総力取材記事

旬のル・レクチェを筆頭に、丁寧に、正直に作られた加茂市のいいもの、ずらり登場!

旬のル・レクチェを筆頭に、丁寧に、正直に作られた加茂市のいいもの、ずらり登場!

伝統とリノベーションが、仲良く同居するまち

新潟県加茂市は京都に似ているまちの様子から、北越の小京都と呼ばれるようになった。

加茂山公園は加茂駅から歩いて5分の市民の憩いスポット。落ち着いた一角もあり、四季折々の表情が楽しめる
市の花「雪椿」。加茂山公園に1300本が咲き誇る

市街地の中心を川が流れ、市内には歴史ある神社と風情ある街並みが続く。加茂の鎮守社の青海神社は京都の上賀茂神社、下賀茂神社の御分霊を祀る。そして川の名前は加茂川。

毎年4月上旬から5月上旬に加茂川の上を500匹の鯉のぼりが泳ぐ

歴史的にも京都にゆかりがある土地だ。駅から続く商店街には雁木が連なり、風情ある街並みが続く。

加茂山公園の秋。市内有数の紅葉スポットだ

今このまちの中で、新しい試みが進行中だ。
商店街の空き店舗をリニューアルして工房を構えるのは、ファッション好きの若者に人気のボーダーシャツのブランドだ。老舗の飴屋は、人気のアイスクリーム屋さんを立ち上げた。そしてBBC(Kamo Miyagemono Center)がオープン、カフェを備えたモダンな空間は、お土産紹介や情報発信の場になっている。
新しい風が吹く歴史あるまち、加茂をぜひ見に来てほしい。

履けば履くほど馴染む、足にぴったり疲れにくい靴

リーガルコーポレーションは日本を代表するシューズメーカーだ。その工場のひとつが加茂市にあるのをご存知だろうか。チヨダシューズはリーガルコーポレーションの100%子会社として、リーガルブランドのビジネスシューズを中心に製造している。

加茂市の工場で年間約15万足(※2019年度実績)の靴が作られている

チヨダシューズが加茂市に工場を構えたきっかけは、第二次世界大戦時の工場疎開というからその歴史は古い。
ご紹介するビジネスシューズ、ストレートチップは熟練の職人たちの手によって作られる。パーツの数は104、工程は130というから驚きだ。
「製造に機械は使いますが、その調整が重要です。革は天然のものですから、伸び具合によって機械でのひっぱり加減を変えなくてはなりません。機械の特性と革の特性を見極め、機械を調整できるようになると職人として一人前です。10年はかかるでしょうね」と説明してくれたのはチヨダシューズの社長、中島和彦さん。

チヨダシューズ中島和彦社長。「リーガルの靴の多くは純正パーツで修理ができます。どうぞ長く愛用してください」
一つ一つ異なる革の個性に合わせて機械を調整できるようになると一人前だという

「この靴の一番の特徴は手間のかかるグッドイヤーウエルト式という製法です。主に高級靴に採用される製法です。素材は繊維が細かく、独特の風合いが美しい牛革を使用しています」
靴の中底部分にはリブと呼ばれるパーツによって空間が作られ、そこにコルクが仕込まれている。コルクには弾力があり、履き込むことで足裏の形に沈み込みよく馴染む。

靴底に仕込まれたコルクが足馴染みの良さを作り出す

「履けば履くほど、この靴の良さが実感していただけると思います。自分の足に程良く合うようになり、疲れにくく感じていただけます。お手入れや修理をしていただければ長く履けます。コストパフォーマンスはいいですよ」と中島さん。

シンプルで流行に左右されないデザイン。高級靴に使われるグッドイヤーウエルト式製法で作られている。足に馴染み、疲れにくい

修理は、全国のリーガルシューズ・百貨店などのリーガルを取り扱う店舗で受け付けている。日本全国にお店があるから安心だ。

香り華やか、とろりと甘い、達人が育てるル・レクチェ

豊潤な香りと上品な甘さ、とろける食感。ル・レクチェは一度食べたら忘れられないとファンが多い。出荷時期は11月後半からクリスマス頃までの1ヵ月だけ。新潟県を代表する果物だ

