ふるさと納税ニッポン!

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高知県四万十市(しまんとし)

高知県四万十市
2019冬

巧みな技で焼き上げた地然鰻、幻の「四万十牛」に香り高き鮎。四万十育ちの天然ものを堪能あれ

川漁師が惚れ込んだウナギは天然に迫る味わい

 高知県の西南部、日本最後の清流・四万十川の中流から下流域に位置する四万十市。全長196kmを誇る四国で一番長い大河は300を越える支流を集め四万十市から太平洋へと注ぎ込む。鮎や川エビ、ツガニ漁など伝統的な川漁文化が今も伝えられ、川から享受する豊かな恵みに溢れる同市は「川とともに生きるまち」でもある。 四万十市のふるさと納税は平成20年に始まり、ここ2年で返礼品の数は80品から250品へと3倍ほどに充実し、寄附額も年々増加している。「山川・海が揃う四万十市はおいしいものが沢山あります。また物だけでなく体験型の返礼品にも力を入れたいです」と四万十市観光協会の水本美幸さん。 返礼品の約3割を占めるのがウナギ。「四万十屋」は、川魚を出す店として始まったが「ウナギといえばここ」といわれるほど、今やウナギが名物となっている。「おいしそうに焼けちょうろう」と、焼きを担当するのは川漁師でもある佐田明生さん。「焦げたようでもないし、生のようでもない、煙の加減で見極めるがよ。長年の勘やね」と続ける。「串打ち三年、裂き八年、焼き一生」というが、ウナギはどう焼くかが大切。焦がさずに皮と身の両面にしっかり火を通し、秘伝のタレに絡ませる。基本の材料は醤油、みりん、砂糖だが、素焼きにした頭と骨を入れることでウナギの脂と旨みが混ざり、味に深みが生まれる。
 川漁師が惚れ込んだのが「地然鰻」。数少ない天然ものの代用として農業と同じように池に敷き詰める土作りからこだわり、薬品を一切使用せず自然に近い環境で養殖する。高知県内で獲れたシラスだけを一般的な飼育期間の2倍となる1年半~2年をかけてじっくりと育てるため身の締りがいい。「厚みがあって脂が乗ってるから時間がたってもやわらかい」と佐田さん。味わいは天然に迫る。

四万十が育んだ幻の牛は甘みが強く、口どけ至極

 四万十市の西土佐地域で年間70頭しか生産されていない幻の牛が「四万十牛」だ。人里離れた静かな山あいにある飼育場を訪ねると、穏やかに過ごす牛たちの様子が印象的だった。「この環境が牛にとって何よりいいんだと思います」と四万十牛本舗の横山真紀さん。
 牛は毎日何十ℓもの水を飲む。ここでは栄養バランスに配慮した特製飼料と地元の稲わらに加え、四万十川の支流から引いてきた清流の水を与えている。良質な水を飲ませることで、極上の肉質と脂質に仕上がる。四万十牛もまた風土に育まれた味わいだ。
 出荷されるのは、出産未経験の若い黒毛和牛のみ。その肉は、やわらかくてキメが細く、口に入れると甘みが強いのに脂身はさっぱりしている。肉質の等級もA4からA5と上質。「サシは芸術です」と横山さん。一度食べると虜になる味なのだ。

見て癒され、体感もできる四万十の楽しみ方 体験型の返礼品にも注目!! 

【天体観望会&天文台貸切天体撮影会】
 環境省から「星空のまち」に指定されている西土佐地域にある四万十天文台。星の面白さを解説してくれるのは、星憧アテンダントという肩書きを持つ谷沙希さん。「手が届きそうなほど、星を近くに感じます」。口径36cmの反射式望遠鏡・四万十スターを覗くと「肉眼で見るのとは違った驚きや発見があります」と谷さん。秋冬は空が澄んでひときわ星が輝く。12月には双子座流星群がみられる。

【四万十川を満喫! カヌー半日コース】
 初心者にも安心の半日コースは、四万十川のシンボル沈下橋を間近で体感できる。午前の部は「勝間沈下橋」を、午後の部は「高瀬沈下橋」をくぐり、清流を約2時間かけて下る。水面を滑るように進む感覚は爽快そのもの。年間を通じて楽しめ、水の透明度が増す冬カヌーも魅力的。季節によって様々な風景に出会える。

【四万十川観光遊覧船乗船券】
 川沿いにはいくつもの遊覧船の船着場があり、各乗り場にそれぞれの楽しみ方がある。例えば、舟母船と呼ばれる昔ながらの帆掛け船では、白い帆に風を集め進む風情ある船旅を満喫できる。屋形船からは沈下橋や鮎の遡上を間近にみることができ川岸とは違う景色を味わえる。船頭さんとの会話も楽しみたい。

