ふるさと納税ニッポン!

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北海道白糠町(しらぬかちょう)

北海道白糠町
2016年夏

この町名を覚えておくとよい
来年は「誰もが知っている町」になっている!

満足度の高い魅力的な特典ばかり

 ふるさと納税の全国ランキングで、上位に入る自治体が多い北海道。その北海道に、猛スピードで寄付件数・金額を伸ばしている自治体がある。それが、道東にある人口8300人の白糠町だ。
 白糠町は、釧路空港から西へ車で約20分のところにある自然豊かな町。南を太平洋、北を阿寒連峰に囲まれ、道内でも降雪量が少ない地域として知られている。
 そんな白糠町が、ふるさと納税の寄付者にお礼の品を送るようになったのは、実はつい最近の2015年(平成27年)10月。それからわずか半年で、直前の半年間で5件だった寄付件数は6900件になり、132万円の寄付金は1億5000万円を超えた。実に半年間で寄付件数が約1300倍に、寄付金が約110倍になった。
 白糠町企画財政課主幹の佐々木康行さんに聞いてみた。
「返礼品を送るようになった最初の1カ月で寄付金が5000万円を超え、数字が一瞬で塗り替えられました。この予想外の展開には、私たちふるさと納税チームは、驚きとともに白糠町の特産品のポテンシャルの高さを証明できたと、とても喜びました」。
 この快進撃には序章があった。
「実は、返礼品導入の数年前から、町役場主導でインターネットで特産品の販売を始めていました。すでに町には、地元の生産者が熟慮を重ねた品々が揃っていたのです」。
 ふるさと納税でも、ユーザーの満足度の高い魅力的な返礼品を最初から何種類も用意できたのだ。
「それで、ここにはおいしそうなものがいっぱいあると、白糠町が全国のみなさんの目に留まったのだと思います。いくら、毛がに、鮭、ししゃも、柳だこ、水だこ、たらこ、牛肉、エゾシカ肉、チーズ、しそ焼酎「鍛高譚」など、返礼品数は50種類になりました。これからも、地元の生産者の方々と協力して、白糠に寄付していただいた皆さんに喜んでもらえる返礼品を揃えていくつもりです」。
 今後、白糠町では宿泊や体験ツアーなど食品以外の返礼品も随時増やしていく予定で、最終的には交流人口の増加、移住に結びつけていきたい考えだ。

「解凍したらガッカリ……」なんてありえない!!

 そんな白糠町の返礼品の目玉は、やはり海産物。数ある海産物のなかでも人気を二分している返礼品が「北海道海鮮紀行いくら(醤油味)1㎏」と、「しらぬか産CAS冷凍大(700g以上)毛がに」。
 いくらの生産者で海産物の加工・販売を行うのは広洋水産。
「鮭の種類や魚卵の時期によって、いくらの味は大きく異なります。なかでも9月から10月末にかけて川を上ってくる秋鮭の熟成卵が、一番おいしいと言われています。新鮮でプリプリの粒と、魚卵独特の旨味が多いのが特長です」(広洋水産第二食品工場長代理・工藤啓介さん)。
 返礼品にも、その一番おいしい秋鮭の熟成卵のみを使用。魚卵の鮮度と旨味を逃がさないために、4工程ある洗浄作業を素早く行い、鮭のおなかから取り出した30分後には、薄味の醤油に漬けている。
 広洋水産のいくらの醤油漬けは、多くの寿司店や料亭に卸されています。その理由の一つとして独自の製法(窒素による酸化防止)により、1年を通して作りたての味をお楽しみいただけるからです。
 もうひとつの「しらぬか産CAS冷凍大(700g以上)毛がに」は、白糠漁業協同組合の自信作。同町では2006年(平成18年)から毛がにの乱獲を防ぐために制限を設け、甲羅が9㎝以下のものは獲っても海に帰してきた。
「だから、白糠産のものは重量が600〜700g以上もある、日本一大きい毛がになんです。そのビッグな毛がにをCAS冷凍(細胞を壊さない冷凍法)しているため、冷凍庫から冷蔵庫に移して自然解凍すると茹でたてと同じ食感と味が楽しめます。冷凍ものにありがちな水っぽさや、中の味噌が流れるようなことがなく、解凍したらがっかりなんてことは決してありません」(白糠漁業協同組合事業部係長・日浦一成さん)。
 「毛がにといえば白糠だと聞いていたが、こんなにおいしいとは!」「どこの毛がにより好きです」など、高評価コメントが全国から続々と届いているという。

