ふるさと納税ニッポン!

map

千葉県南房総市(みなみぼうそうし)

千葉県南房総市
2019冬

噛むたびにコクと旨みが増幅! クジラを極めた老舗が手がける熟成肉は刺しでも〝たれ〞でも!

クジラのまちに江戸から伝わる伝統食

 房総半島の最南端に位置し、東京湾、太平洋と三方を海に囲まれた南房総市。北側には県下最高峰、標高408mの愛宕山や、長編小説『南総里見八犬伝』の舞台となった富山など、緑深い山々が連なる。温暖な気候で、年間を通して海・山の幸に恵まれたこのまちは、まさにグルメの宝庫。地域には伝統の食文化が今もなお深く根付いている。その代表とも言えるのが「クジラ」だ。
 同市には関東唯一の捕鯨基地である和田漁港があり、年間26頭のツチクジラが水揚げされる。遡ること約400年前、江戸時代初期からこの地で連綿と続くクジラ漁。その頃から、庶民の味として親しまれているのが「クジラのたれ」である。これは、いわばクジラの干し肉。市内で古くから鯨肉を加工・販売するハクダイ食品の代表取締役・大川浩司さんは「クジラ料理の中で一番好き」と太鼓判を押す。
 同社では、熟成後スライスしたツチクジラの赤身肉を、醤油・塩ベースの秘伝のタレに2晩漬け込み、天日干しに。軽く火で炙ってからいただく。黒に近い色のため、固くて濃い味を想像するかもしれないが、実際はクセがなくまろやか。熟成させているから、肉質も非常にやわらかく、噛めば噛むほど旨みを感じる。マヨネーズや一味を合わせてもいい。尾びれを千切りにし、コリコリした食感の「さらし鯨」、サラダやチャーハンにオススメの「鯨くじら
ベーコン」が入った、「鯨3種セット」で食べ比べをしてみてはいかが。
 クジラは、刺身で食べてもうまい。「熟成ひげ鯨赤身小切れ」は、チルド室で3日ほど寝かせ熟成させた刺身用鯨肉。さっぱりしているのに上質なコクと甘みがある。「寝かせることで旨み成分をギュッと凝縮、身もやわらかくなって、これがうまい。真空冷凍パックでお届けするので、ご家庭でも最高の状態で楽しめます。生姜醤油をつけて、ぜひ刺身で食べてほしいね」(大川さん)。もちろん竜田揚げやカツ、ステーキにしても絶品だ。道の駅「潮風王国」内にある、ハクダイ食品直営の「せん政水産」では、刺身をはじめ、竜田揚げやカレーパン、コロッケなど、バラエティに富んだクジラ料理の数々がいただける。

魚を愛する社長が手がける鮮度抜群&旨み凝縮の干物

 アジ、キンメダイ、スルメイカ、カマスと4種の干物が味わえる、人気の「地魚厳選干物セット」を出荷するのは利左エ門。南下する親潮(寒流)と北上する黒潮(暖流)が交わる房総半島沖は栄養が豊富で、多様な魚介の豊かな良漁場となっている。
 干物だって鮮度が命。同社では、魚を愛する同社社長の大川晃さん・専務の葉子さん夫婦が、千倉漁港を中心に南房総圏内の漁港へ毎朝出向き、水揚げされた地魚を鋭い目利きで買い付け。新鮮なうちに手作業でさばき、加工する。仕入れから販売までを一貫して自社で行うことにこだわっている。
「社長が大の魚好きでね、水揚げされた鮮度抜群の魚を干物にしてみたかったようなの」と葉子さんは笑う。良質な素材だからこそ、余分な味付けは不要。国産塩のみを使い、脂の乗り、大きさなどにより塩度を調整し、素材の持ち味を最大限引き出す。天日干しと機械乾燥を併用し、じっくりと時間をかけて一つ一つ丁寧に作られた干物を冷凍して袋詰めに。冷凍で届いた干物は、冷凍のまま焼くのがおいしく食べるコツ。凝縮された旨みと、ふっくらやわらかな味わいが楽しめる。
 今秋、初登場する「地魚の塩麹漬け3種セット」も期待を裏切らない。旬の魚を塩麹に漬けることで、デンプンやタンパク質が分解されやわらかくなるとともに、アミノ酸などが作り出され旨みが倍増。「特にキンメダイは、上品な脂と麹の甘みがベストマッチ。麹の香りが食欲をそそり、ご飯にもよく合います。ウロコを取っているので、皮目まで焼いて、香ばしさも楽しんでほしいです」(葉子さん)。