天然鮎は四万十の象徴、清流の恵みは川の味そのもの

 四万十川の中流・西土佐地域にある「鮎市場」は、天然鮎をはじめ、四万十川で獲れた天然の水産物を扱う直売所でもある。訪ねた日にも地元の川漁師が獲れたての鮎を持ち込んできた。天然ものは胸元やヒレが光り輝き、体の色も黄色味をおびている。鮎は川底の苔を食べて育つ。全国屈指の水質を誇る清流の苔を食べて育つ四万十鮎は、雑味がなく鮎本来の旨みと香りを堪能することができる。「脂の乗り方、身の締り方、太り具合、天然は個体差があります。同じであって同じでないところがいいんです」と市場長の平野三智さん。
 鮎の香りと風味が一層際立つのがシンプルな塩焼き。「炭火で焼くときのコツは強火の遠火。30分かけて焼き上げます。背脂の甘みがおいしいので背中からかぶりついてください」。
 もうひとつご紹介したい清流の恵みが、地元では「ツガニ」と呼ばれるモクズガニ。川と海とがつながったキレイな汽水でしか成長できず、四万十川の豊かさを象徴する食材だ。カニ漁は8~10月の2ヵ月だけ行われ、地元では秋のご馳走として知られる。   モクズガニはハサミの部分に密集した毛が藻の屑のように見えることからその名が付いたとされ、高級食材・上海ガニの仲間。「上海ガニは味噌がおいしいっていうけど、ツガニは味噌も身もおいしいんですよ。いい出汁がでるからお鍋やうどんに最高です」と、平野さん。シンプルな塩ゆでは川の香りを存分に味わえる。身はしっとりとやわらかく甘みがあり、何より濃厚な味噌の味は絶品だ。爪の大きな雄は食べ応えがあり、一回り小さい雌は味噌がたっぷりと詰まってる。

和だけじゃない! 洋でも良し鮎の新しい味わい方

「四万十を語るならまずは鮎を知らないと」と語るのは、鮎市場のお隣にある道の駅「よって西土佐」の駅長・林大介さん。注目を集めているお土産が天然の良さを残したまま上品に仕上げた「鮎のコンフィ」。コンフィとは、オイルで長時間低温調理したヨーロッパの保存食。「鮎といえば塩焼きやフライ、甘露煮が一般的ですが、洋風に仕上げることで鮎の新しい味わい、可能性を作り出したかった」と林さん。25cm以上の特大のものだけが使われるため、食べた時の満足感も大きい。オイルで8時間かけてじっくり煮込むことで、頭から骨までヒレひとつ残すことなく丸ごと食べられる。
 鮎以外の素材にもこだわり、四万十の山中で天日だけで製塩された山塩と地元西土佐産の新鮮な香草を使う。地元の素材が地元の天然鮎の味わいを引き立てる。ぜひ辛口の白ワインと共に味わってほしい。
 四万十市は川だけでなく海の幸も格別。「うちのタタキは日戻りガツオのビリガツオです」と話すのは老舗魚屋の3代目・山崎敦嗣さん。初ガツオに戻りガツオは知っているが、日戻りにビリとは初耳だ。
 まだ暗い早朝に高知県沖の漁場に出て、その日のうちに港に戻り水揚げしたのが日戻りガツオだという。「さばいたときに硬直してなくて、ゴリゴリするほど新鮮ながよ」と山崎さん。ビリとは、鮮度の良さを表わす方言で死後硬直が始まる前のカツオだけを指す。藁でサッと炙り、生が9割、焼きが1割に仕上げる。すぐに氷でしめて皮と身の断面をくっきりさせると見た目にも美しいタタキができ上がる。 
 四万十タタキは店々独自の塩ダレで食べる。特産の柑橘「ぶしゅかん」を搾った特製ダレは酸味がまろやかで風味が豊か。たっぷりの薬味と塩ダレでいただくのが四万十流だ。 
 四万十川中流域はかつて四国でも有数の栗の産地だった。特産品の四万十栗を再生する取り組みが進んでいる。そのひとつが四万十栗の商品化だ。
 畑がある川沿いの傾斜地は日当たりと水はけが良く、1日15度以上にもなる寒暖差が実を甘くする。他にはない甘みと香りを閉じ込めたのがこのチーズケーキ。高知県産生乳を使ったチーズクリームに栗ペーストを練り込んだ生地は、チーズの酸味の中に栗の甘みがしっかり感じられる。ケーキの上で黄色く鮮やかな色を放つ甘露煮は、少量の砂糖だけを加え栗本来の甘さで勝負する。
「栗のおいしさと栗畑がつくりだす景観を次の世代へ託すと共に、栗の加工品を通じて四万十川のファンを増やしたいんです」と、しまんと美野里の佐藤美穂さん。特産品のおいしさを知れば四万十のファンになるに違いない。ふるさと納税が全国から観光客を呼び寄せる原動力になってほしいと観光協会の担当者も期待を寄せている。

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四万十市企画広報課

0880-34-1810 0880-34-1810

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