紹介します。
茹で餃子(水餃子)
茹でて食べる水餃子は、中国で最も食べられている一般的な餃子です。
皮はやや厚めでもちもちとした食感が特徴でツルッと食べられる餃子です。茹でた餃子に香味ソースや自家製のタレをかけて食べますが、ポン酢や酢味噌でもさっぱりいただけます。
蒸し餃子
蒸し器や鍋を使って沸騰させたお湯の蒸気で蒸しあげる餃子です。
広東や香港飲茶の点心などに多く、ふっくらもっちり食感が楽しめるのが特徴です。
薄い皮や透明の皮を使ったり、色とりどりの食材を使ったりしてきれいな仕上がりも楽しめる餃子です。
油を使わないので、ヘルシーに食べられます。
揚げ餃子
揚げ餃子はこれまで紹介した3つの餃子に比べてちょっとマイナーなイメージかもしれませんね。
油で揚げる揚げ餃子は中国ではあまり一般的ではありませんが、パリパリの皮の食感とボリューミーさを兼ね備え、日本ではおかずやおつまみとしても大人気です。
焼き餃子には
・冷凍餃子
・チルド
・生餃子
の3つのタイプがあります。それぞれ焼き方のコツを紹介するとともに、餃子を焼いた時にフライパンにくっつかないコツや、羽付き餃子の焼き方も紹介します。
冷凍餃子
生の餃子を冷凍したものです。中の具材は加熱処理されていない生のものと、半加熱されているものがあります。
■焼き方
①フライパンに少量の油を敷く
②餃子を並べてから中火にかける
③餃子の底面が白っぽくなったらお湯(熱湯)を入れて蓋をし、5〜10分蒸し焼きにする
④蓋を外して水分を完全に飛ばして焼き目がつくまで焼いたら完成
■ポイント
解凍してから焼くとべちゃっとなってしまうので、冷凍のまま焼くのがポイントです。
水ではなくお湯(熱湯)を使います。
チルド餃子
冷蔵状態で販売されている餃子です。軽く蒸してから冷蔵しているので、短時間の調理で食べることができます。
■焼き方
①フライパンを熱してから油を入れて餃子を並べる
②蓋をして中火で3分程度焼く
③焼き目がついたら完成
■ポイント
チルドは一度蒸してあるので、皮に焼き目がつけばOKです
生餃子
生の具材を、生の皮で包んだ状態の餃子です。
■焼き方
①フライパンに少量の油を敷いて一度温めてから火を止める
②フライパンに餃子をキュッと押し付けて底面を平らにしながら並べて再度火をつける
③薄く焼き色がついたら餃子の4分の1程度のお湯(熱湯)を注ぐ
④水分がなくなるまで蓋をして蒸し焼きする
⑤パチパチという音がしたら蓋を外し、焼き目がついたら完成
■ポイント
皮に包んでから時間が経つと皮が具の水分を吸ってべちゃっとなるので、包んだらできるだけすぐに焼きましょう。
これを防ぐには次のポイントに注意して調理してみましょう
①餃子を入れすぎない
一度でたくさんの餃子を焼くのではなく、餃子同士を離して焼きます。一回で焼く餃子の量はフライパンの7割程度に抑えましょう。
②蒸すときはお湯(熱湯)を使う
水を入れるとフライパンの温度が下がり、皮がブヨブヨになってフライパンにくっつきやすくなります。フライパンの温度を下げないために熱湯を使いましょう。
③仕上げに油を入れる
蒸し終わりは皮が柔らかくフライパンにくっついているため、水分をしっかり飛ばして焼き上げます。仕上げに油を回しかけると皮がパリッとなって、フライパンにくっつきにくくなります。
仕上げの油はサラダ油にすると軽い仕上がりに、ごま油にすると香りとコクが加わります。
①小麦粉を同量の水で溶いた「羽の素」を作っておく
②最初に油を入れて軽く焼き目をつける
③皮が透明になるまで蒸し焼きにする
④「羽の素」をできるだけ薄く流し入れる
⑤パリパリになるまで焼いたら羽付き餃子の完成
焼き餃子はつけるタレが違うだけで、いつもの味がガラッと変わります。
その日の気分でタレを変えたり、いろんなタレを作って食べ比べてみたりするのもおすすめです。
