ふるさと納税ニッポン!

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宮崎県日向市(ひゅうがし)

宮崎県日向市
2016年夏

細島港から速報
今が食べごろ特大「岩かき」
早く、早く、早く届けたい!

後発の日向市が取ったふるさと納税戦略とは?

 宮崎県日向市は、日照時間が国内でもトップクラスの温暖な土地だ。同市は昔からサーフィンのメッカとして知られている。日向岬突端の馬ケ背など景勝地も多い。最近では日向岬南側の「願いが叶うクルスの海」がカップルや家族連れに大人気。十文字に裂けた断崖が十字架のように見えるのだ。また、漂泊の歌人・若山牧水の故郷でもある。日向市は、ふるさと納税にどのようなスタンスで取り組んでいるのだろうか? 
 県内には、ふるさと納税に積極的に挑戦し、大成果を上げている町がある。綾町や都城市などだ。
「日向が出遅れていたのは事実でした。綾町さんなどのがんばりは、私たちにも大きな刺激になりましたね。実際に綾町さんを訪ねて、取り組み方などを参考にさせていただいたりもしました」(日向市総合政策課・黒木孝亮さん)
 しかし、市のふるさと納税への新たな取り組みは順調とはいえなかったらしい。「日向時間という言葉があるんですよ」と黒木さん。
 この辺りの人たちは、のんびりで、時間にもルーズなところがあるという。何よりガツガツしていない。商売っ気がないのだ。市から話を持ちかけても、「なんでそんなにあくせく儲けなきゃいかんの?」という反応が業者や生産者から返ってくることも少なくない。日向は「ひむか」で日に向うの意。お日様がぽかぽかとあたたかいし、何もあわてる必要はないというところか。
 同市のふるさと納税がようやく本格稼働し始めたのが2年前から。特産品を育てるところから始まった。
 2013年(平成25年)に、わずか250万円弱だった寄付金額は、翌年度には、2億5000万円弱。翌々年度には、5億1000万円超えと2倍以上ジャンプアップする。ようやく歯車が噛み合い始めた。返礼品の品目も71品目まで増えてきた。そのなかでも、ぜひ注目しておきたいのが「細島岩かき」だ。

岩かきの味には自信あり

 岩かきが養殖されている細島港は、山がそばに迫り、入り組んだ入り江がつくる天然の漁場。漁港内に、岩かきを育てる筏が浮かんでいる。
「試験的に始めたのが、2011年(平成23年)頃から。さらに本格的に取り組み始めたのが、この数年、ごく最近のことなんです」(日向市漁業協同組合・児玉慶太さん)
 まさに今、日向市の新しい特産品が作られようとしているわけだ。
 ただ、岩かきの生産はそれほど簡単ではなかったという。潮の流れ、筏の設置法など、検討すべきことが次々と浮上した。しかし、それらを乗り越え、ようやく今年、ふるさと納税での初出荷にこぎつけたのだ。
 細島岩かきは、3〜9月が出荷シーズン。夏になるとサイズが最も大きくなり、6〜7月がいちばんの食べ頃だ。岩かきの味には自信ありと、児玉さん。細島は、岩かきのエサとなる植物プランクトンが豊富。しかも、港に接する山からの伏流水が、筏のそばまで流れこんでいる。この好条件がおいしい岩かきを育てるのだ。
「お客さんから『おいしかったよ、ありがとう』って言われるのが、いちばんうれしいね」。
 安定量を生産し、ぜひ細島岩かきを地元の名産としたい。それが児玉さんの次なる目標だ。
 また、宮崎といえば「宮崎牛」。日向市においても、宮崎牛は、やはり返礼品の目玉の一つ。日向産宮崎牛は、エサに米粉が使われていることがポイント。脂身が細かく、芳醇でジューシー。口に含むとほのかに甘く、サッパリとしていてしつこさがない。
 日向豚もおすすめだ。日向市内の小規模農家が子豚の段階から手をかけて、丁寧に育てている。このため、肉には臭みがなく、やわらかくて脂が美味。トンカツにも生姜焼きにも好適だ。

マンゴーの収穫のしかた知ってますか?