ジビエファンが太鼓判を押す有名ハンターのエゾシカ肉

 白糠町は、北海道有数のエゾシカの生息地でもある。10月1日〜3月31日の狩猟期には、降雪量が少ない同町に越冬のため、遠方からもエゾシカが集まる。
 白糠には、1年間で1200頭のシカを仕留めるスゴ腕ハンターとして有名な馬木葉代表取締役・松野穣さんがいる。松野さんが撃ったエゾシカ肉がふるさと納税の返礼品に加わり、ジビエファンを中心に人気を集めていると聞き、編集部も猟に同行した。
 同町では20年前に、エゾシカの作物被害を解決するために町から狩猟の補助金が出るようになり、エゾシカの狩猟が盛んになった。松野さんが農家からハンターに転職したのもそのころ。その後は徐々に食用として、エゾシカ肉が流通に乗るようになったという。
「エゾシカの肉は赤身のおいしさと癖がない風味が特長です。しかも低カロリーだから、女性受けもいいんです。味も肉質も豚肉や牛肉のいいとこ取りで、想像するような臭みはぜんぜんないんですよ!」(松野さん)。
 松野さんは、エゾシカの狩猟から加工、出荷まで、自身で一貫して行っている。その狩猟技術はもちろん、解体や加工などの手際の良さは折り紙つきだ。
 加工されたシカ肉は、最高級エゾシカ肉として全国の有名レストラン約450店に出荷されている。
「私がふるさと納税に出しているのは、小ジカのモモ肉とロース肉です。小ジカは、肉質がやわらかくて、初めての人でも食べやすい。ふるさと納税を機会にぜひ、エゾシカ肉を味わってください」(松野さん)。
 この春からは、松野さんの狩猟を同行見学できる、エゾシカの狩猟体験ツアーも返礼品に加わった(見学のみなら狩猟免許不要)。もちろん、生々しい場面もあるが、「命の食べかた」を、現実に感じられる意義あるツアーといえる。
 ”エゾシカの町“は、”たこの町“としても有名だ。全国の北海だこの水揚げ量の6割を占めている。北海ダコの一種で巨大だことして知られる、水だこを使った返礼品が「酒の肴にしゃぶしゃぶに たこ三昧セット」だ。マルツボで、加工現場も見学しながら、代表取締役・大坪洋一さんに話を聞いた。
「大きいもので重さ20㎏、全長2mある水だこが、陸に最も近づくのが12月から4月。この時期の水だこが一番、身の締まりがよくて甘味があり、うちではこの時期のたこを冷凍しておいたものを加工しています。水揚げしたその日のうちに、一番太い足のももの部分を塩もみし、それを3〜4㎜にスライスしてから冷凍しているので、しゃぶしゃぶ用の水だこは歯ごたえがいいんです。しゃぶしゃぶだけではなく、刺身でも召し上がってみてください」。
 またこの返礼品には、しゃぶしゃぶ用の冷凍だこと一緒に、たこをタレに漬けた珍味もセットになっている。薄くスライスした水だこが、キムチ・わさび・しょうがの3種類のタレにそれぞれ漬けてある。大坪さんが「水だこをもっと手軽に食べてもらいたい」と自ら開発したもので、地元では酒の肴やご飯のお供として親しまれているそうだ。
 最後に、4月から同町の返礼品のラインナップに加わった「白糠牛すき焼き用しゃぶしゃぶ用セット」も紹介したい。同町には日本最大の屋根付き牛舎があり、そこでは、道内全域の牧場で生まれた約2万頭の肉牛(ホルスタイン種)が育てられている。そんな白糠育ちの牛肉は脂身が少なくヘルシーなのが特長だ。
 白糠町は「食と食材のまち」というだけあって、ほかにも、魅力的な特産品が多く揃っている。これからの”伸びしろ“も十分ありそう。この町の、半年後、1年後の更なる大躍進に注目したい。(文/新井史子、撮影/棟方直仁)

特典

最新のクチコミ

※カッコ内の金額は使用した寄付金額です

北海道白糠町
白糠牛すき焼き用しゃぶしゃぶ用セット(10,000円)

しそひじきさん

冷凍の場合、固まりで届くと半分解凍してカットしたりして小分けに苦労するのですが、一度解凍してしまうとせっかくの鮮度が落ちるのが気になってました。
でもこちらのは数枚毎にフィルムで小分けされているのでそんな心配無し。
核家族にとって、とてもうれしい心配りでした。

2018/02/09

北海道白糠町
白糠牛すき焼き用しゃぶしゃぶ用セット(10,000円)

まぐさん

牛肉はなかなか高くて普段買わないので、こちらを選んで納税してみました☆
1kgとボリュームがあって、そして肝心のお肉は肉厚でした~!
すき焼き用としゃぶしゃぶ用で厚さが違っていましたが、どちらもいろんな料理に使えます。
私はハッシュドビーフ、ビビンバ、冷しゃぶなどなど作りましたがどれも美味しかったです。

2017/07/13

北海道白糠町
北海道海鮮紀行いくら(醤油味)(20,000円)

さくさん

ずっと楽しみに待っていました!綺麗ないくら、そして大量です(笑)
自治体に寄付ができて、いい気持ちになって、特典がもらえてまたいい気持ちになれる!
本当にいい制度だとおもいます!
大切に、いただきます。

2017/02/08

お問い合わせ先

白糠町企画財政課

01547-2-2171 01547-2-2171

お申し込み時に「ふるさと納税ニッポン!」を見たとお伝えください。

白糠町
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