「味・形・香」三拍子揃った極甘メロンと大粒イチゴ

 南房総市は、温暖な気候を生かした農業も盛ん。「千葉アクアメロン」は、同市がふるさと納税制度を始めた年から不動の人気を誇る返礼品だ。
 これは、果物の王様と言われるマスクメロンの改良種で、約20年前に千葉県で誕生。一般的に栽培が難しいと言われる「純系品種」だが、安田農園では低農薬・有機質肥料、徹底した温度管理で手間暇かけて育てることで高品質を保っている。農園には採光と通気に優れたガラス温室が8棟。各温室で育成時期をズラしているため通年収穫を可能にしている。
 温室の中に入ってみると、美しい網目をまとったメロンがズラリ。1本の苗木には複数の実がつくが、適宜、摘果され「これぞ」という1玉だけを丹精込めて育て上げる。何より素晴らしいのは、甘みとジューシーさ。糖度は13度以上、青色の果肉は皮近くまでやわらかく、一口頬張れば果汁がジュワ~っと溢れ出る。
 同農園代表・安田正一さんによると「冬は晴天率が高く、温室内でじっくり育つので味わいもよりしっかりする」と、意外にも、冬のメロンこそオススメなのだという。1万5000円以上の寄附で1玉から複数のコースが揃い、贈り物としての人気も高い。
 メロン栽培の達人、安田さんは、実は米づくりの経験の方が長い。もともと米・野菜農家であり、低農薬で、土や水をきれいにする微生物資材を使い稲の生育に適した環境づくりからこだわっている。品種はコシヒカリ。収穫後、遠赤外線乾燥機にかけることで、均等に熱が行き渡り、スムースに水分が乾燥。旨み成分がしっかり閉じ込められ、味や香りが際立つのだ。今回お届けする「新米」は、こだわりの集大成。ぜひ炊きたてで味わってほしい。
 12~5月に収穫を迎えるのは、イチゴだ。「甘さたっぷり房州産いちご4パック」を出荷するりっちゃん農園では、今回お届けする「紅ほっぺ」をメインに3品種を栽培する。26年前に祖父母が始めたイチゴ栽培を5年前に引き継いだ同農園代表・松本竜巳さん。「土作りが最も大切」と、就農前に周辺農家を巡り、肥料などについて研究を重ねたという。有機質肥料を使い、土中の養分を最大限吸収してできたイチゴは、大粒で濃厚な味わい。しっかりとした食感で、強い甘みの中に酸味がしっかりと活きており、イチゴ本来の「甘酸っぱさ」が楽しめる。
「スーパーで売られているイチゴと違い、ヘタまで真っ赤な完熟イチゴを、収穫したその日に発送します。食べ頃は、届いたその日! 本当においしいので、収穫期は僕も毎日食べています(笑)」(松本さん)。

「みんなで盛り上げよう」一丸となった取り組みが結実

 2008年に開始した南房総市のふるさと納税。寄附金額は初年度の180万円から順調に増え、昨年度は2億9000万円に。今年30年度は5億円を目指す。
 寄附件数が右肩上がりに増加している大きな理由は「みんなで盛り上げよう」と、生産者と市が一丸となって取り組んでいる姿勢にありそうだ。同市では、他自治体の先進的な取り組みや事例などについて、みんなで話し合う「勉強会」を年に一度開催。また、返礼品に同封するワンストップ特例の申請書裏にメッセージ欄を設けたことで、寄附者からの声も届きやすくなり、より生産者の意欲も高まっているという。「返礼品を通して、土地柄や生産者たちの人柄・取り組みを知ってもらい、南房総市を好きになってもらいたいです」(同市・松田浩史さん)。ふるさと納税でこのまちを知ったなら、実際に現地を訪れ、その魅力を直接感じてほしい。

特典

最新のクチコミ

この記事の特典に関するクチコミはまだありません。

お問い合わせ先

南房総市企画政策課

0470-33-1001 0470-33-1001

お申し込み時に「ふるさと納税ニッポン!」を見たとお伝えください。

南房総市
掲載情報は最新の情報でない場合がございます。
詳細は上記お問い合わせ先、または各自治体のホームページなどでご確認ください。
ページ内のトップへもどる