「マンゴーは育てるのには大変な手間がかかります。ですが、それだけに育てる面白みもあるんです」(マンゴー農家・一政洋介さん)
 実は、一政さん、7年前までは農協に勤務していた。当時の東国原英夫県知事が、宮崎のセールスマンとして全国にマンゴーを大々的にプッシュ。それに感銘を受け、思い切って農協を辞め、マンゴー農家になったのだ。
 とはいえ、その道のりは平坦ではなかった。東国原県知事が辞めると、マンゴーの価格が半値以下に下がったこともあったという。それに、そもそもいきなりマンゴーを育て始めたのだから、花の受粉一つにしても、剪定法にしても、わからないことが山ほどあった。
「ようやく軌道に乗ったのが去年くらいからですね」(一政さん)。
 マンゴーは、完熟後に自然落下したところを収穫するのが原則。完熟したマンゴーが落ちそうになったら、一つ一つを、すっぽりくるむような袋状のネットで吊り上げる。マンゴーが枝から落ちると、この袋状のネットが果実を受け止め、ようやく収穫ということなるのだ。
 しかし、ネットをかけるのが早すぎると、マンゴーが袋に包まれて、落ちるのを待っている間に、袋の網目が表皮についてしまう。それでは売り物にならない。一方、ネットをかけるのが遅れると、マンゴーはそのまま地面に落下してアウト。なるべくギリギリまでネットをかけないのが理想だ。しかし、欲をかきすぎると、あっという間に地に落ちて、今までの苦労が水の沫になる。「だからマンゴーを育てるのは、欲と理想のせめぎ合いなんですよ」と、一政さんは笑う。でも、そこが面白く、やりがいもあるのだと。毎日、何度もハウス内の何百・何千とあるマンゴーの1つ1つを見て回り、手をかける。こうして丁寧に育てられた日向産マンゴーは、とろけるような甘さと、南国の芳醇な香りで、大人気なのだ。申し込みが予定数に達し次第、受付終了なので、申し込みはお早めに。
夜泣きの赤ちゃんより
手がかかるうなぎの稚魚
 最後にもう一人、日向市の「育てる」ことに憑かれた生産者を紹介しよう。ハーブうなぎを養殖する日向養鰻場場長の河野和敬さんだ。
 宮崎県北部、東郷地区の山間にある養鰻場には、養殖用の生簀が設置されたハウスがズラリと並ぶ。ハーブうなぎは、その名の通り、エサに乾燥グァバ葉の配合されたハーブが使われている。
「うなぎがハーブの匂いになるというわけではないんですよ」と河野さん。ハーブをエサにすることで、うなぎの脂が、しつこさのない上品なものになるという。
 仕入れたうなぎの稚魚は、養鰻場で半年以上かけて大事に育てられ出荷されるが、それまでの手間は実に膨大。
 池の水温は、年間を通して30℃前後に設定されている。水車を回すことで、池の水を常時還流。稚魚は成長度合いに応じて選別し、それぞれ別の生簀で育てていく。当然ながら、毎日うなぎが元気かどうか、目を光らせていないといけない。
「稚魚の場合、それこそ夜中も1時間おきに見て回ります。夜泣きの赤ちゃんより手がかかるんですよ(笑)」(河野さん)。
 その言葉からも、稚魚たちを自分の赤ん坊のように愛着をもって育てていることがよくわかる。
 養鰻場のそばには、耳川が流れる。この耳川が、まさに清流。ハーブうなぎのクセのない、品のよい味わいを生み出すのに、この自然豊かな環境が一役買っているのだ。
「うちのうなぎは日本一と、自信をもって育てています」と、河野さん。現在、うなぎの生産高は、1位鹿児島県、2位愛知県。宮崎県は、これに次ぐ3位と一大産地になっている。味に加えて生産量も、日本一を目指しているとのこと。
 こうして生産者から話を聞いていると、日向市の「新しい特産品を作りたい」という願いは、着々と実を結びつつある、ということがわかる。
 そしてこの夏、南国の陽光をあびた、豊かな実りの数々が私たちの手元に届けられる。(文/五十畑茂、撮影/藤原武史)

特典

最新のクチコミ

※カッコ内の金額は使用した寄付金額です

宮崎県日向市
日向完熟マンゴー(10,000円)

ポールsaiko!さん

宮崎県といえばマンゴーです。
日向市のマンゴーは到着時点が食べごろ状態で発送されます。
美味しすぎてほっぺた落ちそうです。返礼品での果物代表だと思います。
オススメいたします。

2018/01/12

宮崎県日向市
日向完熟マンゴー(10,000円)

じゅんパパさん

とても大切に育てられたマンゴーというのが見てすぐにわかりました。
色も形も味も抜群です!
樹の上で完全に熟して、樹から落ちるまでネットの中で育てるそうです。
甘すぎるくらいに甘いです。
食べるのがもったいないくらいでした。

2017/09/04

お問い合わせ先

日向市ブランド推進課

0982-56-1630 0982-56-1630

お申し込み時に「ふるさと納税ニッポン!」を見たとお伝えください。

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