■定番の酢醤油
醤油+お酢で酢醤油を作ったら、お好みでラー油を加える
■おろしポン酢ダレ
大根おろしにポン酢を加えて、お好みで七味唐辛子をかける
■味噌ダレ
味噌に、砂糖、醤油、酒、酢を入れて、すりごまを加える
■梅ダレ
梅肉にポン酢を加える
■めんつゆ柚子胡椒ダレ
めんつゆにお好みの量の柚子胡椒を加える
■なめたけおろしダレ
瓶詰めのなめたけに大根おろしを加えて、お好みで七味唐辛子をかける
■めんつゆ練りごまマヨネーズ
マヨネーズにめんつゆと練りごまを加える
■坦々風たれ
練りごまに食べるラー油とごま油を入れて、すりごまを加える
あまった餃子はアレンジすれば、いつもと一味違う料理として楽しむことができます。節約時短にもなるアレンジアイディアも含め6つ紹介します。
①鍋
鶏がらスープベースの鍋に、キャベツやニラを入れ、肉の代わりに餃子を入れれば餃子鍋の完成です。
いつもの鍋の〆に餃子を入れるのもおすすめです。
②具沢山スープ
キャベツ、ニンジン、もやしなどの具沢山スープに餃子を加えます。朝ごはんの一杯にもおすすめです。
③グラタン
残った焼き餃子を、隙間をあけて器に並べてホワイトソースを流し入れ、その上にピザソースやミートソースを入れます。最後にピザ用チーズをかけて焼くだけで、あっという間にグラタンの完成です。
④お好み焼き
フライパンやホットプレートに一重の円で放射状に餃子を置き、隙間にお好み焼きの生地を流し入れて焼きます。材料をたくさん用意しなくてもボリューミーで食べ応えがあるお好み焼きが食べられます。
⑤ロールキャベツ
ロールキャベツの中身を餃子にするだけの時短レシピです。
キャベツからひき肉がはみ出たり、キャベツが破れて具が出てきたりすることがなくなるので、きれいなロールキャベツに仕上がります。
⑥麻婆豆腐
ひき肉の代わりに餃子をそのまま入れるだけの時短レシピです。
煮込んでいる間に餃子の皮が柔らかくなってくるので、混ぜながらタネを出せば餃子の形がなくなり麻婆豆腐の具材になります。
「餃子日本一」というと栃木県の宇都宮と静岡県の浜松で争っているイメージがありますが、2022年の餃子の購入頻度、支出金額で1位だったのは、なんと宮崎県なのです。
宇都宮餃子、浜松餃子、宮崎餃子(丸岡餃子)それぞれの特徴を紹介します。
一般的な餃子は豚ひき肉が具のメインであるのに対し、宇都宮餃子はキャベツや白菜など野菜がメインで肉やニンニクが少なめなので、さっぱり食べることができます。
皮は比較的厚めでしっかり焼き目がついている餃子です。
円形に焼いた餃子の真ん中の空いた部分に付け合わせの茹でもやしがトッピングされているのが特徴です。
中身の具は浜松餃子も野菜がメイン。ただし使われる野菜は地元産のキャベツと玉ねぎです。
肉は豚ひき肉を使いますが、宇都宮餃子より肉の比率は大きいので肉の旨みと玉ねぎの甘さが感じられます。
皮は薄め、焼きは軽めで、付け合わせのもやしが箸休めになり何個でもパクパクと食べられます。
宇都宮餃子や浜松餃子が飲食店で食べる餃子なのに対し、宮崎餃子(丸岡餃子)は家庭で食べるために持ち帰り用で売られている生餃子を指します。
決まった定義があるわけではなく、あえていうならば具材に宮崎県産のものが使用されていることです。宮崎県は農業や畜産が盛んなため、豚肉やキャベツ、ニラ、ネギなど豊富な食材が使われています。
こうして比べてみると、同じ焼き餃子でも地域ごとに特徴の違う餃子が食べられているんですね。
ふるさと納税の返礼品にはいろんな地域のおいしい餃子が揃っているので、食べ比べてみるのもおすすめです。
寄付金額15,000円
※こちらに掲載している返礼品は2023年4月時点の情報です。変更されている場合もございますので予めご了承ください。