加茂市でル・レクチェを栽培するのは、たかはし果樹園の髙橋誠さん。

たかはし農園 髙橋誠さん。「おいしいル・レクチェをお届けするため、日々、研究しています。どうぞ、食べてみてください」

平成21年、平成29年の新潟県ル レクチエ果実品評会で最優秀賞を受賞するなど、数々の受賞歴を誇るル・レクチェの達人だ。
髙橋さんは「おいしいものを食べてもらいたいです。常にどうしたらもっとおいしいル・レクチェができるか、それだけを考えています」と話す。
ル・レクチェは収穫までに手がかかる果物だという。余計な枝が日光を遮ると病気の原因にもなりかねないため、剪定作業は欠かせない。
「他の果物は収穫時期が近くなると余分な枝は出なくなるのですが、ル・レクチェはひっきりなし。こちらの畑の枝切りが終わったと思ったら、もう別の畑で枝が伸びている。まさに追いかけっこです」。

余分な枝の剪定にいちばん労力を使う。定期的に枝切りをしないとすぐに枝が伸びてしまうという

そうして大切に守られたル・レクチェは梅雨入り前の6月頃には袋をかけられ、成長を続ける。

ル・レクチェの畑。傷がつかないよう、6月頃には実に袋をかける

「肥料を多く与えれば、実も大きくなって、見た目もよく収穫量も上がります。でも満足できる味にはなりません。私は見た目よりおいしさにこだわりたい。だから肥料も控えめにします。そのバランスは試行錯誤の繰り返しです」とこだわりを語ってくれた。
髙橋さんの努力も一緒に実った厳選品のル・レクチェは2㎏入りの箱に5〜6個が入る。食べ頃を見極めて送るため、届いたらすぐに食べてほしい。

食べ頃を見極めてお送りするので、届いた時がいちばんおいしいタイミング

保管は箱のふたを開けて常温で、1週間を目処に食べ切るのが理想的とのことだ。
髙橋さんのル・レクチェは直売がメイン。県外で販売されることはほとんどない。達人が育てたとっておきのル・レクチェをぜひ。

人と環境に優しいお米は、食味検査96点のおいしさ

10月頃に稲刈りを迎える。田植えは6月頃なので少し遅めの収穫になる

「農薬による健康被害を無くしたい」という思いから、設立された加茂有機米生産組合。現在も安心安全な米づくりをおこなっている。
ライスグローワーズはその米を全量買い上げし、検査、保管、販売までを手がける。自社でも20haの水田を所有する社長の石附拓真さんに聞いた。

ライスグローワーズ 石附拓真さん。「私たちのお米はスペシャルなコシヒカリとして、スイスやドバイなど海外の方からも人気です」

「健康被害をなくすために始めた環境に配慮した米づくりが、おいしい米を作ることと重なりました。私たちは、農薬も化学肥料も使いません。田んぼ本来の力を引き出し、越後平野の肥沃な大地の恵みを享受して米を育てています。収穫したお米は、炊き立てはふっくら甘く、冷めてもおいしいのでおにぎりにぴったり。冷めてからがおいしいという人もいるほどです」。
加茂有機米生産組合の米は、日本米穀商連合会の食味官能評価で100点満点中96点の高得点を獲得した。特にアミロースが突出して高く、柔らかく、弾力のある米であることがデータでも証明された。
折り紙付きのおいしさで、環境にも優しい特別なコシヒカリ。お米好きなら食べずにはいられないだろう。

地元、加茂で百年愛される天然醸造越後みそ

小池商店は、天然醸造でこだわりの味噌を作る味噌屋さん。

明治時代からおよそ百年続く老舗。地元加茂市の人々に愛される越後みそを作る

創業から五代目にあたる、小池和也さんに聞いた。
「多くの味噌は、大豆10に対して糀は7〜9割ですが、うちの味噌は一番少ない越後みそ特撰で糀が11割。麹の割合が多くなると、麹の発酵によるほのかな甘みが増していきます」。

小池商店の味噌は米麹を多く使う。大豆に対しての割合は、越後みそ特撰11割、越後みそなごみ12割、越後長吉みそ華13割、越後糀屋長吉みそ14割

小池商店では春先に味噌を仕込み、秋から次の春にかけて発売する。

「限定の『越後長吉みそ華』と『越後糀屋長吉』は大豆の皮を剥いてから仕込んでいます。滑らかで溶けやすく、色白に仕上がります。『華』は大豆に糀菌をつけて発酵させた大豆糀を使っています。香りが華やかで旨みが強いのが特徴です。『糀屋長吉』は北海道産の大豆を使い、糀は14割と贅沢な味噌です。きゅうりなどにつけて味噌そのものを味わってください」と小池さん。
限定の2種は秋に発売になるが、翌年の3月頃には毎年完売するという人気商品だ。さらに昔ながらの味わいの「越後みそ特撰」、新潟県産大豆を使用し、さっぱりした味わいの「越後みそなごみ」の4種類がある。

加茂市のお礼の品のクチコミ

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